穀雨に黒くろ茶を飲む

アラフォーは「黒」で抗酸化!?ちょい足し健康茶の相乗効果って?

4月20日は二十四節気の穀雨。乾燥の季節に終わりを告げ、穀物を潤す春雨が降ればもうすぐ夏。今のうちに健康茶でお肌と体調を整えておきましょう!
二十四節気_ビューティーティー「穀雨」

4月20日は穀雨、ちょい足しお茶レシピで抗酸化

穀物を潤す春雨が降るという穀雨。乾燥の季節を耐えた肌が、潤いを取り戻す時季といえそう。

穀雨が過ぎるとゴールデンウィークです。29日の昭和の日を皮切りに、3日の憲法記念日、4日のみどりの日、5日のこどもの日と続きます。

その間の5月1日(2016年)は、八十八夜で茶摘みのシーズン。新茶の美味しい季節の到来です。八十八夜の頃に霜が降らなくなることから、八十八夜の別れ霜といい、ちょうどこの時期、京都のあたりがそれにあたります。なぜ京都なのかというと、日本最古の茶園として知られているのが、京都の栂尾山(とがのをさん)高山寺(こうさんじ)だからかもしれません。

今では日本茶をはじめ様々なお茶が、私たちを楽しませてくれています。美と健康に役立つお茶を飲みながら、先人たちに感謝しつつ、後世にもこの文化を伝えていきたいですね。

ちょい足しお茶レシピ「黒くろ茶」

黒くろ茶のレシピ

材料 2人分

黒豆茶(ティーバッグ) …1個(12g)
黒ごま(または黒すりごま) …小さじ1
熱湯 …200ml
黒糖 …小さじ2

作り方

1.
黒ごまはすり鉢でする(黒すりごまはそのまま)。急須にティーバッグとすったごまを入れて熱湯を注ぎ3分蒸らす。

2.
1を湯飲みに注ぎ入れ、黒糖を加えてかき混ぜる。
黒くろ茶の作り方

黒い色にはワケがある!? 黒くろ茶の秘密

黒くろ茶にちょい足しした食材は、ごま。食材はもちろん、食用油としても親しまれています。とても小さな種子ではありますが、その栄養価の高さこそ黒くろ茶の秘める力。

中でも、ゴマリグナンは抗酸化作用に優れ、肝機能を向上させるなど、老化予防に効果的です。さらに含有のビタミンEにも抗酸化作用があるためゴマリグナンとの相乗効果を得られたり、ゴマリグナンがビタミンEの働きを助けるというのです。女性ホルモンの生成に関わるビタミンEや女性ホルモンと似た働きをするセサミンは、更年期症状の緩和にも期待されています。

他にも鉄やリン、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラルや、タンパク質、食物繊維、ナイアシン、ビタミンA、B1、B2、B6、Eや葉酸も豊富。イライラした気分を抑えたり、血色を良くしたり、腸内環境を整えたりと、心身ともにいい作用があるようです。

今回は、ごまの中でもポリフェノール色素を多く含有している黒ごまを使用したレシピ。エイジングケアに最適なお茶といえそうです。

ベースになっているお茶は、「黒豆茶」

黒豆茶の原料は黒豆(黒大豆)です。大豆は畑の肉と呼ばれるくらい、タンパク質が豊富。味噌や醤油、納豆、豆腐、おから…など、日本の食卓には欠かせない食材です。

黒豆は、黒い色の種皮に含まれるポリフェノールの一種、アントシアニンを含有し、抗酸化作用が期待できるため、シミやしわの原因となる活性酸素を除去するといわれています。さらに、大豆に多く含まれるイソフラボンの抗酸化作用に加え、エストロゲン様作用により美肌効果が期待でき、美と健康を気遣う人にもいい食材。他にも血液をサラサラにしたり、ダイエットに効果的だったりと、嬉しい作用がいっぱい!

ほどよく香ばしいノンカフェインの黒豆茶。そこに黒ごまを加えた「黒くろ茶」は、大人の女性のリラックスタイムにぴったりのお茶かもしれません。
■料理・スタイリング/黒木優子
料理家。フードスタイリスト。
著書に『かんたん、おしゃれな作りおきジャーサラダ』『おうちで和菓子屋さん』など。

■取材協力/篠原絵里佳

■撮影/宮澤聡

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