眠い冬の朝にすっきり起きる秘訣

眠い冬の朝にすっきり起きる秘訣は、「寝る前のお風呂の入り方」

起きるのがつらくなる冬の朝。それは、寒さでこわばった体の疲れが取れていないのかもしれません。そこで、お風呂の入り方を工夫してみましょう。

「お風呂での一工夫」が、睡眠中の疲労回復効果を高めます

冬の朝は寒いし、日は差し込まないしで、起きるのがかなりつらい…という方も多いのではないでしょうか。

しかし、そんな中でも、季節の変化に振り回されることなく、早寝早起きで、きちんとパフォーマンスをし続けるトップアスリートのような人達もいます。彼らはなぜ安定した体調を維持できるのでしょうか。

そこで、自身も元トップアスリートであり、23時睡眠、5時起床という生活を数十年続けながら、スポーツアスリート育成法を活用し、企業の人財開発を行っている(株)ヒューマンクエストの大西みつる代表取締役に、「冬の朝の起き方」を伺ってみました。

大西代表曰く、「起きる時にどう工夫をするかではなく、寝る前にどのような工夫をしておくかが、すっきり起きることにつながる」とのこと。

アスリートにとって大事なポイントは、「栄養、休養、トレーニング」の3つになりますが、「寝る」というのは、よい成果をあげる為の、非常に大事な準備ステップになります。

その為には、寝る前に今日1日の疲れをきちんと取ること。つまり疲労の原因物質と言われる血中の乳酸を、筋肉や肝臓などで早く処理されるように、適度に運動をし、血液循環をよくしておくことがポイントになります。この積極的休養を「アクティブレスト」と言います。
それではさっそく、やっていきましょう。

寒い冬の朝もすっきり起きれる、睡眠前のアクティブレスト

♦Step1
まずは家に着く前にプラス10分歩いて、全身の血行を促しておきます。

♦Step2
帰宅したら、お風呂で半身浴をします。冬は風邪をひかないよう、シャワーでお湯を張ったりしながら、浴室内を暖めておいてください。
40度以下のぬるめの温度で20分程つかります。
これによって、副交感神経が優位になり、リラックス効果も得られます。

♦Step3
次に、シャワーでアイシングをします。ふくらはぎや太ももなど、疲れを感じる場所にシャワーで冷水をあてていきます。
その後、温水を同じようにあてます。これを5回ほど繰り返してください。
シャワーであてる時間はそれぞれ、1〜2分で大丈夫です。
冷水をあてることで血管が収縮し、温水をあてることで血管が拡張します。
この繰り返しによって、疲労物質を早く流すことができます。
「お風呂での一工夫」が、睡眠中の疲労回復効果を高めます
この、冷水と温水を交互にかけていく「アイシング」は、スポーツアスリートが疲労回復を行う為の基本的なアクティブレストで、早く疲労物質を流すことにより効果の高い睡眠につながります。

さらにお風呂での疲労回復を効果的にする為には、入浴剤を上手に活用してみるとよいでしょう。

炭酸ガス系入浴剤は血管拡張作用が期待され、さら湯の場合に比べると、速やかに血流量を上げて体温を上昇させる働きがあります。また、硫酸ナトリウム系の入浴剤は、入浴後の保温効果が高く、湯冷めしにくいという特徴があります。

すっきり起きる為には、寝る前の準備にひと工夫してみてください。

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