TIME & STYLE アムステルダム店 〜日本の暮らしを発信〜

TIME & STYLE アムステルダム店 〜日本の暮らしを発信〜

「TIME & STYLE(タイム アンド スタイル)」がオランダのアムステルダムに店を作ったと聞き、ヨーロッパ出張の際に足をのばしました。
川島屋百貨店

TIME & STYLE

アムステルダム店

 TIME & STYLE アムステルダム店
「東京ミッドタウン」や「二子玉川高島屋SC」などで、ショップ展開している「TIME & STYLE」は、1997年に自由が丘に出店し、その後の家具ブームをリードしたショップのひとつ。家具を中心としたライフスタイルを提案しています。

その「TIME & STYLE」が今年3月、アムステルダムに4フロア900㎡にわたる、広々としたお店を作ったのです。運河と緑に彩られたアムステルダムは、高層建築がほとんどない街で、交通手段として自転車が多く、人々が日常の暮らしを楽しんでいる様子が伝わってくる街です。

「TIME & STYLE」が店を構えたのは、運河に架けられた橋のたもと。尖塔を抱いたレンガ造りの建物が遠目から目を引き、上質な年月の重みを感じさせます。

地下1階から3階にわたる店は、どのフロアも、テーブルの上に器や燭台などが配され、壁面の棚には食器類や書籍が並んでいます。随所にアートや盆栽も飾られています。

窓からふんだんに注ぐ光、窓を通して映し出される街の風景と、置かれた家具や雑貨が一体となって、気持ちがゆったりくつろいでいくのです。フロアを巡りながら「こんな住まいにしたら、気持ちが豊かになりそう」と心がワクワクしてきます。そしてライフタイル提案とは、もともとこういうことだったのだと気づかされます。

そして、メイドインジャパンにこだわってきたのが「TIME & STYLE」。たとえばテーブルの縁は、角ばったデザインでなく、ゆるやかな曲面を描いているのですが、これは、熟練した職人の手によるカンナ削りやサンドペーパーがけがなせる、精緻な技で作り上げたもの。見た目にやわらかい印象を与えるとともに、手や身体が触れた時に温かさを感じさせます。こういう日本のモノ作りの良さが「TIME & STYLE」の商品には、ぎっしり詰まっているのです。

店長を務めるのは、長年にわたって「TIME & STYLE」で多くの経験を積んできた佐竹良一さん。「オランダの人たちが知らない日本を感じて欲しい。いずれは生活の一部として寄り添う存在になっていきたい」と語ってくれました。
これからオランダの人たちの間に、どう根付いていくのかが楽しみなショップです。
 TIME & STYLE
TIME & STYLE(タイム アンド スタイル)
アムステルダム店
問い合わせ先:TIME & STYLE(タイム アンド スタイル)
TEL:+31 (0)20 210 3176
川島蓉子 かわしま・ようこ
1961年新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科終了。ifs未来研究所所長。ジャーナリスト。多摩美術大学非常勤講師。