去年買った日焼け止めの残り、今年も使っていい?美白UVケアQ&A

去年買った日焼け止めの残り、今年も使っていい?美白UVケアQ&A

美白シーズンにいよいよ突入。紫外線を浴びたら台無し!美白は防ぐところから始まっている!

Q.去年買った日焼け止めの残りを今年も使っていい?

A.未開封で遮光されていたものだけOK

「開封しているなら、昨年のものは避けましょう。さらに、日焼け止めは紫外線にあたると劣化しがち。箱に入っておらず、窓際に置いてあったものなど、長時間陽射しを浴びやすい環境で保管されていたものは使わないように!」(コスメコンシェルジュ 小西さやかさん)

Q.日焼け止めに記されている、SPFやPAってどういう意味?

A.UV-BとUV-Aを防ぐ効果がわかります

「私たちが浴びる紫外線にはUVAとUV-Bがあり、その波長の長さが異なります。SPFはおもにUV-Bを防ぐ効果を表す数値で、数値が高いほど肌が赤くなるのを防げます。PAはUV-Aを防ぐ効果を表し、+が多いほど肌がすぐ黒くなったり長期的には弾力がなくなったりすることを防げるのです。SPFの上限は50+、PAは++++」(資生堂ライフサイエンス研究センター 佐藤潔さん)
日本の日焼け止めで見られる表記例。
日本の日焼け止めで見られる表記例。
SPF (Sun Protection Factor):UV-Bを防ぐ効果を表す数値
PA (Protection Grade of UVA):UV-Aを防ぐ効果を表す目安

SPFだけではなく、PAの表記もチェックして。
画像提供:資生堂

Q.SPF、PAはどれくらいのものを選ぶのがいい?

A.シーン別にセレクト

「生活シーンに応じて使いわけて。日常生活ではSPF15、PA++程度を目安に。海や山へのレジャーでは最高値のものを」(資生堂ライフサイエンス研究センター 佐藤潔さん)
生活シーンに合わせた紫外線防止用化粧品の選び方
生活シーンに合わせた紫外線防止用化粧品の選び方
どんな陽射しのもとでも同じ日焼け止めを使うのではなく、プロテクション効果の違うものをいくつか用意しておくのがおすすめ。
画像提供:資生堂

Q.紫外線を防ぐ効果が高ければ高いほど、肌への負担は大きい?

A.その性質はあり!
「確かにその傾向はありますが、剤型によって異なる場合も」(ポーラ 研究所 三輪隆博さん)
「紫外線吸収剤や紫外線散乱剤が多く使用されることで、それを負担に感じる人もいます。でも、ここ最近は、技術の進化によって肌負担が軽減された商品が多くなっています」(資生堂ライフサイエンス研究センター 佐藤潔さん)

Q.やっぱり塗り直さないとダメ?

A.理想は3時間ごと

「基本的にはおよそ3時間経ったら、塗り直すのがベスト。汗や皮脂で流れるほか、手でこすったりして取れるためです。塗り直しに便利なのはスプレータイプの日焼け止め。顔に使う場合は、手のひらに噴射してから塗りましょう」(資生堂ライフサイエンス研究センター 佐藤潔さん)
UVスプレー
A 簡単に塗り直しができる。
アネッサ エッセンスUVスプレー SPF50+・PA++++ 60g ¥1800(編集部調べ)/資生堂
B 皮脂・汗に強く、キープ力も高い。
スポーツ ビューティ UVウェア スプレー SPF50+・PA++++ 70g ¥1500(編集部調べ)/コーセー

Q.日焼け止めは塗り重ねるほど、紫外線を防げる?

A.そんなことはありません

「肌に重ねたぶんに比例して紫外線をカットできるわけではありません。必要以上に厚く塗ってしまったら、メイクくずれにつながることもあります。もちろん、ケチケチ使うよりもいいですが……。おすすめは、一度塗って数分置いてから再び重ねる方法」(ポーラ 研究所 三輪隆博さん)

Q.すごく日焼けしちゃった日のケアが知りたい

A.とにかく冷やす!

「炎症が落ち着くまで美白ケアは我慢して、何よりも冷やしたり保湿しましょう」(ビューティエディター 松本千登世さん)
「まず肌のホテリを抑えるために冷やして。赤くて痛いとか、肌がすごく熱を持っている場合は病院へ」(資生堂ライフサイエンス研究センター 佐藤潔さん)
撮影:伊藤泰寛
ヘアメイク:猪狩友介/Three Peace
イラスト:miya
取材・文:大貫未記、河津美咲
構成:中田優子、与儀昇平

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