“ギャップ”の使い方でモテ度アップ!? 辛酸なめ子がトレンド分析

“ギャップ”の使い方でモテ度アップ!? 辛酸なめ子がトレンド分析

VOCEで毎月、トレンドの裏を鋭く指摘している辛酸なめ子さん。これまでとは様子が違う“今のギャップ”を読み解きます。

今なぜ、これほどのギャップ乱立時代に?

アイドル戦国時代の到来で、かわいいだけでは目立てなくなってしまったことが大きいと思います。もう一つは、SNS時代で素を見せることが当たり前になったため、本業の顔だけじゃダメになったこともあるでしょう。演技派と言われる二階堂ふみですら、バラエティのレギュラーになって、女優以外の顔を見せようとしてますもんね。
小保方さん佐村河内氏
そして何より、強烈な一般人の登場も。小保方さん、佐村河内氏、号泣議員に不倫議員……。こんな小説以上の人を日々見せられたら、ぬるい存在じゃ物足りなくなりますよね。でもこれだけギャップが乱立すると、反動で今度はミステリアスが人気になるかも。実際海外では個性出し過ぎのレディー・ガガ疲れなのか、ノーマルなテイラー・スウィフトが台頭してますよね。
レディー・ガガ疲れ

出し続けないと飽きられるというジレンマ

とはいえギャップはあくまで、正統派で勝負できない人の目立つ手段だと思います。実際、正統派で勝負できる有村架純や広瀬すずは、とくにギャップを見せてないですよね。
それに一発ギャップは必ず飽きられる。次々と違う顔を見せる篠原ともえや、ビール売り子ギャップから新たにイラッとさせるギャップを出し始めたおのののかみたいに、ネタを出し続けないと生き残れない。だから今ギャップ売りしている人も、本業の地位を確立したらギャップキャラを引っ込めてしまうかもしれません。

一般人がギャップ力を身につけるには?

今やギャップが当たり前になり、どの分野にもギャップアイドルがいるから、相当なインパクトがないと売れるのも難しくなっています。芸能人ですらこれほど苦労していますから、私たち一般人が作ったギャップなんてすぐボロが出るでしょう。日本人の空気を読む力はすごいですから、本当に好きな分野で発展させられないなら無理にギャップを出そうとするのは要注意。仮に意外な趣味を持っていたとしても、自分でアピールしてはいけません。あくまで人に気づいてもらうレベルがオススメ。矢口真里だって、「実は」的な多趣味アピールをして反感を買いましたからね。

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