女性に増えているPMSや子宮内膜症。その症状はどんなものなの?

女性に増えているPMSや子宮内膜症。その症状はどんなものなの?

社会進出に伴って増加傾向にある婦人科系の病気。女性のQOL(生活の質)を保つためにも、代表的な症状を知ることで、些細な体の変化にも注意して下さい。

女性特有の症状、PMSって何?どんな症状なの?

最近、テレビや雑誌などでもよく耳にするようになったPMS。当たり前のように使われていますが、その内容をよく知らない人も多いのでは?

PMSは「月経前症候群」と呼ばれており、生理開始前の約1週間前に頭痛や肩こり、下腹部痛、肌荒れ、体重増加、イライラ、集中力の低下、憂鬱、乳房の腫れなど、身体と精神面で様々な症状が起こります。
症状の出方には個人差があります。月経が始まるとこれらの症状は解消されることがほとんどです。
几帳面で完璧主義、負けず嫌いな性格の人ほど症状が強く出る傾向があるそうです。
PMSを放っておくと、身体面では、生理痛を抱えると、月の半分を痛みと格闘しながら過ごすことになります。精神面では、イライラによって暴言やDV、うつ傾向が強くなります。これらの症状はPMDDと呼ばれており、社会生活が困難になるケースも報告されているそうです。
漢方などでも改善できるケースもあるようなので、思い当たる人は婦人科の受診をおすすめします。

生殖年齢の女性の10人に1人が子宮内膜症!?思い当たる症状はありませんか?

近年では、生殖年齢の女性の10人に1人に子宮内膜症があると考えられているそうです。妊娠したことがない女性に多いとも言われています。
子宮の内側を覆う子宮内膜と似た組織が子宮以外にもできてしまう病気で、その原因は未だ不明とされています。
子宮内膜は、女性ホルモンの働きで周期的に増殖をし、受精卵が着床しないと剥がれ落ちて生理が始まります。これと同じく、子宮以外にできてしまった病巣も月経周期に合わせて出血
します。剥がれ落ちても出口がないために、炎症を起こして痛みを伴います。周囲の臓器や組織と癒着してしまうこともあります。
放っておくと、生理のたびに激痛に悩まされ、臓器が癒着して日頃から腰痛に悩まされることもあるそうです。悪化が進むと、子宮・卵巣の摘出も。
生理のある女性は誰でもかかる可能性のある病気です。
生理痛は他人とは比べられないので、自分は大丈夫と我慢してしまいがちですが、少しでもおかしいと思ったら婦人科へ受診してください。
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