君島十和子さんに教わる「角質層にまつわるスキンケア」の秘訣

君島十和子さんに教わる「角質層にまつわるスキンケア」の秘訣

「美のカリスマ」として、日々情報を発信されている君島十和子さん。「40代からの角質層にまつわるスキンケア」について、お話を伺いました。
美容のプロに聞く! 未来の自分のために今始める美習慣 君島十和子さん

君島十和子さんに教わる、40代からの「肌とスキンケアの関係」

モデル、女優を経て、オリジナルブランドコスメ「FTC(FELICE TOWAKO COSME)」プロデュース。
また、美容本の執筆なども手がけ幅広く活躍されている、君島十和子さん。
その美肌から「美のカリスマ」「奇跡のアラフィフ」の呼び声も高いそうです。
50歳を迎えても美肌を保ち続ける君島さんに、誤解されやすい「角質層にまつわるスキンケア」の秘訣について詳しく伺いました。

その前に、更年期世代のお肌とホルモンバランスについておさらいしましょう。
君島さんは近著『十和子イズム』(講談社刊)の中で、青山研美会クリニックの阿部圭子先生の、次の解説を紹介しています。

阿部先生によると、更年期世代の女性たちの肌には2つの大きな変化が見られるそうです。
・女性ホルモンのエストロゲン量が低下することで、肌の潤いや皮脂量が低下する
・ターンオーバーの周期が約2倍遅くなることで、肌が酸化し、くすみやたるみの原因になる

女性の平均閉経年齢は50.5歳と言われています。
女性ホルモンの分泌量も、50歳を境に急激に減少していくのだそう。
また早い方は、その減少による変化を40代の内から感じ始めると言われています。

スキンケアには「予防」という意識がとても大切です。
ホルモンバランスの減少や乱れが起こってからケアを開始するのでは遅いのです。
未来の肌を考えるのであれば、40代の内から10年後に備えて正しいケアを始めることが要だということが、このことから見えてきます。

君島十和子さんに教わる「角質層のスキンケア」の秘訣はこれ!

では上記のことを踏まえ、40代からのスキンケアで気をつけるべきポイントはどこなのでしょうか。
誤解されやすいのが「角質層のケア」なのだと、君島さんは言います。

「まず『過剰な肌のマッサージをしないこと』です。
40代からのお肌は、刺激により敏感になっています。
よく、洗顔やピーリングの際に強くこすったり必要以上に力を入れたりしている方がいますが、肌は強く押せば押すほど逆効果。
角質層や弾力層など、お肌を若々しく見せてくれるところを痛めてしまうことになりかねません。
なるべく皮ふが動かないよう、撫でるくらいの力でお手入れをしましょう」(君島十和子さん)

「次に『角質層をむやみに取り除かないこと』です。
理想的な肌とは『みずみずしい水分をたたえた、透明感のある、年相応のハリと輝きをもった肌』のこと。
それを保つ為には、しっかりと潤いを閉じこめるケアをしてあげることが大切です。
また、そのときに大切になってくるのが角質層の扱い方なのです」(君島十和子さん)

確かに、ピーリングなどのフェイシャルケアは、自宅で行うセルフケアとしても浸透しています。

「角質層は悪者扱いされがち。そこさえ取り除けば、美肌になれると思われていることも多いです。
確かに、ピーリングをした後、少しの間は肌がつるつるになった気がします。
ですが、その後の保湿がおろそかになったり、必要以上に肌から角質層を取りすぎていたりすると、かえって乾燥や小じわ、たるみなどの原因にもつながりかねません」(君島十和子さん)

また、角質層の正しいケアには、次のような好循環が生まれると君島さんは言います。

「一番外側にある分、最も人の目につきやすく印象を左右するのが角質層です。
お肌の外側が整っているときは、自然と内側も整ってきます。
内外どちらも整っている状態のときは、お化粧が薄くても素材自体の美しさで十分勝負ができます。
結果としてクレンジングも最低限で済む為、お肌への負担が少なくなる。
つまり肌トラブルを遠ざけ、良い循環にしてくれるのです」(君島十和子さん)

角質層を取り除くことばかりが美肌づくりに良いと思われがちですが、実は、肌の保湿の為に防御機能を果たしているというのは、目から鱗が落ちる思いですね。
ピーリングを全くやってはいけないというわけではなく、週に何度も行っていたり、その後の保湿ケアがおざなりだったりすることが要注意なのだそうですよ。
■監修
君島 十和子 さん
美容家・FTCクリエイティブディレクター

関連記事