肩甲骨周りのケア

冬のストレス解消は、肩甲骨周りのケアから始めましょう

肩周りの血行不良は、肩こりだけでなく、実はメンタル的な緊張状態にもつながっています。肩周りをケアすることで、心のケアも行っていきましょう。

肩甲骨ストレッチで、呼吸が深くなり、ストレスがたまりにくい

冬は寒さによる血行不良で、どの季節にも増して筋肉が固くなりがちに。肩こりを始め、背中や首周りがガチガチという方もいるでしょう。そして怖いのが、体がこわばっていると、心理的ストレスも大きくなってしまうという傾向があります。

というのは、心と体は「心身相関」といって、どちらかの状態がどちらかに影響を与える関係にあるからです。

冷えてこわばった体をどうほぐせばよいのか、またそれがどのようなストレスケアにつながるのかについて、元トップアスリートであり、社会人野球監督を務め、現在はスポーツアスリート育成法を活用し企業の人財開発を行う(株)ヒューマンクエストの大西みつる代表取締役にお話を伺いました。

冷えによる血行不良で首や肩、背中の筋肉が固くなると、姿勢が悪くなり猫背気味になる人も多いそう。しかし、その猫背によって深い呼吸ができなくなり、浅い呼吸を続けることで自律神経のバランスが崩れ、心理的ストレスや体の疲れがたまりやすくなるのだとか。

なぜなら、深い呼吸をすることで、副交感神経の働きが高まり心身ともにリラックスできるからです。それだけでなく、呼吸を支える筋肉が動いて身体の柔軟性があがると、体の血行が促進され、疲労物質や老廃物が排出されやすくなります。

そこで重要なのは、冬は特に、意識して肩甲骨周りの緊張を緩めてあげること。これは、肩こり、首こりの解消だけでなく、姿勢が改善されるため、深い呼吸が出来るようになり、リラックス効果や疲労解消効果にもつながります。

肩や背中が張るな…と思ったら、次のようなトレーニングをやってみてください。
肩甲骨を柔らかくするトレーニング
肩甲骨を柔らかくするトレーニング
【肩甲骨を柔らかくするトレーニング1】

♦Step1
まっすぐに立ち、両腕をまっすぐ上に上げます。手のひらは前に向けてください。

♦Step2
両手を前に向けたまま、左右の腕を肘から下げていきます。この時、左右の肩甲骨の距離が近づくよう意識してください。肩ではなく肩甲骨の中心に向けて、左右の肩甲骨を近づけるイメージです。腕を5秒で下げ、また5秒で腕を上げていきます。

♦Step3
2の動作を10〜15回繰り返します。


【肩甲骨を柔らかくするトレーニング2】

♦Step1
まっすぐに立ち両脇を閉め、両肘を曲げて、手のひらを上に向けます。手のひらを肘の高さが同じ位置にくるようにします。

♦Step2
両脇を閉め、肘を体につけたまま、外側の方向に広げます。手のひらが肩と平行になる位広がるとよいのですが、無理のない範囲で広げてみてください。この時、トレーニング1と同じく、肩ではなく肩甲骨の中心に向けて、左右の肩甲骨を近づけます。

♦Step3
2の動作を10〜15回繰り返します。


体が固くてやりづらい人は、トレーニングチューブ等を使ってみるのもよいでしょう。

人の体は20分、同じ姿勢を続けると筋肉が固まってしまいます。是非こまめにストレッチをしてみてください。また肩甲骨周りがほぐれたら、ゆっくり深呼吸をするのもお忘れなく。

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