歯を磨いても口臭が気になる方必見!原因別、口臭の種類と対策

歯を磨いても口臭が気になる方必見!原因別、口臭の種類と対策

口臭は原因ごとに4つの種類に分類することができ、その中には丁寧に歯を磨いても臭いが消えない口臭も存在します。そこで今回は、口臭を徹底的にケアするための、口臭の種類と各原因、さらにその原因に見合った対策についてご紹介していきます。

スメハラの原因にもなる!口臭の定義とは

●そもそも口臭とは何なのか
口臭とは、呼吸や会話のときに口から発生する悪臭のことです。私たちが呼吸や会話で口から息を出すとき、その息は何かしらの匂いを伴っています。そしてその匂いは、何らかの影響によって時に悪臭に感じられることがあり、その時点で口臭が発生しているということになります。すなわち口臭は、他人、もしくは自分によって嫌な臭いであるか、そうでないかで判断されるものといえます。

●自分の口臭に気づかない人は多い
しかし、口臭は、自分では発生していることに気づきにくいのが特徴です。というのも、私たちは他人の臭いには敏感でも、自分の臭いには鈍感です。自分で自分の口臭に気づきにくくなってしまうのには、ちゃんと理由があります。
それは、慣れです。口の上には鼻がありますから、私たちは常日頃、自分の口から発生している匂いを嗅いでいることになります。すると、だんだんと自分の口から発生している匂いに慣れていってしまい、最終的には口臭が発生しても、その嫌な臭いに気づくことができなくなってしまうのです。

●口臭とスメルハラスメント
近年、問題視されているスメルハラスメント。そんなスメルハラスメントの原因の大部分を占めているのが口臭です。
人と人がコミュニケーションをとるとき、会話がなくては成り立ちません。しかし、口臭が発生していると、その臭いを嗅いだ人は相手に対して不快感を持つようになり、次第にその相手とコミュニケーションをとることを苦痛に感じるようになります。距離を置かれる、避けられるなどの事態に発展することもあり、こういったスメルハラスメントの実態から口臭は人間関係にも悪影響を及ぼすものといえます。

種類や原因を知るための口臭セルフチェック

前項でもお話した通り、口臭は自分では気づきにくいのが特徴です。知らず知らずのうちに周囲の人を不快にさせないためにも、ここでご紹介する口臭のセルフチェックで自分が口臭を発生しているかどうかをチェックしてみましょう。

●袋に息を閉じ込める方法
口臭のセルフチェック法としてまずご紹介するのが、袋に息を閉じ込める方法です。ビニール袋を用意してそこに息を吹き込んだら、手で袋の中の空気が逃げないように封を閉じます。その後、新鮮な空気を吸って嗅覚をリセットしたら、袋の中に吹き込んだ息の匂いを嗅いでみましょう。悪臭に感じたら、口臭が出ている証拠です。起床時、歯を磨いた後、就寝前など、状況を変えて行うのがおすすめです。

●歯垢を嗅ぐ方法
歯垢には口臭の成分も含まれているので、歯垢を嗅ぐ方法も口臭のセルフチェック法として有効です。新しい歯ブラシやデンタルフロスを使って歯についた歯垢を取り、その匂いを嗅いでみましょう。悪臭に感じたら、口臭が出ている証拠となります。

●病院や歯医者さんでも口臭チェックは可能
上記の方法を試しても自分に口臭があるかどうか分からなかったという人は、病院や歯医者さんの口臭外来で口臭チェックをしてもらうと良いでしょう。口臭外来へ行けば、専門機器を使って口臭の有無を判定してもらうことができます。口臭の原因や予防・対策の方法についても専門医からアドバイスを受けることができるので、一石二鳥といえるでしょう。なお、健康保険の適用外となる診療なので、あらかじめ病院や歯医者さんに問い合わせて費用を確認しておくようにしましょう。

●口臭には種類があるって本当?
口臭は、にんにくなどの匂いの強い食べ物が原因で発生するものだと認識している人は、意外と多いようです。たしかに、匂いの強い食べ物を口にすると、その匂いが舌や口の粘膜に付着し、胃や食道からも上がってきてしまうことから、口臭へとつながってしまいます。しかし、口臭の中には、食べ物以外で発生するものも存在します。

というのも、口臭にはいくつかの原因が関与しており、原因によって生理的口臭、病的口臭、外的口臭、心理的口臭の4種類に分類されています。このため、口臭を予防・対策するためには、自分の口臭の原因を知り、その原因に合ったケアを行う必要あります。以下では、各口臭の種類について、原因や特徴などを解説していきます。

口臭の種類①生理的な原因による口臭

生理的口臭とは、口の中の唾液が減少することで発生する口臭のことをいいます。唾液には、口の中を殺菌・洗浄する働きがあります。しかし、起床時や空腹時、緊張時には、生理的に唾液が減少することで口の中に菌が繁殖しやすくなり、口臭の原因となってしまうのです。

生理的口臭を予防・対策するためには、食事や歯磨き、会話などで唾液の分泌を促してあげるのがおすすめです。また、水分を補給して口の中を潤してあげるのも良いでしょう。

口臭の種類②病的な原因による口臭

病気が原因で発生する口臭のことを病的口臭といいます。病的口臭の中でも多いのが、虫歯や歯周病です。虫歯や歯周病になると、歯の歯茎や神経が化膿し、膿がでます。その膿に菌が集まると、悪臭が発生。その悪臭が息と一緒に吐き出されることから、口臭へとつながってしまうのです。
また、病的口臭は、歯垢が固まって形成される歯石、ドライマウスなどの唾液の異常、胃炎や胃潰瘍などの胃腸系疾患が原因で発生することもあります。

病的口臭を予防・対策するためには、原因となる病気や症状の治療を行うのが一番です。虫歯や歯周病、歯石がある人は歯医者へ、唾液に異常のある人は病院の耳鼻咽喉科や口腔外科、胃腸系疾患のある人は病院の胃腸科や内科で診てもらいましょう。

口臭の種類③外的な原因による口臭

食べ物や飲酒、喫煙などの外的な原因によって発生する口臭のことを外的口臭といいます。外的口臭を予防・対策するには、食生活や生活習慣の見直しを行い、原因を取り払う必要があります。

食べ物では、にんにくやネギなどの強い匂いを持つ食べ物に注意が必要です。その匂いが口の中の菌によって悪臭成分へと変換されてしまうことから、口臭の原因となります。
飲酒では、アルコール成分が体内でアセドアルデヒドという悪臭成分に変換され、その臭気成分が身体の中から口腔内まであがってくることから、口臭へとつながってしまいます。飲み過ぎなければアセドアルデヒドも生成されにくくなるので、飲酒の際には適度な量を心掛けましょう。
最期の喫煙は、タバコに含まれるニコチンが唾液の分泌量を減らすことによって、口臭を発生させます。タールが口腔内に付着することから重度の口臭につながりやすく、喫煙の習慣がある人は注意が必要です。

口臭の種類④心理的な原因による口臭

過去のトラウマや精神的不安、ストレスなどによって発生する口臭のことを心理的口臭といいます。心理的口臭は、思い込みによって引き起こされることが多く、病院の口臭外来の検査で専門的な検査をしても反応が出ないことがほとんどです。放っておくと、自臭症という病気にもつながりかねないため、病院の口臭外来や精神科で治療を受け、口臭を感じてしまう原因を取り払ってもらう必要があります。

匂い玉が原因で口臭が発生することも

●匂い玉って何?
「ドブのような口臭がする」「食べていないにも関わらず、ニラやタマネギのような口臭がする」このような人は、口腔内に“匂い玉”が付着している可能性が高いです。匂い玉とは、膿栓(のうせん)といわれる乳白色をした球体のことをいいます。くしゃみや咳をしたときに喉のほうから飛び出してくることがあり、嗅いでみるとドブやタマネギのような悪臭がするのが特徴です。

そもそも匂い玉は、白血球の死骸に歯周病菌や大腸菌などの菌が大量に集まってできたものです。最初は扁桃腺の隙間に付着しているのですが、月日を重ねるごとに少しずつ大きくなっていき、最終的には口をあけたときに見える程の大きさになります。当然ながら、大きければ大きいほど臭いはキツくなり、口臭にもつながってしまいます。

●匂い玉があるかどうかをチェックしてみよう
鏡の前で大きく口をあけたとき、喉に何か挟まっているような感じがしたり、喉の付近に乳白色をした物体が見えたりした場合は、匂い玉が付着しているといえます。匂い玉が付着していると、正しいケアを行ったところでいつまでたっても口臭が改善されないため、匂い玉が付着していた人は、早急に匂い玉を取り除きましょう。

●匂い玉を取り除く方法
匂い玉を取り除く方法にはいくつかの種類がありますが、おすすめは綿棒を使う方法です。この方法では、綿棒を匂い玉にあて、押し出すようにして取り除きます。力を入れ過ぎてしまうと、かえって匂い玉が奥へ入り込んでしまうことがあるので、適度な力加減で行ってくださいね。

なお、匂い玉に綿棒が届かない場合や、匂い玉が奥のほうにあって見えない場合には、病院の耳鼻咽喉へ行くのがおすすめです。耳鼻咽喉科へ行けば、膿栓の処置として、専門医が匂い玉を取り除いてくれます。健康保険も適用される治療なので、費用もそこまでかかりません。匂い玉による口臭に悩んでいる人は、是非耳鼻咽喉科へ足を運んでみてください。

原因がわかったら5つの方法で口臭をケアしよう!

自分の口臭の原因がわかったら、以下の5つの方法で口臭の予防・対策を徹底していきましょう。ひとつひとつを欠かさず行えば、口臭の発生しにくい清潔な口腔環境へと改善を図ることが可能です。

●唾液の分泌を増やす
口臭を予防・対策するには、唾液の分泌を促してあげることが大切です。こまめな水分補給を心掛ける、食事のときは良く噛む、ガムや飴を食べる、しっかり口を動かして会話するなどして唾液腺を刺激し、唾液の分泌量を増やしていきましょう。

●口の中を清潔に保つ(デンタルフロスや舌磨き)
口臭を予防・対策するには、口の中で菌が増殖するのを防ぐことも大切です。何かを食べたらすぐに歯を磨く、デンタルフロスで歯垢や歯石を除去するなど、口の中を清潔に保つことを心掛けてください。歯磨きやデンタルフロスに加え、マウスウォッシュや舌磨きなどの口臭ケアグッズを使用してみるのもおすすめです。

●歯医者や病院を受診する
口臭を予防・対策するには、定期的に歯医者や病院の口臭外来を受診するのもおすすめです。歯医者では、自分では取りきれなかった歯垢や歯石を除去してもらうことができ、口の中をより清潔に保つことができます。口臭外来では、自覚していなかった口臭に気づくことができ、スメルハラスメントを未然に防ぐことにも役立ちます。

●口臭予防に良いとされる食品を摂取
口臭を予防・対策するには、口臭に良いとされている食品を摂取するのもおすすめです。口臭に良いとされている食品としては、まず緑茶やココアがあげられます。緑茶やココアに含まれるポリフェノールには消臭効果があり、口臭の臭気成分と化学反応を起こして臭いを和らげてくれるのです。また、口臭の予防・対策には、アルカリ性食品の梅干しやレモン、緑黄色野菜やリンゴもおすすめです。アルカリ性食品を食べると、口臭の原因となる菌の繁殖を抑えることができます。

●ランキングで上位の口臭サプリメントを飲む
サプリメントの中には、口臭の予防・対策向けのものが多数存在します。そういったサプリメントには、口臭の臭気成分や原因菌にアプローチしてくれる成分が豊富に含まれており、身体の中から口臭の改善を図っていくことが可能です。ドラッグストアはもちろん、楽天やAmazonなどのインターネット通販でも販売されているので、興味のある人は是非購入してみてください。
どのサプリメントを買えば良いか分からないという人は、ランキングで上位にランクインしている商品、もしくはレビューや口コミで評判の良い商品を選ぶと良いでしょう。万が一、効果がなかったときのことを考え、返金・返品に対応しているかどうかもチェックしておくようにしましょう。


口臭を放っておくと、スメルハラスメントによって人間関係に悪影響が及んでしまうだけでなく、「もしかして私からは酷い口臭が出ているのでは…?」と常に不安を抱えながら生活を送ることになってしまいます。最悪の場合、自臭症という臭覚に幻覚のあらわれる病気につながってしまうこともあるため、軽視は禁物です。今回ご紹介した内容をもとに自分がどの種類の口臭に当てはまるかをチェックし、その種類や原因に合った方法で口臭を予防・対策していきましょう。

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