ミナ ペルホネン『ミナカケル -手から手へ 受け渡される価値-』

ミナ ペルホネン『ミナカケル -手から手へ 受け渡される価値-』

大好きなブランドのひとつ「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」が、設立20周年を迎え、長崎県美術館で大きな展覧会を行いました。
川島屋百貨店

minä perhonen(ミナ ペルホネン)

『ミナカケル -手から手へ 受け渡される価値-』

minä perhonen(ミナ ペルホネン)『ミナカケル -手から手へ 受け渡される価値-』
「ミナ ペルホネン」は、オリジナルの布を使った服やアクセサリーをはじめ、食器や家具まで、暮らしを取り巻くさまざまなものを展開しているブランド。その世界観をダイナミックに表現した展覧会は圧巻で、会場の一部にショップも設けられ、大人気を集めていました。

会場は全部で10の部屋に分かれていたのですが、最も魅了されたのは「リビング」と名付けられた8つ目の部屋です。 天井に届くほどの窓を備えた大空間が、そっくりそのまま「ミナ ペルホネン」の絵柄で覆われていて、そこに、服や家具がずらりと置かれているのです。空気も光も一体となって、素晴らしい大空間をかたちづくっているのです。

服や家具、雑貨といった暮らしを取り巻くデザインが、アートと同じように、「きれい!」「素敵!」と心を揺り動かし、気持ちを豊かにしてくれるのだと感じ入りました。

そして、最後の部屋にあったのは、50cmごとに色柄が異なる長い長い布の反物。パッチワークではなく、共通の経糸を使って織り上げたひとつながりのものと聞いて驚きました。日本の優れた職人技を「ミナ ペルホネン」が引き出すかたちで作った、稀少性の高い布なのです。

展覧会を記念して、この特別な布を使ったトートバッグと、展覧会のタイトル「1 ミナカケル」を象った刺繍が施されたトートバッグも販売されていました。

20周年を記念して出版された『ミナカケル -手から手へ 受け渡される価値-』は、その思いが凝縮された一書です。是非、手に取ってみてください。
minä perhonen(ミナ ペルホネン)『ミナカケル -手から手へ 受け渡される価値-』
minä perhonen
書籍『ミナカケル -手から手へ 受け渡される価値-』
価格:1,620円(税込み)

問い合わせ先:
ミナ ペルホネン インフォメーションデスク
TEL:03-5793-3700
(オンラインショップ「metsä」でも購入可)
川島蓉子 かわしま・ようこ
1961年新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科終了。ifs未来研究所所長。ジャーナリスト。多摩美術大学非常勤講師。Gマーク審査委員。