子宮や卵巣のトラブルも防ぐ? 知っておきたいピルの基礎知識

子宮や卵巣のトラブルも防ぐ? 知っておきたいピルの基礎知識

知っているようで知らない「ピル」。「働く大人の女の子のごほうびマガジンROLA(ローラ)」より、ピルにまつわる疑問に医師が答えます。
女子必読! ピルの実力・まだあるピルの意外なメリット

月経を早める・遅らせる・コントロールできる快適さ!

友達に温泉旅行に誘われたとき、ちょうど月経があたる日程だったらどうしますか? 鎮痛薬とパンツとタンポンとナプキンを持参しなきゃ、と荷物がかさばり、面倒も増えますよね。

「ピルで月経をずらすことが可能です。基本的には21日間飲んで、7日間休薬して出血を起こす仕組みですが、休薬しないでそのまま飲み続ければ後回しにできますし、1週間早めに休薬すれば早めることができます。思いのままに自分で月経をずらすことができるって便利だと思いませんか?」(よしの女性診療所の吉野一枝先生)

ピルを飲んだら月経がなくなると思っている人も多いかもしれません。

「休薬期間に消退出血という少量の出血が起こります。ただし通常の月経と異なり、出血量は少なく、出血期間も短く、月経痛も減るので月経そのものが軽くなります。しかも自分でコントロールできますから便利。私は『ブライダルピル』を提案しているんです」

ブライダルピル?! つまり結婚式前にピルを飲むということでしょうか?

「結婚式の半年前からピルを飲めば、肌もつるつるになります。結婚式やハネムーンに月経が当たらないよう調整もできますから、オススメですよ」

連続服用で月経ナシでもOK

自分の予定に合わせて、すべてをコントロールできるなんて便利ですね。

「出血が煩わしい人は連続して服用すれば、3か月くらい月経ナシにもできます。これもまったく問題ありません。ただし個人差があって、2か月くらいで出血が起きてしまう人もいれば、半年出血ナシの人もいます。ピルには子宮内膜が厚くなるのを抑える作用がありますが、人によっては連続服用でも多少の出血がある場合もあります。それでもごく少量ですから」

仕事の状況に合わせて、あるいはプライベートタイムを有効に使うために、ピルは大活躍というわけです。
■Profile
吉野一枝先生
よしの女性診療所
http://www.drkazue.jp/
CM制作会社勤務などを経て、29歳で医師を志す。32歳で帝京大学医学部入学。卒業後、東京大学医学部付属病院産婦人科、母子愛育会愛育病院、長野赤十字病院などでの勤務を経て、2003年に開院。
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