Lisa Larson(リサ・ラーソン)から教えてもらった、大切なこと

Lisa Larson(リサ・ラーソン)から教えてもらった、大切なこと

Lisa Larson(リサ・ラーソン)さんが作り出す動物たちは、皆、どこか朗らかで、お茶目で、持ち主をホッとさせてくれる不思議な力があるように感じる人が多いそうです。その作品を生み出すリサさんのエピソードを伺うと、かわいらしいおばあちゃんの姿と、新たなものを作り出す強さとが伝わってきました。
リサ・ラーソン特集(リサラーソン/Risa Rarson/

東日本大震災をきっかけに生まれたJAPANシリーズ

リサラーソン/Lisa Larson(リサ・ラーソン)/JAPANシリーズ
JAPANシリーズが生まれるきっかけになったのは、東日本大震災でした。被災した日本のために何か手助けをしたいというリサの思いから生まれたシリーズ。その震災当日、東京・青山のスパイラルSHOWCASEで開催されていた「necono fair with Lisa Larson」でのことを、勝木さんは鮮明に覚えています。

「フェアの最終日近くに震災が発生しました。運良く、翌日もオープンできたのですが、余震がまだ続く最中に、割れやすい陶器でできたリサの作品が飛ぶように売れたんです。リサ・ラーソンの作品が持つ力のすごさを、私たちも実感した出来事でした」(勝木さん)

JAPANシリーズの最初の作品は、リサさんのイラストを、佐々木さんがデザインして完成した「手ぬぐい」。大きな反響を呼び、ハンカチ代わりに、また、プレゼントとしても人気となりました。その後、「日本の陶磁器産地で、リサ・ラーソンのデザインを使った作品を作る」というコンセプトのもと、数々の作品が、JAPANシリーズとして産声を上げました。
とっくりと、おちょこのセット「おさけとり」
とっくりと、おちょこのセット「おさけとり」
今年で3年目となるJAPANシリーズの新作は、はしおき「ねるねこ」、とっくりとおちょこのセット「おさけとり」など、400年の歴史を持つ磁器の産地、長崎県の波佐見や三川内、佐賀県の有田で作られた、白と青のコントラストが目に鮮やかな動物たち。
箸置きの「ねるねこ」
箸置きの「ねるねこ」

「私の作品は、千年残る」という、リサの確信

スウェーデン ケラミックスタジオ工場長のフランコさん
スウェーデン ケラミックスタジオ工場長のフランコさん
リサさんが陶器をデザインする時には、量産する工房の人が作業する時のことを考えながら作るそうです。一品ものを作る現代アーティストとは違い、「こういう風にしたら、生産時に効率がいいかも」という量産品を作る目線を持ちながら、造型を考えます。

以前インタビューにて、リサさんは、次のように答えたといいます。

「私はたびたび否定されてきたけれど、そんな事は気にしないわ。 だって私の作品は1000年残るから。私の作品は壊れないから。」
リサさんの写真を見ながら、エピソードを語る勝木さん
リサさんの写真を見ながら、エピソードを語る勝木さん
勝木さんは、この言葉を目にした時の印象を次のように語ってくれました。「私たちが訪問する時はいつも、誰よりも客人を気遣って、お茶を淹れてくれたり、話しかけてくれたり、笑わせてくれたり。制作に没頭する姿はあまり見せない人なのですが、そんなチャーミングなリサさんが『自分の作品は千年残る』と、確信に満ちた声で言い切っているところを見て、すごく強い人でもあるんだ、と感じました」
リサさんのサマーハウスで記念撮影をする、リサさんと佐々木さん
リサさんのサマーハウスで記念撮影をする、リサさんと佐々木さん
「あの時、自分の専門外だった写真の依頼に、自信はなくとも『やってみよう!』と思ってくれなかったら、現在のリサ・ラーソンブームは起こりえませんし、リサの作品が、ここまで広がることもありませんでした。新しいことが始まるきっかけとなった写真の依頼を、『え?なぜ?』などと思わずに楽しんで挑戦すること。それが大切なことなんだなと思いました」

佐々木さんは、リサさんとの交流を生むきっかけとなった、手紙の返事をもらったときのことを、そう教えてくれました。

一通の手紙から、約10年。リサ・ラーソンさんとトンカチの佐々木さん・勝木さんとの交流、そして、ものつくりは今も続いています。トンカチのお二人へのインタビューでは、言葉の端々から「リサから教わったこと」が感じられました。


リサ・ラーソンさんの手から生まれる動物たちが持つ、癒やしともいえるような、不思議な魅力。それを生み出しているのは、そんなリサの「強さ」なのかもしれません。

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マイキーグッズ
北欧スウェーデンの動物のやきもの リサ・ラーソン展

■2015年3月7日(土)~ 6月7日(日)
 滋賀県立陶芸の森 陶芸館

■2015年6月10日(水)~ 6月16日(火)
 ジェイアール名古屋タカシマヤ

■2015年7月18日(土)~ 8月30日(日)
 群馬県立館林美術館
ほか

株式会社トンカチ

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