美人を作る【女性ホルモン】!バランスの整え方と分泌を促す方法

美人を作る【女性ホルモン】!バランスの整え方と分泌を促す方法

よく耳にする「女性ホルモン」という言葉。実際、どんな働きをしているのかよく理解できていないという方が多いのではないでしょうか。じつは、この女性ホルモンのバランスを整えることによって、「美容」の質をグンとアップすることができるんです。

女性ホルモンって一体なんのこと?

女性ホルモンって一体なんのこと?
■女性ホルモンとは?
女性ホルモンとは一体なんのことなのでしょうか。そもそも、人間の体内には、ホルモンと呼ばれるものが50種類以上存在します。
ホルモンは、身体の内外で起こった情報に対応し、体内で分泌される生理活性物質のことを指しています。

そうしてホルモンのなかでも、「エストロゲン」「プロゲステロン」の2つが女性ホルモンです。
「エストロゲン」は、女性らしい身体を作ったり骨密度を維持したりします。組織の水分や弾力性を保持したり、血流をよくする働きもあるので、美容面でとても大切な存在です。
「プロゲステロン」は「黄体ホルモン」の一つで妊娠に深く関わっているものです。子宮内膜に厚みを与えて妊娠しやすい状態を整えたり、体温を上昇させたりします。

■女性ホルモンはどこから生まれるのか?
女性ホルモンだけでなく様々なホルモンは、脳の視床下部および下垂体と呼ばれる器官からの司令を受けて分泌されます。
こうしたホルモンは、体のいろいろなところから分泌されます。
「エストロゲン」は、原子卵胞が成熟するときに卵巣から分泌され、それによって排卵が行われます。

■女性ホルモンはどのくらい分泌される?
女性ホルモンは一生のうちにどのくらいの量が分泌されるのでしょうか。
ティースプーンに1杯分ほどであると言われています。スプーンに1杯というと、とても少ないような気がしますよね。

少ないような印象がありますが、この分量がバランスの良い状態です。
もし女性ホルモンを増やすことばかりに気をとられてバランスが崩れてしまうと、例えばエストロゲンは子宮ガンなどを引き起こす可能性ももっているので、なにより大切なのは、バランス良く分泌されることなのです。

■女性ホルモンのバランスが崩れるとどうなる?
もし、バランスに乱れが生じた場合、どういった症状が引き起こされるのでしょうか。
ホルモンの分泌量が少ないと、無月経や過小・過多月経、あるいは頻発月経になることがあります。
また、こうした生理不順までいかなくても、ホルモンバランスの崩れによって、生理痛や不正出血が生じる可能性もあります。
排卵後、生理前には特にホルモンバランスが変化しやすい状態になっており、頭痛などの症状のほかに、イライラや集中力の低下などメンタル面で不安定になるPMS(月経前症候群)を引き起こしやすくなります。
自律神経失調症に発展する場合もあり得ます。
また、加齢にともなう「更年期障害」も、ホルモンバランスが影響している代表的な症例です。

そのストレス、女性ホルモンが減少してるせいかも!?

そのストレス、女性ホルモンが減少してるせいかも!?
女性ホルモンが減少する。そんな話を耳にしたことがありませんか?
本来分泌されるはずのホルモンが減少してしまうと、疲れやすくなったり体のいろいろなところに不調が生じてきます。
そうした体調の変化を感じたら、ホルモンバランスが崩れていることを疑ってみるべきかもしれません。

女性はとくに季節のかわり目に体調を崩すと言われています。
季節の変わり目に決まってお肌がかさつくとか、なんとなく体がだるいという症状を経験したことがあるかと思います。
体だけでなく、精神的にも気が滅入るとか気分に波があるということは誰でも経験することです。
そうした変化は、更年期の前段階に起こる「プレ更年期」に起因するものかもしれません。

■「プレ更年期」とはどんなもの?
そもそも、更年期がいつ頃始まるかご存知でしょうか。
通常は、40代後半から50代半ばにかけてと言われています。
ところが最近は、ストレス環境での生活により、30代でも症状を訴える女性が増加中なのです。

この「プレ更年期」になる理由は、女性ホルモンに大きく関わってきます。
更年期は、女性ホルモンの「エストロゲン」が減少することで起こるのですが、「プレ更年期」は日々のストレスなどの日常生活が原因となり、ホルモン分泌の司令が鈍るという症状です。
その結果、分泌されるはずの女性ホルモンが減少してしまいます。

これによってホルモンバランスが崩れてしまう結果、女性の身体機能が正常に働かなくなってしまいます。
この原因として考えられるのは、人間関係などのストレスもありますが、バランスの悪い食生活や糖質の摂り過ぎも挙げられます。
もし、これまでと体調面・メンタル面がなにか違うという違和感を感じたら、「プレ更年期」に差しかかった可能性があるとして早めの対策を講じるようにしましょう。

■「プレ更年期」をどう過ごすべきか?
「プレ更年期」にはどんな症状がみられるのかと言うと、疲れやすい・不安感・イライラ・眠りが浅いといったことが挙げられます。
さらに、セルフチェックしやすい症状としては、顔のほてり・汗・便秘や軟便、そして肩こりや腰痛など身体の痛み。

このような症状を解消するためには、ストレスを減らすことが一番です。
女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を正常化することが大切。
そのためには、ストレスを回避するだけでなく、食生活を整えていくことも重要になってきます。
また、自分で気分転換できるようなアロマテラピーやヨガを行ったり、ハーブティーなどの香りのあるお茶で頭をリセットさせるというのもおすすめです。

女性ホルモンの働きには睡眠が大切!

女性ホルモンの働きには睡眠が大切!
女性ホルモンをよりバランスよく正常に分泌させるためには、良質な睡眠をとることがなにより大切です。
女性の睡眠メカニズムは、ホルモンの影響を受けやすくなっています。
眠気が急に強くなったり、逆に覚醒してしまって不眠になったりという傾向がみられます。
不規則な生活が如実に睡眠に影響してしまうのです。

■良質な睡眠をとるために
不眠をまねく原因はいろいろですが、現代特有の原因を挙げるならば、遅い時間まで起きていたり、ベッドのなかでスマホをみていたりするのも一因となります。
珈琲などのカフェインも、良質な睡眠の妨げになりますので注意しましょう。
このような悪習慣を改めて、生活環境を整えていくことで、ホルモンバランスが改善されて健康体を取り戻すことができます。

具体的にはどういったことに気をつけるべきでしょうか。まずなにより、決まった時刻に起床するということが大切です。
朝はしっかりと太陽の光を浴びて、目を覚ましましょう。意外と軽視されがちな就寝時刻も一定にしておくのがおすすめです。
また、寝る2時間ほど前に適度な運動を。
1時間前は照明を落とし、読書するなどしてリラックスできるようにします。
もう一つ、大切なことは昼寝をしないことです。あるいは、昼寝したとしても30分ほどに留めること。
寝過ぎてしまうと、夜、眠れなくなります。

■睡眠を軽視するととんでもないことに!?
30年代あたりまでは、多少の睡眠不足でも無理が効きます。そして、体調の具合を気にせずにパワーで押し切ることも可能でしょう。
しかし、40代になると同じようなわけにはいきません。
仮に40代でも同じように無理を通せたとしても、そのときの影響が50代や60代で出てきてしまいます。

40代に無理をすると、のちのちまで影響が及ぶという認識で、睡眠を大切にするべきです。
良質な睡眠でホルモンバランスを正常に整えることで、健康な身体を手に入れましょう。

マッサージで女性ホルモンを活性化しよう

マッサージで女性ホルモンを活性化しよう
■マッサージでホルモン分泌を促す!
更年期や加齢によって、または生活習慣の乱れによって女性ホルモンの分泌が減少してしまった場合、マッサージを取り入れてみましょう。
手の平を使ったマッサージは、ホルモンの分泌を促してくれるボディケアです。

やり方は、ふくらはぎを柔らかくするような気持ちでマッサージしていきます。
両手でふくらはぎを包み、横に揺らしつつほぐしていきます。力を入れすぎないように注意しながら、優しく行いましょう。
温度が上がるオイルを使ってマッサージするのも良いですね。
あるいは、耐熱のペットボトルがあれば、そこにお湯を注ぎ入れて、ふくらはぎや太ももに当てて温めるという方法も。

■女性ホルモンを活性化させるツボとは?
一番よく知られているのが、「下垂体」のツボです。足親指の指紋の中央に位置するのが「下垂体」のツボです。
この位置を10秒ほど押してみましょう。痛みを感じないときはホルモンバランスが崩れているのかもしれません。
次に、「湧泉」です。足裏の真ん中より少し上の位置にあるツボです。この部分は、身体全体の気の巡りを司ります。
最後に、「湧泉」の斜め右下にある「副腎」のツボ。女性ホルモンや抗ストレスホルモンの分泌を促します。

このようなホルモンバランスに効くツボを覚えておけば、毎日就寝前にツボを押しながら、健康状態をチェックすることができます。
ツボを押したときに、手応えがなかったり、逆にとても緊張しているような場合は、バランスが崩れ免疫力が低下していることが考えられますので、気をつけましょう。

■マッサージに効果的なクリームは?
女性ホルモンの活性化に役立つマッサージクリームは、身体を温める効果を併せもったものがおすすめです。
温めることによって、血流やリンパの流れがよくなり、マッサージ効果が大きくなります。
そんなクリームを使ってマッサージしていくことで、筋肉も柔らかくなり、脂肪も燃焼されやすくなります。

女性ホルモンを活性化する食物とは?

女性ホルモンを活性化する食物とは?
ここまでは、マッサージや睡眠などの生活習慣によってホルモンバランスを整える方法をご紹介してきましたが、健康体を作る基盤を作るカナメとなるのは、やっぱり食事にほかなりません。
当然、女性ホルモンを正常に分泌させるためにも、食事の在り方がとても重要です。
そこで、正常にホルモン分泌が促されるような食事について取り上げていきます。

■女性ホルモンのバランスを崩してしまう食事とは?
女性は、美しくありたいと願うばかりに、無理なダイエットを行うなどして食事をきちんと摂らないことがありますよね。
極端に食事量を減らしたり、摂取する食物の種類を限定したりしてしまうとホルモンバランスが崩れてしまい、精神的にもダメージがあります。
そのため、ダイエットや偏食、過食は回避できるように努めていきたいものです。
また、糖質の摂り過ぎもよくありません。糖質は身体を冷やしてしまうので十分に注意しましょう。

同じような理由で、ジャンクフードやコンビニ食もできる限り避けるべきです。
こうした食事は、PMS(月経前症候群)を悪化させたり卵巣の細胞に影響を及ぼしてしまいます。
結果、ホルモンバランスが大きく崩れてしまうのです。

■女性ホルモンを活性化する食物とは?
それでは、女性ホルモンを活性化してくれる食物にはどういったものがあるのでしょうか?
生活が不規則になりがちで、ホルモンバランスが乱れてしまうのが心配という方こそ、食物の力を借りて健康な身体を手に入れましょう。
まず、私たちの身近にあって手軽に取り入れられるのが、バナナです。
バナナには、ビタミンB6が豊富に含まれています。このビタミンB6は、精神を安定させる役割を担う「セロトニン」の合成を促し、不眠症の改善などに役立ちます。

また、バナナに多く含まれているマグネシウムやカリウムは、便秘やむくみを予防することでも知られています。
排泄がスムーズになることで、PMSの症状改善に効果が期待できるというわけです。
女性ホルモンを増やすことにつながります。

バナナはそのまま皮をむくだけで摂取できるのでとても便利なのですが、ドライ加工してあるバナナチップスであれば保存も効くのでおすすめです。
バッグにしのばせておいて、空腹感があったときに口にするだけで、満足感が得られますよ。お試しください。
次に、「畑の肉」と言われるほど栄養価が良い大豆もおすすめの食材です。
そんな良質なタンパク質で作られた豆腐には、マグネシウム・鉄分・ビタミンB2といった栄養素が含まれています。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンのような働きをするとも言われ、女性の美容にとって嬉しいことばかりなんです。

豆腐は、いろいろな料理にも使われる食材なので、積極的に取り入れていきましょう。
また、大豆からできている豆乳も、もちろん女性ホルモンの分泌を促してくれます。
豆乳は、手軽に取り入れられるように様々なドリンク類として市販されているので、利用してみましょう。
例えば、豆乳とバナナは相性がよく、一緒に摂取すると効果が期待できます。

最後に挙げるのは、納豆です。
納豆は、大豆を原料としていて、なおかつ発酵食品でもありますので、美容にとって大いに役立ってくれる食材です。
食物繊維が豊富で腸内をキレイにしてくれるという面もありますし、皮膚の再生を促進して肌荒れを改善してくれるビタミンB2も豊富。
さらに、骨粗しょう症の予防にも役立つビタミンK2も含まれています。
血液をサラサラにしてくれる「ナットウキーゼ」という成分も、健全な血流をもたらしてくれるので、健康と美容のためにぜひ活用していきたいものですね。

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