インフルエンザや風邪の予防は、オーラルケアにあり!

インフルエンザや風邪の予防は、オーラルケアにあり!

インフルエンザや風邪の予防の基本は、「手洗い」と「うがい」。
しかし、そこに「オーラルケア」が加わると、一層の予防効果が期待できるそうです。

インフルエンザや風邪のウィルス増殖原因は「口腔内細菌」

いよいよ空気の乾燥も厳しくなり、インフルエンザが猛威を振るう季節となりました。インフルエンザウィルスは1年中存在しているのに、冬になると突然流行りだすのは、インフルエンザウィルスが最も活動しやすい環境が、気温20度以下、湿度20%前後、つまり、暖房をいれた冬の乾燥した室内はぴったりだからです。

そんなインフルエンザウィルスですが、実はオーラルケアによって、大幅な予防効果が期待できることが分かってきました。

人間の気道部分の粘膜は、たんぱく質の膜のようなもので覆われ、ウィルスが簡単に付着することができない仕組みになっています。
しかし、口腔内細菌が発する酵素によって、そのたんぱく質の膜が破壊され、その破壊された状態のところに、インフルエンザウィルスが付着することで細胞内に侵入が可能となり、大増殖につながります。

「オーラルケアがインフルエンザ予防に効果的」というのは、たんぱく質の膜を破壊する酵素を発生させる口腔内細菌そのものを、予め除去しておくことで酵素の発生を防ぎ、インフルエンザウィルスの増殖抑制が期待できるということなのです。

口の中には、インフルエンザウィルス増殖につながる細菌だけでなく、肺炎など他の病気を引き起こす可能性のある細菌や虫歯菌、歯周病菌であふれており、数十億の細菌が存在するとのこと。

それでは、どのような点に気をつけてオーラルケアをすればよいのでしょうか。ポイントをみていきましょう。

インフルエンザ・風邪予防にも効果的な、オーラルケア

インフルエンザ・風邪予防にも効果的な、オーラルケア
1)特に就寝前は、必ず行う。
睡眠中は唾液の分泌が少なくなることで細菌の動きが活発になり、口腔内の食べカスなどのたんぱく質を細菌が分解し、におい物質を作ります。だから寝起きの口は臭いのです。ですので、就寝前ケアは重要です。

2)歯ブラシだけでなく、デンタルフロスを導入する。
細菌は歯の表面だけでなく、歯と歯の隙間や、歯と歯茎の間の歯周ポケットなどに特に多く存在する為、デンタルフロスを使って、細菌が潜む歯垢を取り除くようにしましょう。
歯垢の除去率は、歯ブラシだけだと約60%ですが、デンタルフロスを加えると約90%にまであがるのだとか。

3)舌ブラシで、舌も磨く。
細菌は舌の表面にも存在します。というのも、舌表面の粘膜を白く覆っている舌苔(ぜったい)は、細菌の代謝物からなるもので、舌苔を放置することは細菌が活動しやすい状況をつくるからです。ですので、舌ブラシで舌苔も取り除いておきましょう。

4)朝起きたら、必ずうがいをする。
朝イチの口腔内は、上記の通り、細菌でいっぱいです。その状態で朝ご飯を食べると、細菌の大部分を飲み込むことになります。よって、朝ご飯前にはせめてうがいだけでもして、細菌を口の外に排出しましょう。

少し手間が多いかもしれませんが、このひと手間でインフルエンザが予防できるなら試す価値があるのでは?オーラルケアで病気知らずの冬を過ごしましょう。

関連記事