紗栄子さんも実践! ダイエット効果もある酵素の持つ力を大解剖

紗栄子さんも実践! ダイエット効果もある酵素の持つ力を大解剖

「酵素ダイエット」や「酵素ファスティング」等が女子の間で人気ですが、意外と知られていないのがその本当の魅力。今更聞けない情報をお届けします!

「酵素」の力ではなく「総摂取カロリーの低下」によって痩せる!

人気モデルや女優さんがSNSなどで投稿していることも多く、皆さん一度は耳にしたことがあるであろう「酵素」。
「酵素ダイエット」や「酵素ファスティング」と言われても、「酵素は美容に良いのだろうな~」という漠然としたイメージはあるものの、「そもそも酵素って何?」「ファスティングって何?」と思っている方も多いのではないでしょうか? 今回はまずはそこから検証してみましょう。

●「ファスティング」とは?

英語「fasting」が意味するように「断食」のこと。つまり「断食ファスティング」というのは「頭痛が痛い」的な二重用語かもしれません。完全に何も食べない断食を実施するのではなく、野菜ジュースやサプリメントで必要最低限の栄養を補いながら、胃に固形物を入れない断食(ファスティング)を行うことが多いようです。

●「酵素」って何?

酵素ダイエットに代表される「酵素」ですが、実は「酵素栄養学」は1946年にエドワード・ハウエル氏の専門書にて提唱されたものの、論文は1つもなく、実験・実証結果がほとんどない為、医学的には広くは受け止められていない考え方でもあります。 アメリカでは、科学的根拠がないことから、FDAが消化酵素のサプリメント販売者に対し警告を行ったこともあり「ニセ科学」と言うお医者様も。 「酵素ダイエット」が根拠とする「酵素栄養学」は、下記のような持論を展開しています。

【「酵素栄養学」の主張】
・人間が合成する酵素量は限られている。
・酵素には「食べ物の消化に使う『消化酵素』」と、「分解された栄養素を体内で働かせ、新陳代謝を促す『代謝酵素』」の2種類がある。
・生の食べ物(果物・ローフード)にしか含まれない生きた「食物酵素」を摂取しないと、「消化酵素」ばかりを浪費し、「代謝酵素」の使用がおろそかになる。一方で「食物酵素」を摂取すると、「消化酵素」が節約され、「代謝酵素」の使用が活発化するため、新陳代謝が活発になり、免疫力の増加や腸内環境の改善などにつながる。

一方で、特に分子生物学では「酵素」は以下の特徴を持つとされ、医師達が「酵素ダイエット」に警鐘を鳴らしています。
【「分子生物学」における酵素の特徴と、「酵素ダイエット」への警鐘】
・酵素とは体内で合成された化学物質であり、生命体ではない為、「生きた酵素」「加熱して死んだ酵素」といった違いすらない。
・酵素は、遺伝子からの転写により必要な時に必要な量だけ作られる為、数に限りはない。
・酵素は生体内のあらゆる反応に関わる為、「消化酵素」や「代謝酵素」の2分類では分けられず、何千〜1万種類まで存在する。
・食物に含まれる酵素は、ほとんどがたんぱく質で、小腸や胃でアミノ酸に分解される為、食べ物から摂取しても酵素としては働かない。
・「酵素液」「酵素ドリンク」はそもそも「清涼飲料水」であり、熱消毒しないと法的に販売できないことから、熱消毒をした「酵素液」や「酵素ドリンク」の中の「乳酸菌類」ですら死滅している可能性が高い。
・「植物発酵エキス」的なものを「酵素液」「酵素ドリンク」と呼んでいると思われる。
・「酵素液」「酵素ドリンク」を摂取するくらいなら、アミノ酸やビタミン・ミネラル類、食物繊維が確実に補給できる「野菜・果物ジュース」の方が良い。

●なぜ「酵素ダイエット」は成功しているの?

「酵素液」や「酵素ドリンク」で痩せるのは、それらを摂取する一方、普段の食事を摂らないことから、総カロリー摂取量が大幅に減るから。水でも野菜ジュースでも、酵素ドリンクでも、ほぼ同じ結果が得られると言われています。

それなら、自分で作るスムージーや、野菜・果物ジュースで3日間や、1日半完全絶食などでも効きそうです。ダイエット食品を購買する際は、そもそもの効果効能を確認するとよさそうです。
「酵素液」や「酵素ドリンク」で痩せるのは総カロリー摂取量が大幅に減るから

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