新潟三越伊勢丹 NIIGATA 越品 〜地元の良品を伝える売り場〜

新潟三越伊勢丹 NIIGATA 越品 〜地元の良品を伝える売り場〜

新潟で生まれ育ち、東京に出てきて30年が経とうとしています。はなれたところから地元の良さはわかるものと、つくづく感じます。
川島屋百貨店

新潟三越伊勢丹

NIIGATA 越品

新潟三越伊勢丹 NIIGATA 越品
新潟は冬が暗くて春の到来が嬉しかったこと、夏の新潟祭りに山車を見に行くのが恒例だったこと、母の着物を注文する時に産地の十日町に行ったこと――故郷の思い出は、地方の行事や手仕事に彩られています。

だから昨年、新潟の伊勢丹が、「NIIGATA越品」というキャンペーンを始めたと聞いて、これはいいと感じました。地元の良さを、地元の人がもっと知ることができたらいいと、かねがね考えてきたからです。
「想像をこえる、新潟がある」というキャッチフレーズのもと、地元であまり知られていない、衣食住にまつわるさまざまなものを紹介し、“新潟の良さ”を発信していくキャンペーンは意義あること。他地方ではなかなかやっていないと聞いて、応援する気持ちが一弾と強まりました。

それから一年、キャンペーンとして期間限定で行っていたプロジェクトが、常設の売り場になったのです。
一年を通して、新潟の良いものを発信していく。それも、定期的に内容を変え、さまざまな角度から新潟をクローズアップしていく売り場に――「NIIGATA越品」という名はそのままに、2階の一等地に誕生したのです。

新潟が得意とする高品質のニット製の品々、伝統に培われた漆器や金物などの生活雑貨、日本酒やお米をはじめ、海産物や餅菓子といった食品の数々と、ライフスタイル全般にわたるものが置いてあって、発見がたくさんあります。

百貨店のバイヤーさんが、新潟のあちこちに出かけていって、職人さんや工場の人と話し合い、一緒にモノ作りしたオリジナル商品「NIIGATA EPPIN EYE」も置いてあります。
ともすると、地方の伝統工芸は、歴史ある技術だけに縛られ、今の時代にフィットしないモノ作りが行われているのですが、こうやって、売り場でお客の反応を見ることができれば、今の暮らしの中で「使える」ものが、たくさん生まれてきそうと期待が膨らみます。

新潟にお越しの際は、是非、訪ねてみてください。
新潟三越伊勢丹
NIIGATA 越品
問い合わせ先:新潟三越伊勢丹(大代表)
TEL:025-242-1111
川島蓉子 かわしま・ようこ
1961年新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科終了。ifs未来研究所所長。ジャーナリスト。多摩美術大学非常勤講師。