実は間違っている!? 昔から行われている風邪にまつわる常識

実は間違っている!? 昔から行われている風邪にまつわる常識

風邪をひいたらおでこに冷たいタオルを乗せて治したことがある方が多いと思います。実はこれは間違いなんだそう。昔から行われてきた民間療法が実はあまり意味がなかったり…。風邪をひいたらぜひ試してみてくださいね。

風邪にまつわる常識は間違っているの?

冬は乾燥していて風邪をひいたり体調を崩しがちになりますよね。風邪を早く治そうと今までやってきた民間療法が実は間違いなことがあるのです!
今回は風邪にまつわる間違った常識をご紹介いたします。

・風邪の時おでこを冷やすと熱が下がるのは本当?
答えは×
実はおでこに置いても熱を下げる効果は期待できません。冷やす場合は血管が皮膚の近くにある「脇の下」や「首の両側」に氷水入りのペットボトルなどを当てた方が熱を下げることができます。

・風邪の時のお風呂はNGは本当?
答えは△
脱水症状や体がふらつくほどの体調不良であれば無理して入る必要はありませんが、基本的にお風呂に入った方が汗も流すことができ、喉の乾燥も緩和できます。ぬるめの湯船に浸かり、長風呂はせず、湯冷めしないうちに寝るのが良いでしょう。

・熱を下げるために厚着をして汗をかくと良いのは本当?
答えは△
汗をかくと確かに熱は下がるのですが、場合によっては、厚着をすることで体に熱が溜まり、脱水症状になったり、体力が消耗したりする風邪もあります。
寒気を感じるときだけ着込み、汗をかいた時はこまめに拭くようにしてください。

・風邪の時は無理をしてでも食べた方が良いのは本当?
答えは△
風邪を引いているときは胃腸の調子が落ちている場合が多いので、無理に食べると気分が悪くなることもあります。栄養のある食事は大切ですが、脱水にならないように水分補給に気をつけ、食べ物は食べたい量だけを摂ると良いでしょう。

風邪を早く治す方法

・風邪をひいたと思ったらビタミンCを摂る
ビタミンCでは風邪の発症は防げないそうです。ただビタミンCは予防ではなく菌に対抗する免疫をサポートする働きがあるため、回復に有効であると言われています。
2013年に発表された海外の論文では風邪をひいた子どもに一日1〜2g のビタミンCを飲ませたところ風邪をひいている期間が18%短縮したということです。また風邪の重症度も定期的なビタミンCの投与によっても減少したという研究結果になっています。大人であれば一日2〜3gのビタミンCを摂ると良いですね。ビタミンCは2~4時間程度で、尿や汗となって体外に排出されてしまうので、約2~4時間おきに分けて摂る方が良いでしょう。
ビタミンCが含まれている食材を摂るのが大変な時はサプリメントでも大丈夫です。

・寒気を感じた場合は首の後ろを温める
ホッカイロなどで温めましょう(火傷に注意)。

・体が熱い場合は首の両側を冷やす
氷嚢などで冷やしましょう。

・風邪薬に依存しない
風邪薬で「鼻水・咳・熱」を抑えてしまうと、原因菌を出すことも抑えることになります。風邪薬を服用するのは「食事が食べられない」「眠れない」「どうしても鼻水・咳・熱を抑えたい」時に服用するのが良いとされています。
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