Lisa Larson(リサ・ラーソン)との交流がスタートした、一通の手紙

Lisa Larson(リサ・ラーソン)との交流がスタートした、一通の手紙

Lisa Larson(リサ・ラーソン)とトンカチのお二人との交流がスタートしたのは、10年ほど前のこと。そのきっかけは、佐々木さんがリサさんへ送った、一通の手紙でした。その手紙から日本のリサ・ラーソン人気は生まれたのです。いまもなお続いている二人の交流と、リサさんとのものづくりへと至る経緯を伺いました。
リサ・ラーソン特集(リサラーソン/Risa Rarson/

「陶芸作家なのに、写真の依頼が来たわ!」と驚くリサ

リサラーソン/Lisa Larson(リサ・ラーソン)
Lisa Larson(リサ・ラーソン)さんは、1931年生まれ。スウェーデンの陶芸家です(詳しいプロフィールはこちら)。そして、リサさんとともに、リサ・ラーソン作品の企画プロデュースや販売を行っている代理店が「トンカチ」です(公式Webサイトはこちら)。
リサさんの作品に、トンカチの佐々木さんが出会ったのは、ある雑誌の特集ページ。そこでリサさんの名を知り、Web検索で見つけた「アリを見ている子ども(好奇心)」と名のついた作品に、目を奪われました。地面を這うアリをじっと見つめる子どもの姿が、まるでアリのよう見えるという、クスッと笑ってその場で流れてしまうような一瞬を、子どもの好奇心とアリの形とを、一つの造型でシンプルに表現したもの。その表現力の高さを、佐々木さんは作品から感じたと言います。

当時、勝木さんとともに、トイカメラの企画・販売を手がけていた佐々木さん。「アーティストにトイカメラを渡し、撮影してもらった作品を写真集にする」という企画が社内で持ち上がったとき、真っ先に思いついたのが、リサ・ラーソンでした。そのときの思い出を、佐々木さんは語ってくれました。
「アリを見ている子ども(好奇心)」
「アリを見ている子ども(好奇心)」
「あの『アリを見ている子ども(好奇心)』を作り出す視点を持つ人が、写真を撮ったら、あんなかわいいシーンが撮れるかも? と興味を持って、手紙を出してみたんです。そうしたらリサさんは『私は陶芸作家なのに、日本から写真を撮ってなんて依頼が来たわ!』と、とてもビックリされていました。返信のお手紙にはそんな話と一緒に『やりますよ』と書いてあったんです」
リサさんへ、最初に送ったハリネズミカメラ
リサさんへ、最初に送ったハリネズミカメラ

二人を繋いだ「パーマをかけたハリネズミ」

トンカチの取締役、佐々木美香さん
トンカチの取締役、佐々木美香さん
そのとき依頼した写真集は完成には至りませんでしたが、リサさんに渡したカメラに描かれていた、佐々木さんがデザインしたハリネズミのイラストを元にして、リサにハリネズミの作品を依頼をしました。そのときにできあがったのが、「PIGGY」「PUNKY」「IGGY」という名のハリネズミ三兄弟。これが、佐々木さんとリサさんが一緒に作った、最初の作品です。
左から、「PIGGY」「PUNKY」「IGGY」
左から、「PIGGY」「PUNKY」「IGGY」
リサさんが作ってくれた、たくさんのハリネズミ
リサさんが作ってくれた、たくさんのハリネズミ
「私自身も絵本を描いていて、そこにパーマをかけたハリネズミが出てくるんです。リサさんにハリネズミの作品を依頼する前に、自宅へ伺ったら、そこにも私が描いたのと同じようにパーマをかけたハリネズミがいて(笑)。『私も同じことを考えた』という話をしたら、リサさんも『すごい! 私たち通じてるね』と喜んでくれたんです」

『私とはりねずみ』の絵本と、そのなかのパーマのハリネズミ
『私とはりねずみ』の絵本と、そのなかのパーマのハリネズミ
佐々木さんは当時のことを思い出し、笑いながら、そんなエピソードを教えてくれました。このハリネズミ三兄弟、お腹のほうから見比べると、一歩前に踏み出している子がいたりして、それぞれ脚の出し方が違うのだとか。もしお持ちの方がいたら、足下をチェックして、比べてみてると、三匹の性格がちょっとわかるかもしれません。

新しいことに対する抵抗感がなく、面白いと思ったものには、すぐに「やるよ!」と応えてくれるのが、リサさんのすごいところ。今年で84歳になるリサさんは、メールやSkypeで佐々木さんとやりとりし、DropBoxも使いこなしているのだとか。

次回は、アーティストとしてのリサさん、そして、トンカチのお二人の話を紹介します。
Lisa Larson(リサラーソン)さんとトンカチの勝木悠香理さん、佐々木さん
左から2人目:リサ・ラーソンさん、4人目:トンカチの勝木悠香理さん、5人目:佐々木さん

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マイキーグッズ
北欧スウェーデンの動物のやきもの リサ・ラーソン展

■2015年3月7日(土)~ 6月7日(日)
 滋賀県立陶芸の森 陶芸館

■2015年6月10日(水)~ 6月16日(火)
 ジェイアール名古屋タカシマヤ

■2015年7月18日(土)~ 8月30日(日)
 群馬県立館林美術館
ほか

株式会社トンカチ

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