「気持ちいい」がキレイへの近道!殿堂入りのオーガニックコスメ

「気持ちいい」がキレイへの近道!殿堂入りのオーガニックコスメ

美容意識の高い女性を中心に大人気のオーガニックコスメ。最近よく聞くようになったけれど、一体何がいいの? オーガニックコスメを知り尽くした美のエキスパート・福本敦子さんに、その魅力や楽しみ方、そしてイチオシアイテムを教えていただきます。
オーガニックライフスタイルvol.3_前編
【福本敦子さんとは】
『コスメキッチン』のオープンから携わり、現在はプレスとして活躍中。Instagram(uoza_26)で発信する美容情報も人気。オーガニックコスメで磨き上げた説得力のある美しさに、美容のプロからも信頼が厚い。

運命の出会いは『ホールフーズ・マーケット』

ーー『コスメキッチン』のお陰でオーガニックコスメが身近なったという女性は多いと思うのですが、福本さんの場合はどのような経緯でオーガニックコスメに出会ったんですか?

「私は、肌があまり強くなくて化粧品にも敏感に反応してしまうタイプ。合わない化粧品を使って荒れるのが怖くて積極的に試すことはなかったですし、肌が覆われている感じが嫌でファンデーションさえも塗っていませんでした。きれいに見せることよりも心地よさを優先、自然児でしたね(笑)。

そんな私でさえ安心して使えたのが『ヴェレダ』。今は廃盤になってしまいましたが、『ヴェレダ』の『トチバスミルク』は冷えが解消されて、肌がすべすべになるので愛用していました。シンプルでピュアなものの方が身体に合っているとは思っていましたね」(福本さん)

ーー『ヴェレダ』で初めて自分に合う化粧品に出会い、徐々に興味が湧いてきたんですね。

「そうですね。ちょうどその頃にアメリカに旅行に行ったのですが、世界中のオーガニックコスメがズラッと並ぶ『ホールフーズ・マーケット』には感激しました。

体質に合ったものを探してはいたものの、まだ20歳前半と若くて自分のこともよくわかっていないし、今のように情報もあまりなくて…でも『ホールフーズ・マーケット』でオーガニックコスメに囲まれて、“自分に必要なものに出会った”という確かな感覚があったんです。

気がいいというか、とにかく場が心地よかった。わくわくした気持ちで気になるアイテムを買って帰ったのを今でも覚えています」(福本さん)
オーガニックコスメとの出会い

オーガニックコスメは疑問に答えてくれる

ーー感覚的に合うと感じたオーガニックコスメ、実際に親しんでみていかがでしたか?

「たくさんの製品に触れるうちに、自分に合う合わないがわかるようになってきました。

季節の変わり目になると肘の内側や首の付け根あたりに湿疹が出たり、疲れると腸の動きが悪くなったりするのが悩みだったのですが、“冬に溜まった毒素が出ている”とか、“冷えが関係している”など、不調やトラブルそれぞれに原因があることもわかった。

オーガニックコスメを通じて、少しづつ身体や肌の免疫力が上がってきました」(福本さん)

ーートラブルも“身体からのサイン”として読み取れるようになれば怖くないですね。原因不明だと対処するだけで精一杯で不安も募ります。

「そうなんです。オーガニックコスメの根本にあるシュタイナーの哲学やホリスティックなアプローチは、私が長年抱いていた疑問に答えてくれるものだったんです。

『ヴェレダ』の研修に参加した際にも、開発者である野中博士にシュタイナーの教育について質問を投げかけたら根気よく丁寧に教えてくださって感動しました。子どもの頃から疑問をたくさん持ち、大人を困らせていたので(笑)、こういう大人もいるんだって嬉しかったですね。

『答えを出すことよりも考え続けることの方が大切だよ』という野中先生からいただいたアドバイスは、仕事をする上でも大切にしています」(福本さん)
身体のサインにも敏感に

肌と心にフィットする、福本さんの定番アイテムとは?

ーー福本さんは現在30代前半。20代の頃と比べてスキンケアは変わってきましたか?

「よりシンプルになってきたと思います。身体の声を聞き、肌の状態を診ることができるようになって、本当に必要なものだけを与えている感じですね。
ラグジュアリー ビューティ バーム
普段のフェイスケアは、化粧水のあとに『アロマセラピックカンパニー』の『ラグジュアリー ビューティ バーム』を塗って終わり。

英国のクリニカルアロマセラピストであるルイーズ・カーター氏に『コスメキッチン』のために作ってもらったオリジナル商品なのですが、体温でとろけるように伸びて、スーッとなじむんです。塗った後の肌が全然違うので手放せません。

バニラ、ネロリ、ダマスクローズなど、深く複雑な精油の香りにも癒されますね」(福本さん)

フェイスケアはデコルテまでが鉄則!

ーー(手のひらに伸ばしながら)バームというと保湿力が高い分、重いテクスチャーのイメージがありますが、スーッとなじむ。メイク前にも使用できそうです。

「テクスチャーも香りも気持ちいいですよね。スキンケアは心地いいと感じられることが大事だと思っています。そうじゃないと続かないですしね(笑)。
7ハーブマスク
もうひとつ欠かせないのが、『マルティナ』の『7ハーブマスク』。肌が疲れたなと感じた時に取り入れているスペシャルケアになりますが、肌が驚くほどモチモチになるんです。7種のハーブの香りの個性を活かしたブレンドが本当に素晴らしいですし、いいものを与えたという実感が得られますね。

フェイスケアは、年齢のサインが出やすい胸元までと考えているのですが、このマスクはネックやデコルテケアにも最適。シワやシミの予防になりますし、1回で肌のトーンがアップするのが分かると思います」(福本さん)

忙しい女性に嬉しい、即効性のある逸品も

ーーオーガニックコスメの効果は、穏やかに緩やかにというイメージがありましたが、1回で変化が実感できるのは魅力的ですね。

「この10年、すごく進化したと思います。以前は、効果実感は高いのに使いづらい製品というものもありました。

市場が広がったことで、目の肥えた日本の消費者のニーズに合わせた製品も開発されるようになり、いろいろな個性が楽しめるようになりましたね」(福本さん)

ーーオーガニックコスメ初心者の方におすすめのブランドはありますか?

「弊社が企画・開発を行なっているオリジナルブランドになるのですが、『F organics』はおすすめです。オーガニックならではの五感に響く心地よさを保ちながら、機能性も抜群。

モイスチャーフェイスマスク
オーガニックコスメとしては珍しいシートタイプの『モイスチャーフェイスマスク』もラインナップしていて、私もメイクのノリをよくしたい時に朝のケアに取り入れたり、乾燥する飛行機の中で使ったりしています。

水分だけではく油分も与えてくれるので、ふっくらとしたハリ感が得られるんです」(福本さん)

自由な楽しみ方が美しさへ導いてくれる

ーー黒を用いたデザインもクールで、今までのオーガニックコスメのイメージとは異なりますね。

「昨年、『Celvoke(セルヴォーク)』というエイジングケアラインもデビューしましたが、御陰様で好調な売れ行きです。

選択肢が増えたことで間口も広がり、楽しみも増えましたね。私は大きなドレッサーに化粧品をズラッと並べているのですが、自分の直感を頼りに、その日に目が合ったアイテムを使うこともありますよ(笑)。

そういった自由な楽しみ方を許容してくれるのもオーガニックコスメの魅力だと思います」(福本さん)

ーー“こうしなくちゃいけない”という絶対的なルールがないのは、確かに楽しいですね。その分、人によってはハードルと感じてしまうこともありそうですが。

「お手入れって、基本的に与えるケアか引くケアかだと思うんです。肌の状態や気分に合わせて、いくつか選択肢を持っておくと安心ですよね。
グリーンクレイパウダー
そこで最後におすすめしたいのが、私の引くケアに欠かせない『アルジタル』の『グリーンクレイパウダー』。

ぬるま湯でといて使うクレイマスクなのですが、顔はもちろん全身に使えて、汚れをすっきり取り除きながら潤いも与えてくれるんです。天日干しされているので、大地のエネルギーもしっかり入っている。入浴剤としてお風呂に入れることもありますね。

自然の恵をダイレクトに感じられて、使い方も自由。オーガニックコスメの醍醐味が感じられる逸品だと思います」(福本さん)
【福本敦子さん プロフィール】
『コスメキッチン』プレス
20歳の時に『コスメキッチン』代官山店の販売員として入社後、代官山店長、原宿店長を経て、プレス担当へ。雑誌『HONEY』での連載やFUDGE.jpでブログを執筆中。J−WAVE(81.3FM)にてラジオ番組『Cosme Kitchen ORGANIC CONCIERGE』が毎週月〜木曜日の14:15〜14:20に放送中。

写真/よねくらりょう

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