心がつらくて苦しいとき。医師がすすめるメンタルケアの方法は?

心がつらくて苦しいとき。医師がすすめるメンタルケアの方法は?

「働く大人の女の子のごほうびマガジンROLA(ローラ)」にて、心がつらくてたまらないときのメンタルケアとして効果的な方法を医師が教えてくれました。
心の不調に「漢方薬」・漢方薬をすすめる理由

メンタルケアに漢方薬をオススメする理由

メンタルケアに漢方薬がいいことを知らなかった人も多いと思います。

「漢方医学の『気・血・水』で考えれば、非常にシンプル。おさらいしておきましょう。うつうつとした、気の異常には『半夏厚朴湯』(はんげこうぼくとう)や『香蘇散』(こうそさん)『桂枝湯』(けいしとう)。イライラや不安感など感情の調節や不眠には『抑肝散』(よくかんさん)、体調不良も伴う心の不調には『五苓散』(ごれいさん)が効果的です。月経前症候群など女性特有のメンタルケアには『桂枝茯苓丸』(けいしぶくりょうがん)『当帰芍薬散』(とうきしゃくやくさん)『加味逍遥散』(かみしょうようさん)の3つがあります」

と話すのは、芝大門いまづクリニックの今津嘉宏先生。医師が処方する漢方薬だから、安全性が高いとも言えます。

「健康食品やサプリメントと比べたら圧倒的に安全です。また、精神科や心療内科で処方される睡眠薬や抗うつ薬の中には依存性の高いものも多く、一度飲み始めると止められなくなる人も多いです。漢方薬には依存性がなく、症状が改善したら服用を止めることができますから」

依存性がないからこそ心の不調に最適

確かに、睡眠薬や抗うつ薬を常用している人も多くなってきていますね。

「それらは原因を解決するのではなく、症状を緩和する、あるいは抑えつける薬だと知っておいてください。その点、漢方薬は根本的な部分を治療するのが目的です。選択肢のひとつとして、漢方薬も覚えておいてほしいのです」

漢方薬の飲み方に関して、注意点はありますか?

「最近の研究で、漢方薬に入っている成分は食物繊維と一緒になると吸着されてしまうことがわかりました。食前なら20~30分空けて、食後なら1時間くらい空けて服用するといいでしょう。1日1回の服用でも効果を発揮しますから、手軽だと思いますよ」

ストレスで心が弱ったとき、自分ではどうしようもなくなったときに、漢方薬が強い味方になってくれるかも!
■Profile
今津嘉宏先生
芝大門いまづクリニック
http://imazu.org/
應義塾大学医学部外科学教室助手、同大学漢方医学センター助教、麻布ミューズクリニック院長などを経て、開院。日本胸部外科学会認定医、日本外科学会認定医・専門医、日本東洋医学会専門医・指導医。著書に『89.8%の病気を防ぐ上体温のすすめ』などがある。
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