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1 妊娠中に食べて良いもの

何を食べて良いのか悪いのか、気になる妊娠中の食事。そんな疑問に産科医の竹内正人先生に答えていただきました。

食べたほうが良いのは?

妊娠中の食事で大事なことは、やはりバランスのいい食事です。中でも積極的に摂取してもらいたいのが、良質なタンパク質(魚、肉、大豆製品)やビタミン、ミネラル(カルシウム、マグネシウム、鉄、カリウムなど)、食物繊維です。

妊活中から気を使いたいのが葉酸。脳神経など神経系や脊髄の形成に必要となり、妊娠中にサプリメントで摂取する方も多い栄養素。何でも摂りすぎはよくないですが、容量を守っていれば大丈夫です。妊娠中期以降、サプリを飲むより葉酸含有量の多いアボカド、ホウレンソウ、アスパラ、イチゴなどの食品で摂ることをおすすめします。

不足しがちな栄養は?

サプリメントで摂取している妊婦さんも多いビタミンやミネラルは、比較的摂れている栄養素。一方、意外と不足しているのが良質なたんぱく質です。火を通してあるサバやイワシ、赤身魚、納豆などが特におすすめです。

アトピー性疾患を気にして卵や牛乳などを避けるということも多いですが、「予防にはならない」との研究結果が出ています。妊婦さんが食物アレルギーの場合以外は、特別な食事制限などは必要ありません。ただ、卵などは生より火を通した方がいいでしょう。

注意すべきことは?

体重増加を気にして食事の量を制限したり、妊娠後半期になるにつれ、むくみが気になるからといって水をあまり飲まないようにしたり、神経質になりすぎるのもよくないことです。程よい体重増加は必要ですし、むくみがあっても血圧が正常で、尿もちゃんと出ている場合は心配ないので、水分を制限する必要はありません。むくみは一時的なもの、むしろ1日に最低2リットル(コップ8杯)くらいは飲むようにした方がいいでしょう。

この食べ物は本当にいいの?

理想は手作りの自然な食事ですが、つわりなどでなかなか食べられない人もいるかもしれません。サプリメントはそんな時の補助的なものと捉えたほうがいいでしょう。しかし、いくら食事が喉を通らないからといって、過剰摂取は避けてください。

一般的に良いといわれている全粒粉、胚芽米、玄米などの精製度の低い穀物は、積極的に摂ってください。また、牛乳はカルシウムが豊富ですし、イチジクやクルミ、ホウレンソウなどからは鉄分が摂れます。ただ、糖の含有量の多いフルーツは、食べすぎには注意が必要です。

最近はもともと食の細い人や、偏食しがちな人が多くなってきています。栄養価を考えて、バランスよく食事されることを心がけてください。

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PROFILE

監修:竹内正人(たけうちまさと)

監修:竹内正人(たけうちまさと)

日本医科大学大学院卒業。葛飾赤十字産院産科部長などを経て東峯婦人クリニック副院長。医療の枠をこえた様々な取り組みを展開している行動派産科医。著書も多数。

協力一覧+ イラスト/ふるやますみ

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