今話題の「マンドフルネス」。呼吸に意識を向けて、脳と心のデトックスをしよう

今話題の「マンドフルネス」。呼吸に意識を向けて、脳と心のデトックスをしよう

海外セレブをはじめ、会社の研修でも取り入れられるようになったマインドフルネス。そのやり方はとても簡単! 呼吸に意識を向けるだけで、頭の中、心をデトックスできるんです。

スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツなど、ビジネスエリートやセレブもこぞって習慣にしている「マインドフルネス」。「今ここ」に意識を取り戻すことで、集中力が高まる、決断力がつく、ストレスが溜まりにくくなる、いつも穏やかに過ごせるなど、さまざまな効果があると言われています。今回は、「いつ、どんなふうにやればいいの?」という疑問にお答えし、マインドフルネスのメリットをご紹介します!

宗教性のない「瞑想」で、脳のデトックスをする

マインドフルネスというのは、簡単に言えば宗教性のない瞑想のようなもの。身体をまっすぐにして、呼吸に意識を向けるというだけ。お寺での座禅や、ヨガの休憩のポーズであるシャバ・アーサナなどで似たようなことをした経験がある人も多いでしょう。これがなぜそんなに効果的なのでしょうか。

現代を生きる私たちの脳は、日頃、大量の情報をものすごいスピードで処理し続けています。音楽、人の声、看板や広告、そしてスマホに流れ続ける文字。その中から本当に必要な情報だけを見分け、聞き分けては分類し続けているのです。それは常に負荷のかかっているパソコンや、エンジンをかけっぱなしにした車のような状態。時にはこの情報の洪水を一時的にストップさせ、脳をクリアにすることが重要なのです。マインドフルネスは「脳のデトックス」と言ってもいいでしょう。

姿勢を正し、呼吸に意識を向けて

細かいやり方はいろいろありますが、以下のポイントを心がければOK。

POINT 1
時間や場所は問いません。習慣化するために時間や場所を決めてもいいですし、電車の待ち時間や通勤途中などのすきま時間を利用してもいいのです。まずは無理せず毎日続けましょう。

POINT 2
背筋を中心に上半身を伸ばします。下半身はお腹でしっかり支えましょう。歯を噛み締めたり肩に力を入れたりしない状態を作り、リラックスしてください。

POINT 3
目を閉じ、あとは呼吸に集中するだけです。閉じた目はおでこの高さのあたりを見るようなつもりで。呼吸は胸を開いてゆっくり長く行います。目安は毎日5分。難しければ1分でも大丈夫。経過時間が気になると集中できないので、携帯電話などでアラームを設定しておくといいですね。

最初のうちは雑念がどんどん湧いてきて止められなくなったり、どこかがかゆくなったり、眠くなったり、退屈でイライラしたりすることもあります。そんな雑念は無理に打ち消そうとせず、その感情が湧いたことを受け入れながら、自然とそれが弱まるのを待ちましょう。

過去への不満や未来への不安を手放して、ハッピーに

私たちの頭の中はいつも「黒の服を買ったけどやっぱりあの青のほうがよかった」といった過去への後悔と、「明日あの人に会うの、面倒だな」といった未来への準備や心配ごとに多くの時間を割いています。その結果、今いる場所、今一緒にいる相手への意識が常に空っぽということが多いのです。

マインドフルネスを習慣にすると、集中力や想像力、決断力が磨かれ、心が穏やかになった、ストレスが減った、睡眠が深くなったなど、人によってさまざまな効果が得られるようです。また、呼吸も深くなり、体内に酸素がたっぷり取り込めることから、老廃物の滞りが解消し、肌が明るく透明感が出てきたと効果を感じる人もいます。

過去への不満や未来への不安をマインドフルネスでいったんリセットし、目の前のことに意識を向けられれば、きっとハッピーに過ごせるはず。仕事もプライベートも美容もスポーツも、好転する鍵になるかもしれないマインドフルネス。自分を高めたい人こそ、自分のために1日5分でも贅沢な時間を習慣にしてみませんか。


お話を伺ったのは...
ライフスタイルジャーナリスト/エディター・吉野ユリ子さん
美容関連の企画制作会社、ハースト婦人画報社を経てフリーに。女性誌や広告を中心に、ビューティ、ウェルネス、インタビュー、書評、インテリア、結婚&恋愛、旅、食などの分野で編集・執筆に携わる。プライベートではトライアスリートとしてアイアンマンを3度完走。

photo : shutterstock
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