観察力&女性らしさをアップするためのオーガニックの基本ケアとは?

観察力&女性らしさをアップするためのオーガニックの基本ケアとは?

美容意識の高い女性を中心に大人気のオーガニックコスメ。最近よく聞くようになったけれど、一体何がいいの? オーガニックライフスタイルのエキスパート・神田恵実さんに、その魅力や楽しみ方、そしてイチオシアイテムを教えていただきます。
オーガニックライフスタイルvol.7_前編
【神田恵実さんとは】
ファッション&ヘルシーを意識する女性たちから熱い支持を集めるオーガニックコットンウエア『nanadecor(ナナデコール)』のディレクター。心と身体に嬉しいアイテム&情報を発信し続けている。

オーガニックで“観察力”を上げていく

——どのようなきっかけで【オーガニック】に出合ったのでしょうか?

「もともとは雑誌編集の仕事をしていたのですが、プライベートでヨガやサーフィンをしていたこともあり、いわゆるエコ企画やヘルシー企画をよく担当していて、取材を通じてオーガニックコットンに巡り合いました。

縁あって、オーガニックコットンでパジャマを作って着てみたら、それを着て寝ただけですごく疲れがとれたんです。生地の柔らかさ、温もり、手のかかっているものに備わっている愛情をまとうことで、身体が自然とほぐれてリラックスする、緩んでいくという実感がありました。

もともとアンティークのナイトドレスが好きだったこと、睡眠を大切にしていたこともあり、オーガニックコットンのナイトドレスを中心としたブランドを立ち上げました」(神田さん)
——オーガニックの良いところとは、どんな部分でしょう?

「素材の良さがダイレクトに実感できるところ。オーガニックコットンならではの柔らかさや素材感、オーガニックコスメの場合は植物そのものの恵みが伝わってくること。

ただ、それを感じるには自分自身のコンディションも重要ですね。余分なものを排出して、良いものを取り入れていくという循環が自分の中できちんと行われていると、よりオーガニックの良さを実感できるのではないでしょうか」(神田さん)

——日常でおざなりになりがちな五感を、改めて意識する時間を持てると良さそうですね。オーガニックなアイテムに囲まれて過ごすようになり、変わったことはありますか?

「自分のことがよくわかるようになりました。自分に対する観察力が上がって、必要なものを感じて選べるように。自分の状態がわかるので、体調にしても、肌にしても、大きなトラブルに発展しにくくなりましたね」(神田さん)

洗いすぎない、落としすぎない!定番クレンジングアイテムのあれこれ

——お気に入りのアイテムを教えてください。

「お風呂の中で使うものから紹介しますね。まずは、ボディウォッシュ類。先ほどの【観察する】ことにつながるのですが、身体は手で洗っています。その方が、小さな変化に気づけます。お風呂には子供と入るので、一緒に使えて、身体はもちろん、髪や顔も、全身が洗えるものを選んでいます。ベビー用なら低刺激なので、大人も子供も安心して使えます」(神田さん)

——具体的には、どんなアイテムを使っているのでしょうか?
「ボディウォッシュや洗顔類は、いくつかあるものを気分で使い分けています。『ヴェレダ』の『カレンドラ ベビーウォッシュ&シャンプー』(写真右)は、乳液状なので手で肌にのばしながら優しく洗うことができます。洗浄力の強いものでゴシゴシと洗って、肌の常在菌を落としすぎないよう洗いすぎない、落としすぎない方が、肌のトラブルは減ると思います。

『アムリターラ』の『リラックスアロマクレンジングクリーム ローズ』(写真左)はフェイス用ですが、こちらもクリーム状なので肌に優しく、マッサージ&保湿をしながらデイリーの洗顔としても使っています」(神田さん)
「『mamababy』の『オーガニックソープ』はココナッツミルクとセサミオイルをたっぷり含んだスキンケアソープ。ダブル洗顔をすれば、クレンジングにもなります。洗う前よりしっとりする、高い保湿力が特徴で、大人の女性にこそ使ってほしいアイテムです。顔だけでなく、髪にも身体にも使えます」(神田さん)
「泡状で出てきて便利なのが、『ブランネージュ』の『ATベビーソープ』。肌に湿疹などのトラブルがある時に使うことが多いです。こちらも、肌をしっとりとさせてくれる成分がふんだんに入っており、低刺激だけどリッチ。

子供も5歳くらいまではしっかり保湿すると肌のトラブルが起こりにくいそうなので、洗い過ぎに気をつけ、保湿力がある洗浄剤を使うようにしています」(神田さん)

歯磨き粉こそオーガニックアイテムで

——『ロゴナ』の『ソルトはみがき』は、使用感がとても気に入っているとか?

「粗塩がたっぷり入っているのが気持ちいいんです。『ロゴナ』はオーガニックコスメの老舗ですが、デンタルケア製品が充実していて、オーラルジャンルにしっかり取り組んでいる感じがあり安心です。容量もたっぷりで長持ちするんですよ。

口の中に入るものは、ケミカルではない方がいいなと思います。有機野菜や無添加調味料を使っているのに、オーラルは一般のものというのは、ちょっと惜しい気がしますね。コットンのように肌に直接触れるものも同様です」(神田さん)

オーガニックなアイテムで【女性】を意識する時間づくりを大切に

——ボディウォッシュ以外では、どのようなアイテムをお風呂で使用していますか?
「時間がある時には、湯船に浸かりながら『ネロリラ ボタニカ』の『アースマスク』を使うことも。クレイマスクですが、いろいろなものを取り過ぎない感じが気に入っています。肌が少し疲れ気味の時や季節の変わり目に、デコルテまでたっぷり塗ってケアするのがおすすめ。ネロリの香りも心地いいんです」(神田さん)
「またデリケートゾーンには、『アンティーム』のアイテムを。デリケートゾーンは、皮膚から物質を体内に取り込む【経皮吸収率】がほかの肌以上に高いので、刺激が強いものは避けたいですね。

デリケートゾーンのケアは、自分を大切にすることであったり、女性としてのアイデンティティの確認にもつながる気がします。何か特別な効果があるというよりは、女性らしさを磨くというスタンス。女性という【性】を大切にするということは、『nanadecor』のネグリジェに込めた思いでもあるんです。

【自分らしくいる】ことを大切にするならば、最も自分らしくいられる時間【一人でくつろぐ時間】こそ、上質なもの、女性らしさを感じさせるものを身につけてほしいなと思います」(神田さん)
【神田恵実さん プロフィール】
『nanadecor』ディレクター
ファッションエディターとして雑誌や書籍、ブランドのカタログなどを手掛け、2005年にオーガニックコットンブランド『nanadecor』をスタート。表参道のショップ『salon de nanadecor』では、ナイトドレスやベビーアイテム、美味しくヘルシーな食、ワークショップなど、オーガニックライフをトータルで提案している。

写真/よねくらりょう

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