TIME & STYLE(タイム アンド スタイル)重箱 〜磁器の重箱〜

TIME & STYLE(タイム アンド スタイル)重箱 〜磁器の重箱〜

重宝して使っているもののひとつに、磁器でできた重箱があります。
川島屋百貨店

TIME & STYLE(タイム アンド スタイル)

重箱

TIME & STYLE(タイム アンド スタイル)重箱
今日は目まぐるしかったという日や、休日のゆったり感にひたりたい日は、夕食後、あえてテレビを消して、部屋の照明を落とし、家人とお茶を楽しむことにしています。

そんな時、和菓子を磁器の重箱に入れ、銘々皿のように分けるのも、ちょっとした贅沢気分。器の設えを変えるだけで、時間も空間もがらりと変わるから不思議です。

これは「TIME&STYLE」でロングセラーになっている重箱です。最初にお店で見た時は、少し不思議な感じがしました。重箱と言えば、普通は漆塗りのもの。黒や朱に塗られた箱におせちを詰めた光景は、日本人なら誰でも目にしたことがあります。
それが漆でなく、磁器なのが新鮮に映ったのです。
ところで、陶器と磁器の違いはどこにあるのでしょう。陶器の主成分は粘土、磁器の主成分は陶石と呼ばれる石の粉末で、陶器より磁器の方が高温で焼き上げるそう――つるりとした硬質な素材感は、高温で焼き上げた磁器ならではの特徴だそうです。

この重箱、上品な色柄が7つも揃っていて、自由に組み合わせられるのも特徴です。上品な色柄は、江戸時代から伝わる「印判」という手法を用いて、ひとつひとつ器に刷り込んだもの。同じ柄で合わせるのもよし、無地と柄を組み合わせるのもよし、いくつか持っておくと気分によって楽しめます。サイズは、8.5cm角から16.5cm角まで3種類、他に長方形のかたちも揃っています。

使い方もさまざまに広がります。おせちやおもてなし料理を、彩りよく詰め合わせる。卓上で蓋を開けると、場の雰囲気が盛り上がります。
また、蓋つきなので、佃煮や梅干しといった常備菜を入れて冷蔵庫へ入れておくことも。電子レンジにかけても大丈夫なので、帰宅が遅い家族のために、おかずを入れておいて、食べる時にチンして出すこともできます。和に限らず、洋や中華と幅広く使えるのも、素材と色柄のおかげです。
わが家では、小物入れとしても玄関に置いて、印鑑や鍵を入れています。リビングから印鑑を持って出ていくのは何だかバタバタして嫌なのですが、玄関先に剥き出しで印鑑や鍵を置いておくのは格好悪いとも思っていたところ、この重箱がはまりました。

日本の職人さんが精緻な技を施した磁器の重箱は、日常で活躍することで、ひときわ光って見える気がします。
TIME & STYLE
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重箱
価格:(左)中/蓋 2,000円、中/身 4,000円〜8,000円 (他)小/蓋 1,200円〜2,400円、小/身 1,600円〜4,800円(税抜き)※柄:(左 上から)縞、いちご、縞、いちご(左から2番目 上から)いちご、菱結、角松皮菱、白磁、(右から2番目 上から)縞、極七宝、四角ちらし(右 上から)角松皮菱、いちご
問い合わせ先:TIME & STYLE MIDTOWN
TEL:03-5413-3501
川島蓉子 かわしま・ようこ
1961年新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科終了。ifs未来研究所所長。ジャーナリスト。多摩美術大学非常勤講師。
川島屋百貨店_書影

「川島屋百貨店」が書籍になりました。

川島蓉子著『みらいをひらく、わたしの日用品』
(リトルモア刊 1,500円+税)