ダイエットに逆効果?! 痩せるための運動はNGです!

ダイエットに逆効果?! 痩せるための運動はNGです!

ダイエットしたいという理由でジム通いする人も少なくはないでしょう。しかし、痩せるための運動には落とし穴があるのもご存知ですか?

痩せるために運動してはいけない?

公園のまわりをジョギングする人々。ニューヨーカーのようで格好いいですね。私が太っていた頃、最初に取り組んだのもジョギングでした。ですが結局、太ったまま無理に走ったことが原因で膝や足首が痛くなってしまいました。太った人がむやみやたらに走ったらこうなってしまいます。どうしても運動したいなら、運動できる体を作ってからにしましょう。「いやいや、痩せられないから走るんですよ!」という声も聞こえてきそうですが、走らなかったから、ジムに行かなかったから、あなたは太ったわけではなく、食べ過ぎが原因であることがほとんどです。

特に、仕事終わりの夜にジムに通うのはあまりオススメできません。なぜなら、夜に運動すると体が目覚めてしまい、よく眠れなくなってしまうからです。疲れた方がよく眠れるのではないか、と思われがちですが、実際は眠りが浅くなってしまいます。

「2ヶ月でスリムに!」などと謳ったジムの広告をあちらこちらで見かけます。確かにトレーナーをつけ、毎日腹筋や背筋を鍛え、体を絞っていけば体重は落とせます。しかし、糖質や脂質を抑えてタンパク質だけをたくさん摂らせようと、鶏のささみばかりを食べさせられます。そうすると体はカラカラになり、どんどん水分を失ってしまいます。もちろんその分体重は落ちますが、美肌も目指したい女性にとって、悪影響を及ぼすこともあります。老けたり、必要以上にお腹が空いたり、疲れやすくなります。女性なら女性ホルモンのバランスが崩れ、生理が止まる恐れもあります。そして、痩せたからといって、ジムをやめて以前の生活に戻れば、あっという間にリバウンドが待っています。これではジムにお金を払って、体をいじめているようなものです。

運動をすると食欲が増すという皮肉

皆さんの中には、ジムに通って体を鍛えたり、毎朝ランニングで汗を流したりするなどの自分への投資を怠らない方も多いと思います。

こうしたことも有効な自分への投資だと言えますが、それ以上に大切な投資は、「毎日の食事」だと私は確信しています。なぜなら、運動だけでなんとかしようというのは、非常に効率が悪く、運動しても期待するほどエネルギーを消費できないというのが事実だからです。

例えば、体重が50kgの人が、時速8kmでランニングを30分間したときの消費エネルギー量は、約200kcalです。この200kcalのエネルギー量は、食べるものに換算するとピザ1切れ分です。ピザ一切れは1分ほどで食べられてしまいますが、そのエネルギー量を消費するのに30分もランニングをしなければならないとしたら、これは時間的効率の悪い方法といえるのではないでしょうか。

食事内容を見直すことなく、運動の消費カロリーだけで帳尻を合わそうという行為は、時給の低いアルバイトで何時間も労働して、一瞬にしてお金を使い果たすようなものです。

だからと言って勘違いしないでいただきたいのは、決してメタボ解消のために運動が悪いと言っているわけではありません。あくまで、運動だけでなんとかしようというのは効率的ではないので、食事を見直すことが重要だと言いたいのです。

ちなみに、運動には一つ落とし穴があります。それは、運動をすればするほど食欲が増してくるというメカニズムがあるということ。そしてもう一つ厄介なことに、運動をすると達成感が味わえることです。運動してもそれほどエネルギーを消費しないにもかかわらず、「私は5kmも走ったぞ」「今日も1時間ウォーキングできた。私ってえらい」という達成感が湧き上がって来やすいのです。そんな自分へのご褒美として食べ物や飲み物をあげたくなったり、いつもより多く食べてしまったりしがちです。せっかくジムでたくさん汗をかいた達成感は、ほんの一瞬の気の緩みで水の泡になってしまうということを頭に入れておいてください。たくさん運動するより、目の前の食べ物を我慢できることの方が凄いことなのです。

痩せるための特別な運動は必要ありません

ダイエットしたい、痩せたいからといって、特別な運動は必要ありません。朝の散歩やストレッチ、意識して階段を使う、などで大丈夫です。それよりも、食生活を見直すことの方が大切です。

筋肉をつけるよりも、無駄なものを体の外に出しましょう。運動は痩せるためにツライ思いをしてやるものではなく、楽しむためにするものです。

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