【たるみ毛穴】ぱっくり毛穴、汚れに小ジワ?すぐ始めたい対策まとめ

【たるみ毛穴】ぱっくり毛穴、汚れに小ジワ?すぐ始めたい対策まとめ

若い頃は存在さえ気にしていなかった毛穴ですが、年齢を重ねるごとに開いて「たるみ毛穴」になり、近くの毛穴とつながってしまうことも!予防のためには普段から肌の細胞のターンオーバーを促すことが大切です。その方法やかかる費用と時間についてご紹介します。

老け顔を招くたるみ毛穴とは?

最近、突然毛穴が気になったことはありませんか? 去年と比べて今年、特に大きな変化はないように思えるのが普通です。しかし、ふとした機会に5年、10年前の写真を見返すと、お肌の違いにびっくりしますよね。よく見ると、お肌の張りが失われています。それは、年を重ねるにつれて、肌がたるんでいくためです。そして、それにともなって毛穴も徐々に広がってきてしまいます。

「年を取るのは当たり前だから気にしない」や「広がった毛穴も大事な時に化粧下地などで埋めればファンデーションがキレイにのるから問題ない」といった考えもあるでしょう。しかし、記念日や写真撮影の時だけしのげればいいと言うものでもありません。日々の汚れの蓄積がお肌の状態をより悪くしてしまうためです。

●たるみ毛穴のケアは洗顔だけで足りるの?
例えば、年々たるんだ毛穴に化粧下地やファンデーション、その他のメイクアップを施し続けていたらどうなるでしょうか。クレンジングや洗顔をしたのに、顔を拭いたらタオルが茶色くなったという経験がある方もいるのではないでしょうか。つまり、きちんと洗ったようでも、まだ汚れが残ることはあるのです。

このように通常の場合でも化粧が残るのですから、なおさら「ぱっくり毛穴」に入り込んだ化粧品は簡単には取り出しづらいです。とはいえ、毎日強力な洗顔料を使ったりパックをしたりはできません。パックの刺激で肌に負担がかかってしまうためです。もちろん、そのままにしていては毛穴の皮脂と化粧品が混じり合って、角栓となってしまう恐れもあります。角栓を取るための商品などもありますが、角栓を取っては作りと繰り返していたら、広がった毛穴が癖付いてそのままになってしまいます。

●たるみ毛穴の予防やケアをしないとどうなる?
では、増え続ける「たるみ毛穴」を放っておくとどうなるのでしょうか? 実は、一つ二つで済んでいるうちは見逃せても、それだけでは終わらない場合があります。元々たるみ毛穴があった場所、近くに新しくたるみ毛穴ができると、なんと隣り合う毛穴同士がつながって「帯状毛穴」となってしまう恐れがあります。これは見た目から言えば、細かいシワのようなものです。たるみ毛穴のケアをせずにそのままにしていくと、この小ジワのようなものがどんどん増えていくことになるかもしれません。

もし、同じ期間だけケアを続けてたるみ毛穴を予防し、減らす努力もしていた友人知人がいたらどうでしょう。同窓会で、あるいは街で会った時、その差に愕然とする──できればそんな事態は避けたいところです。

たるみ毛穴の原因を知って対策しよう!

では、たるみ毛穴はどのようにしたら防ぐことができるのでしょうか? この点を考えるには、たるみ毛穴ができる仕組みをよく知っておかなければなりません。

●たるみ毛穴の原因を知る前におさえておきたいこと
たるみ毛穴の原因を考えていく上で大切なポイント2つを確認しておきましょう。
1つめは、原因すべてを取り除いてもたるみ毛穴を完全に防ぐことはできないということです。例えば、老化を止めることはできませんし、生活がかかっているなら仕事を放り投げて仕事のストレスの全くない状態で過ごすなんて選択肢は選べません。

そして2つめは、生活の中でのたるみ毛穴のケアと予防を考える場合、即効性は期待できないということです。たるみ毛穴の予防は、肌の老化が始まる前の20代から始めるべきものとも言われます。

すでに帯状毛穴が増えてきてしまっている方で即効性を希望される方の場合、皮膚科での治療も視野に入れることも選択肢の一つです(皮膚科治療については、この記事の最後でもご紹介します)。もちろん、治療後の再発をできるだけ予防するためにも、まずは原因の把握をしておきましょう。

●たるみ毛穴の原因
さて、たるみ毛穴を増やす原因を確認しましょう。大きく分けて環境面と行動面の2種類が考えられます。環境面の原因として考えられるのが、紫外線と活性酸素(フリーラジカル)です。

●環境面の原因
紫外線ケアの大切さは美容に関心のある方ならすでに何度も見聞きしている通りです。紫外線はA波とB波に分けられ、A波は真皮にまで届いて老化を進めてしまいます。また、活性酸素は、適度な量であれば問題ないのですが、細胞内に増えすぎると細胞を酸化させ老化を進めます。よく言われる「肌をサビさせる」とはこのことです。

●行動面の原因
肌細胞の状態を健康に保つためには、老廃物の排出を良くすることと、新陳代謝のための栄養素を肌へと運ぶことが不可欠です。この妨げとなる行動としてあり得るのが、表情筋の活動停滞です。表情筋を動かさないでいると、筋肉の活動による刺激がないために、血行を良く保つことができません。このため、老廃物の十分な排出と栄養素の運搬が滞る恐れがあるのです。

「久々に笑ったら顔が痛い」といったことはありませんか? これは、普段その筋肉が運動不足になっている証拠です。「日々の忙しさや疲れのために笑顔が出ない」としたら、その忙しく負担の大きい生活も間接的な原因となっているでしょう。

たるみ毛穴の改善に関わるキレイの秘訣

たるみ毛穴をケアし予防していくにはどのようにしたらよいでしょうか。
それぞれの原因を基に、5つケアのポイントをご紹介します。

●ケアのポイント1:紫外線対策
老化の原因として懸念される紫外線は、体内でビタミンDを生成するためには必要ですが、丸一日浴び続ける必要はありません。紫外線A波を防ぐPAと、紫外線B波を防ぐSPFの両方が効果がある日焼け止めや化粧品を日常的に使うようにしましょう。

ただ、PA値、SPF値の高いものでも、汗をかいたり水に濡れたりすることで効果は弱まってしまいます。その場合には、こまめな塗り直しをしましょう。

●ケアのポイント2:老廃物の排出を促す
いつも表情筋を使うような仕事でなければ、どうしても顔の血行を良く保つことは難しいでしょう。老廃物の排出のためにもデトックスマッサージを行うなどしたいですね。

エステ店などのサービスも良いですが、自宅で行う場合には、美容液や乳液を使うタイミングが良い機会になります。顔全体に美容液や乳液を馴染ませてたら、顔の各パーツの周囲を大きくなぞって顔の輪郭へ向かうように、手指でマッサージします。購入時のインストラクションにある適量を守って使うと、摩擦で肌を傷める心配がありません。

●ケアのポイント3:肌の水分を補う
老廃物を排出し肌の新陳代謝を促すために血行を良くしようとマッサージしても、体内の水分が少なかったら流したくても流れません。まず、日常的によく水分を取ることが肝心です。

また、毛細血管を圧迫することのないよう真皮をふっくらと保つことも大切です。これに役立つのが真皮の構造を内側から支える、保湿成分のヒアルロン酸です。この元になる飲食物を日常的に摂取することは、体内のヒアルロン酸の量を保つ鍵となります。

ヒアルロン酸の含まれる食材には、鶏の手羽や鰻、オクラ、納豆、海藻などがあります。厳しいダイエットなどで欠かすことのないようにしたいですね。

●ケアのポイント4:食事を改善
水やヒアルロン酸の元を摂取するだけでなく、真皮の構造の骨組みとなるコラーゲンを取ることも、血行を良く保ち新陳代謝を促すのに役立ちます。

例えば、コラーゲンはアミノ酸によって形成されるので、肉や魚、豆のタンパク質を取るようにすることが大切です。具体的には手羽、軟骨、鰻、鮭、エビ、イカ、豆腐や納豆など大豆製品を食事に取り入れると良いでしょう。

●ケアのポイント5:表情筋を鍛える
もちろん、マッサージや食生活の改善以外にも、表情筋を鍛えることも忘れないようにしたいです。顔の筋肉は血行を良くし栄養素を運ぶ以外にも、細胞の新陳代謝に必要な酸素の運搬を促したり、体温調節や皮膚を支えたりするのに役立ちます。

例えば、眉を上下させる、目を大きく見開き閉じる、頬を膨らませる、唇をとがらす、アイウエオと大きく口を動かすなど、普段意識していない動きを試すのがおすすめです。

以上、たるみ毛穴のケアを5つあげてみましたが、いかがでしょうか。正直なところ、肌質を改善するためには手間と時間をかけてあげることがとても大切です。 ベーシックなケアではありつつも、やはり生活改善で効果を実感するまでには長くかかりそうですね。

口コミで人気のたるみ毛穴ケア美容液?

たるみ毛穴の「手軽な」ケアの方法として注目したいのが美容液です。ある程度美容にかけられるお金を確保した上で、効率の良い対策を取りたいですね。

●活性酸素の活動を抑える
活性酸素の抑制・除去に期待されるのが抗酸化物質です。美容液に含まれている物としてはレチノールやビタミンC誘導体などがあります。

レチノールはビタミンAの一種です。コラーゲンを増やす働きが期待されていて、肌の表皮の下の層にある真皮の中のコラーゲンに作用すると考えられています。

ビタミンCもやはりコラーゲンを増やす作用が期待されています。そのままでは肌に届く前に酸化しやすいビタミンCを、酸化する前に肌に浸透するように効果を高めたのがビタミンC誘導体です。肌への浸透を高める効果の期待される美顔器であるイオン導入器を、ビタミンC誘導体入りの美容液と併用すると、より効果が高まるといわれています。

これらを含む美容液を取り入れることで、活性酸素により損なわれたコラーゲンを修復したり活性酸素を活動を抑制したりできるのです。たるみ毛穴の原因でもご紹介したように、コラーゲンは真皮の構造の骨組みとなり、肌の弾力を維持するための重要な役割を負っています。活性酸素の活動に対抗する抗酸化物質を取り入れることは、同時にマッサージによる血行促進との相乗効果が望めるのです。

●スキンケアで保湿する
ヒアルロン酸の元となる栄養素の豊富な食事を取ることも大切ですが、同時にスキンケアでも肌の乾燥を抑えて保湿効果を高めることが大切です。

美容液の中には、大きく分けて2種類のタイプの保湿成分を含んだものがあります。
1つはセラミド、ステアリン酸コレステロールといった水分を挟み込むタイプの保湿成分です。セラミドは、細胞間に水を挟み込んだまま、湿度の低い状態でも水分を保ち続ける力が強いです。

2つめは、ヒアルロン酸、エラスチン、ヘパリン類似物質などの含まれた水分を抱え込むタイプの保湿成分です。肌の角質内に留まり、水分を保ちます。ヒアルロン酸は肌への刺激が強くないため、敏感肌の用の化粧品にも配合されています。また、ヘパリン類似物質は医薬品のヒルドイドに用いられていることでも知られていますね。

これらの保湿成分入りの美容液を使うことによって、肌を保湿し、真皮の弾力を保つことに期待ができます。肌が潤うことで血行が促進されるため、隅々まで栄養が行き届いたり、老廃物の排出がうまくいくようになったりもします。

さらに、細胞の生まれ変わりであるターンオーバーも正常に働き、常に新しい細胞で肌が形成されるようになるため、肌の弾力が保たれたるみ毛穴の改善に繋がるのです。

待つのはいや?帯状毛穴はレーザーで!

ここまで「たるみ毛穴」のケアや予防に役立つ秘訣をご紹介してきました。しかし、すでに「たるみ毛穴」が増えていたり、連結して「帯状毛穴」になっていたりする場合もあるかもしれません。
そのような場合には、即効性のある医療的な処置を受けるのも有効な手の一つです。

皮膚科や美容皮膚科では、レーザーを使ってコラーゲンを再生させる「たるみ毛穴」の治療法があります。肌の真皮の部分に微少な点でレーザーを照射し、真皮のコラーゲンに意図的にダメージを与えるというものです。その後、ダメージを受けた部分は自然治癒力により新しく組織を作ります。コラーゲンがしっかりと形成されることでたるみが改善され、帯状毛穴も治療することができます。

一度の治療で5~15%のスポットを対象として肌を新しく入れ替えます。面で一気に行うわけではないため、負担が小さく、赤味が出ることがあっても普段通りに戻るためのダウンタイムは数日~1週間程度と短くて済みます。治療範囲やこのスポット照射タイプのレーザーの種類にもよりますが、治療は5~10回を1クールとして終了します。

治療とはいえ意図的に「ケガ」をすることになりますので、痛みはあります。また、ダウンタイム中などに紫外線対策を怠ると色素沈着が起こることもあります。このようなリスクのほか、自由診療となるため費用がかかる点には注意が必要です。

しかし、リスクや費用はあるものの、即効性でみると他のケアに比べて優れているという利点があります。


主に、老化や肌の弾力低下によって引き起こされるたるみ毛穴。肌への刺激を控え、食生活に気をつけることで予防していきたいですね。また、できてしまったたるみ毛穴は、専用の美容液などで重点的にケアしていきましょう。どうしてもという場合には、医療的ケアもあることを心にとめておきたいですね。

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