【界 津軽】おいしくて癒される!夏こそ行きたい極楽の青森旅ガイド

【界 津軽】おいしくて癒される!夏こそ行きたい極楽の青森旅ガイド

自分磨きは楽しいけれど、表面的なキレイだけじゃやっぱり満足できない! 知らない世界を知って、心がふるえるような体験もして、上質なもので自分を満たしていきたい。そう考えるオトナにぴったりの旅が青森県にありました。本日の舞台は、温泉旅館「星野リゾート 界 津軽」です。
“青森のディープな旅「界津軽」1”

こんな青森、知らない! ディープな魅力に出会う「星野リゾート 界 津軽」の旅

青森といえば! 皆さんはどんな青森を思い浮かべるでしょうか? 

リンゴ消費量世界一の青森。
三方を海に囲まれた美食の都・青森。
色の白い美人が街を行き交う青森。
緑が輝く大自然の青森。
夏は壮麗なねぷた祭に酔いしれる青森。
ロックな津軽三味線がド迫力でかっこいい青森。
伝統の刺繍“こぎん刺し”が女子たちに注目されているレトロ可愛い青森。
BEAMSやスターバックスともコラボしはじめたオシャレな青森ーー。

あれっ? その青森、知らない! というニューフェイスな青森、ありませんでした? 

一見目立たない県ですが、実はディープな魅力がいっぱい。美味しくて、癒されて、初めての体験に目が輝く青森の旅をご紹介します。
ようこそ青森へ! ねぷた飾りがお出迎え
編集Sとともに東北新幹線に乗り込んで約3時間。想像以上にスルッと新青森駅に到着しました。

駅に着いたらぜひ駅弁を買いましょう。ここは三方を海に囲まれた贅沢な土地、ウニやイクラの海鮮系が断然オススメです。

ここから、さらに40分。車窓を眺めるうちに大鰐温泉駅に到着。津軽の湯治場として800年の歴史をもつエリアです。お迎えの車に乗りこむと、まもなく近代建築の宿「星野リゾート 界 津軽」(以下「界 津軽」)が見えてきました。

「界 津軽」1泊2泊の美容滞在スタート!

15:00 花ざかりの「界 津軽」へ!ご当地部屋にチェックイン
館の外には一面のリンゴ畑。白くてカワイイ花が満開です。青森では4月末に桜が終わると5月中旬までリンゴの花シーズンが到来し、同時に輝き出すのが新緑です! まさに“緑がごちそう”な季節がやってこようとしていました。

本日滞在するのは、ご当地の文化が部屋にいながらにして味わえる“ご当地部屋”「津軽こぎんの間」です。青森を代表する伝統工芸“こぎん刺し”は、模様が可愛いことから近年人気を博し、最近は縫い方を教えるハウツー本もたくさん出ています。
「津軽こぎんの間」にはレトロ可愛い“こぎん”アートがいっぱい
もともと“こぎん刺し”が生まれたのは江戸時代。津軽藩が冬でも着物は麻布のみと限定していたため、農家の女性は荒い布目をこぎんの刺し子で埋めて、暖かく着る工夫をしていたのだとか。

こぎんの間では、こうした昔ながらの丁寧で温かみのある手仕事を身近に眺めることができます。古典的なものから、現代風のスタイリッシュなものまで、時空を超えた”こぎん”ワールドが楽しめるお部屋です。

「界 津軽」の温泉はキレイになれる美人の湯!

16:30 ヒバとヒノキの香りがたちこめる美人の湯へ!
明るいうちからお風呂に入れるのも、旅の幸せの一つ。1階の大浴場に向かうと、廊下を歩くうちから温泉とヒノキの香りがしてきます。

湯の扉を開けると、涼しい風。向こうに萌える緑に目を奪われました。全開にした大きな窓の向こうは緑の庭園。気になる湯質は、柔らかくてトロッとしたアルカリ性。いわゆる“美人の湯”です。古くから療養にも使われてきたんだそうですよ。
「界 津軽」古代檜の温泉
樹齢二千年を超える古代檜の湯殿は、ざらっと独特な手触り。体の芯から温まる、まさに雪国らしい温泉です。湯船にプカプカと浮いているのは、青森のヒバ材で作ったヒバリンゴ。風が吹くたびに木の香りが立ち上ります。

夏はヒバですが、冬は本物のたくさんのリンゴを湯船に浮かべ、甘い匂いに包まれるんだそう! 冬も贅沢ですね。
ヒバリンゴの湯船のそばにはハーブを浮かべた水風呂も!
大浴場にはサウナが併設されています。その後は、両手いっぱいのアップルミントやレモングラスなどを浮かべた“ハーブ風呂”へ。まるでボタニカルな香水に身を浸すような爽やかな水風呂でした!

三方を海に囲まれた「界 津軽」のディナー

さて、青森の夜は、ご当地ならではの海の恵みを。津軽海峡でとれる貝の王様・鮑(アワビ)は、古来から朝廷にも献上されてきた贅沢品。夏に旬を迎え、プリプリと太ります。

「界 津軽」には夏の特別会席として、特製冷製だれでいただく鮑のしゃぶしゃぶという珍しいコースがあるのです。
18:00 「鮑の氷しゃぶしゃぶ会席」スタート
かき氷屋さんにありそうな大きな透明な氷に乗って、薄くスライスされた鮑がお目見えします。これを沸き立つハーブ湯の中へ! すると、鮑の身がたちまちクルンッ。

これを氷を浮かべた冷製出汁に浸し、肝ダレ、藻塩、オリーブオイルでいただきます。ずっと噛んでいたい旨味と歯ごたえ。

氷の周りにたっぷりと添えられていたシャキシャキの野菜・ハーブも、湯通しするとちょうどいい量に。ナイスヘルシーな一品です。
仙台牛にホタテ、美味しいものをちょっとずつ!
この会席の嬉しいところは、子どもの顔くらいある巨大ホタテの「貝焼き紙包み」、仙台牛を使った「和牛陶板焼き」、桜餅がお澄ましの中に沈む「桜餅の海老射込み」など、珍しい一皿が次々と登場する点。

美しい料理を、少しずつ。たくさんは食べられないけど、いろんな種類を味わってみたい私たちにぴったりです。

さて、青森産の逸品を使ったディナーには青森の地酒もよく合います。オススメは、優しい香りと柔らかい味わいの「豊盃」(三浦酒造)。若き兄弟が蔵を継ぎ、新進気鋭の銘柄として青森内外で注目を浴びているそうですよ。

青森の伝統アートに触れる「界 津軽」の夜

大浴場のそばには、迫力のねぷた絵が輝いています。ねぷた絵とは、日本の三大祭りと名高い「ねぷた祭り」で使われるもの。

もとは熱い夏の眠気と怠け心を吹き飛ばす「眠り流し」という行事が「ねぷた流し」と呼ばれるようになって今に至るとか。この壮麗な輝きを見て、忙しいとすぐさま女磨きをサボろうとする干物な自分に喝!

さて、そんな頃、ロビーではさらにまばゆいライブが始まろうとしていました。これを見なくては寝られません!
21:00 ロックな音色に惚れぼれ…津軽三味線生ライブ
始まったのは、津軽三味線のマイクを通さない生音ライブ。バチで激しく叩く奏法は想像以上にロックです! 弾いてくれたのは、津軽三味線全国チャンピオンの渋谷幸平さん。背にした壁画の波がうねっているように見えるほどの迫力です。

激しく切なく奏でられる津軽三味線の音色は、きっと初めて聴く方も多いはず。津軽三味線はどうやって弾くのか、滅多に聴けない貴重なレクチャーを含め、どうぞ動画でご覧ください!
「界 津軽」の三味線ライブ
渋谷さんと、その手ほどきを受けた「界 津軽」スタッフの演奏に、しみじみと聴き惚れたひと時でした。
21:45 初めての津軽三味線デビュー!
生演奏の後は、渋谷先生が津軽三味線の弾き方を教えてくれる「あどはだり」タイム。難しそうだけど、ちょっと触ってみたい!

編集Sが挑戦すると「あれ!? 重い…!」。柄の部分が左手にズッシリ。弦をかき鳴らす右手もパワーを使い、まさかの三味線ダイエットがスタート!? 

先生の手ほどきのおかげで「サクラサクラ」を弾き終えました。音楽の持つ癒しの効果か、はたまた思い通りの音をかきならした達成感か、編集Sの目がキラキラ! 好奇心でいっぱいの女性の顔は、20代にだって負けないくらいチャーミング。やっぱり旅こそ最高のアンチエイジングだと感じた夜でした。
【「星野リゾート 界 津軽」1日目のスケジュール例】
15:00 チェックイン
16:30 大浴場へ
18:00 鮑の氷しゃぶしゃぶ会席
21:00 津軽三味線ライブ
21:45 あどはだり
22:30 就寝

【次号予告】
館内にたくさんのアート作品があしらわれている「星野リゾート 界 津軽」。翌日は、青森の粋をぎゅっと凝縮した迫力のアート群をめぐり、レトロ可愛い“こぎん刺し”にも挑戦します。
「界 津軽」情報
【取材協力】
■星野リゾート 界 津軽
「心地よい和にこだわった快適な空間と地域文化を体感できる上質なサービスを提供している温泉旅館」として星野リゾートが運営する界ブランドの一つ。貴重な古代檜の湯船や青森の贅を尽くした和会席などでも全国的な人気を博す。
■星野リゾート 界 津軽 公式サイト
http://kai-ryokan.jp/tsugaru/
界予約センター
TEL:0570-073-011

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