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2 検診・ワクチンは不要!?

生まれてからほどなくしてワクチンを打ち、大人になったらなったで定期的に健診や検診を受ける。もっともなことのように感じられますが、本当にそうなのでしょうか? そんな疑問を、ミリオンセラー『医者に殺されない47の心得』(アスコム)の著者、近藤誠先生に伺いました。

『医者に殺されない47の心得』(アスコム)近藤誠»

あなたはなぜ、検診・ワクチンを受けるの?

あなたはなぜ、検診・ワクチンを受けるの?

健康診断の始まり

健康診断は、「虚弱な男性を見つけて、兵隊要員を選別する。そんな時代から始まり、いつしか習慣になった」と、近藤先生は言います。今日の日本では、一般的な職場の健康診断ですが、「欧米では行っていない制度」なのだそうです。「もし、健康診断を欧米で強制的に行ったら、権利侵害で賠償問題に発展するのではないか」とも。

がんや生活習慣の検診は必要か?

ちゃんと検診を受けておけば……。そんな話を耳にすることがあります。恐らく、会社などでの健康診断はもちろん、がんや生活習慣病の検診も重要だと感じている人は多いのではないでしょうか。しかし、近藤先生は「検診は不要」と言います。
例えば、胃がんの場合、初発病巣(最初にできたがん)1cmの胃がんには、10億のがん細胞が発生します。ここまでの大きさになるには何年もかかります。このとき、転移病巣が1mmだった場合、転移する前に初発病巣を取り除かなくてはいけません。転移を防ぐためには、初発病巣のがんが0.1mmのときに発見しなければならないのです。しかし、「それは不可能」だと言います。さらに「CT検査をすれば、医療被ばくをして発がんリスクが高まる」とも。「日本人のがん死亡の3.2%は、医療被ばくが原因と、医学誌『ランセット』(2004)でイギリスの研究者が発表しています」と、注意を促しています。

「本物のがん」と「がんもどき」

早期発見・早期治療で見つかったがんを取り除き、5年たっても再発しなかった。このような話を聞くと、転移しなくてよかった、と思います。しかし、5年たっても再発しないがんは、「もともと転移しないがん」だと、近藤先生は言うのです。「転移しない、もどきのがん『がんもどき』は、ほっといてもよかった」と。一方、「本物のがんは、初発病巣が見つかったときには、すでに転移している」と指摘します。
再発しなかったのは、免疫細胞が、がん細胞を攻撃したとは考えられないでしょうか。しかし、「免疫細胞は、がん細胞と普通の細胞を見分けることができない」、ですから「攻撃はしていない。攻撃していればがんにはならない」と言うのです。
「マンモグラフィで見つかるがんは、『がんもどき』です」。これが「検診は不要」というゆえんです。

『「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人』(幻冬舎)近藤誠»

ワクチンは必要か?

ワクチンは必要か?
ワクチンを打つことを、当然のように考えている人が多いのではないでしょうか。しかし、近藤先生は、「ワクチンは打たない方がいい」と、注意を促しています。子宮頸がん、インフルエンザ、はしか、日本脳炎など、すべての予防ワクチンには、脳症や急死を含む、非常に重い副作用のリスクが伴うからです。
「子供は、ウイルス性疾患にかかって、免疫力が発達して大人になっていきます。ワクチンも減らした方がいい」と、近藤先生は言っています。

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※本ページに記載された見解は、近藤誠先生によるものです。

PROFILE

監修:近藤誠

監修:近藤誠

1948年生まれ。73年、慶応義塾大学医学部卒業。同年、同大学医学部放射線科入局。79~80年、米国へ留学。83年より同大学医学部放射線科講師。2013年、近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来設立。

協力一覧+ イラスト/こさかいずみ

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