釜浅商店南部浅鍋 〜使い勝手のいい鋳物の浅鍋〜

釜浅商店南部浅鍋 〜使い勝手のいい鋳物の浅鍋〜

鋳物の良さがわかったのは、釜浅商店の南部浅鍋との出会いでした。
川島屋百貨店

釜浅商店

南部浅鍋

釜浅商店南部浅鍋
釜浅商店は、料理道具を専門に扱うお店。あるイベントで訪れ、商品の説明を受けて「優れた品」と納得して使い始めたのです。

この南部浅鍋は、同店オリジナルの商品のひとつで、岩手県盛岡市で作られたもの。鉄でできた鋳物は、重いし扱いづらいのではと心配だったのですが、手軽で便利とわかりました。

使ってみて実感したのは、鉄は蓄えた熱を安定して保つので、食材に均一に熱が伝わって、保温性が高いこと。素材の持ち味を生かしたい料理に適しているし、鍋から直接、熱々の料理をいただくことも可能です。

浅鍋と呼ばれるこのかたちは、すきやきやどじょう鍋など、どちらかというと和食のイメージが強かったのですが、これは洋食にもエスニック料理にも幅広く使えます。すっきりしたデザインに仕上げてあるので、黒い鉄の色が、料理を映えさせてくれます。

底に3本の脚が付いていて安定感があり、食器として供するのも可能。かたまり肉のローストやパエリアを作って、できたてを食卓で切り分けていただくのも楽しめます。

そのままオーブンに入れられるので、焼き色だけ付けて、オーブンでじっくり火を通す調理もあり。あるいは、アップルパイやタルトなど、洋菓子を作るのにもぴったりです。

サイズは18cmから24cmまで4種類揃っていて、おおぜい揃った食卓でも、一人分だけの料理でも、便利に使い分けできます。浅鍋で高さをとらないので、重ねて収納できるのも便利。

鋳物の鍋というと、海外の高級ブランドが人気ですが、ここまで気配りが行き届いているのは、日本の伝統技術を土台に、今のモノ作りができているから。聞けばパリで行った展示会でも大好評だったとか。日本の高度なモノ作りが、海を越えて評価されるのも納得できます。

キッチンで「今度はあの料理に使ってみよう」と思いを巡らせるのも一興です。
釜浅商店
釜浅商店
南部浅鍋
価格:18㎝ 5,500円、20㎝ 5,900円、22㎝ 6,400円、24㎝¥ 6,900円(税抜き)
問い合わせ先:釜浅商店
TEL:03-3841-9355
川島蓉子 かわしま・ようこ
1961年新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科終了。ifs未来研究所所長。ジャーナリスト。多摩美術大学非常勤講師。