美の達人がオーガニックコスメにハマるのはなぜ?魅惑のアイテム5選

美の達人がオーガニックコスメにハマるのはなぜ?魅惑のアイテム5選

美容意識の高い女性を中心に人気のオーガニックコスメ。最近よく聞くようになったけれど、一体何がいいの?オーガニックコスメを知り尽くした美のエキスパートに、その魅力や楽しみ方、そしてイチオシアイテムを教えていただきます。
オーガニックライフスタイル_前編「新井ミホ」
【新井ミホさんとは】
『VOCE』『GINGER』など、身近な女性誌にも登場する注目の人。PR会社『ラキャルプ』代表として、国内外のオーガニックコスメやフード情報を知り尽くすプロフェッショナル!

ドクターズコスメからオーガニックコスメへの転身、一体なぜ?

ーーそもそもどのような経緯でオーガニックコスメに出会ったのか教えてください。

「オーガニックコスメの仕事にたずさわる方や愛用者の方から、『肌が弱くて、使える化粧品が他になかった』といったお話をよく聞きます。

が、私自身は化粧品でトラブルになったこともないような強い肌。何でも積極的に試せる肌だし、せっかくなら最先端の技術を知りたいという思いもあり、ビューティー業界でのキャリアのスタートはドクターズコスメのPRだったんです。

といっても当時はまだ若くてエイジングの悩みもなく、最先端美容のスゴさを自分の肌で実感するということはありませんでした。

そんな頃に、お世話になっていたビューティージャーナリストの方から、『面白いブランドがあるよ』と教えていただいたのが、当時イギリスから日本に上陸したばかりの『オーガニックファーマシー』。それが、私とオーガニックコスメの出会い。何もかもが驚きでした」(新井さん)

「何これ!?」オーガニックファーマシーの衝撃

ーーいわゆる最先端美容に日々触れていた新井さんを驚かせるというのは、そのブランドに何があったのでしょうか?

「何と言っても、肌への効果実感の高さです。今から15年くらい前になりますが、当時のオーガニックコスメといえば“安心安全だけれど効き目は穏やか”というイメージが一般的でした。

でも、『オーガニックファーマシー』は、肌にのばした瞬間に「何これ?」と驚くような変化をもたらしてくれたんです。

デザインも洗練されていて、顧客の多くはセレブの方々や美容医療も取り入れるようなアクティブな女性たち。

本国ではラグジュアリーブランドと並んで一流百貨店で売られているなどと、知るほどにオーガニックコスメに対するイメージが刷新されるのが面白く、直感を頼りに『オーガニックファーマシー』のPRに転職したんです」(新井さん)

10年前、オーガニックコスメには課題が満載だった

ーー同じビューティー業界といえども、ドクターズコスメとオーガニックコスメでは見える世界が異なるような気がしますが、実際はいかがでしたか?

「当時、『伊勢丹新宿店』の地下にあった『BPQC』という世界中のオーガニック・ナチュラルコスメを扱う売り場で販売されていたのですが、『オーガニックファーマシー』に限らず、世界中にはユニークなブランドがたくさんあることを知りました。

これから盛り上げていこうというカテゴリーだからか、ブランドの垣根を越えた連帯感のようなものもありましたね。

同時に、多くのブランドが自然のものを主成分に使っているゆえの問題を常に抱えていました。安定性が低かったり、作られたロットによって香りや使用感が微妙に異なってしまったり。

モノ自体は確かにいいけれど、そういった問題が改善されないままに日本市場を撤退してしまうブランドも少なくありませんでした。この15年の間で、そういった問題はほとんどなくなりましたね。驚くほど進化したと思います」(新井さん)

一度使うと手放せない。新井さんの定番アイテムとは?

ーーお仕事柄、日々魅力的な製品に触れていると思いますが、新井さんのスタンダードともいうべき定番コスメを教えてください。
「まずは『ジェーン・アイルデール』の『リキッドミネラル』(写真左)。ブラシでつけるタイプのファンデーションになりますが、色がついた美容液という感じで保湿効果が抜群。

下地に『スムースアフェア』(写真右はサマースムースアフェア)を使うとキメも整ってすごくいいですよ。日中のメイクタイムをもスキンケアタイムに変えてくれるので、『早く落とさなくちゃ』という焦りも感じずに過ごせます」(新井さん)

メイクオフは良質オイルたっぷりの石けんで!

ーー 一般のメイク製品とだいぶ異なりますが、メイクオフには特別なものが必要なのでしょうか?

「カバー力もあるのですが、石けんで落とせてしまうんです。発売以来、何個もリピートしている『ブルーメ エデナ』の『オイルリッチトリートメントソープ』がメイクオフの定番です。

美容オイルにも使われるマカデミアナッツオイルやアルガンオイル、椿油など良質な植物オイルをぜいたくに配合しているので、メイクを落としながらも潤いを与えてくれるんですよね。

油分を含んだ泡はふんわり、ねっとりとしていて心地よく、ソープなのに使うほどに肌が潤い柔らかくなります」(新井さん)

ーー強い洗浄力のものでメイクオフすると肌がつっぱって、早く化粧水を塗らなくちゃ!と慌ててしまいますが、良質のオイルが同時に潤してくれるのなら安心。落ち着いて次のステップに臨めそうです(笑)。

「皮脂の落とし過ぎでトラブルを引き起こしている方は多いと思うので、乾燥などの悩みを抱えていたら是非試してみてほしいですね」(新井さん)

“オイル”はオーガニックコスメの得意分野!

「そして洗顔後、私が習慣にしているのがオイル美容。化粧水の前に、“肌に敷く”というイメージで良質の植物オイルを塗るんです。乾燥を寄せつけない、なめらかな肌に整いますね。

オイルはオーガニックコスメの得意とするところでいいものがたくさんあるのですが、定番は『ローズ・ド・マラケシュ』の『ヴェルヴェーンオイル』。

ダマスクローズの製品で有名なブランドですが、私は柑橘系の香りが好きで自然と手が伸びてしまいます」(新井さん)

抜群の保湿力を誇る、冬にマストの逸品

ーー(手のひらで試しながら)肌にスーッと馴染んで、ベタつきが残らないんですね。肌の上に自然なツヤが残る感じがします。

「オイル美容は、一年を通して欠かせませんね。ボディにも『メイド オブ オーガニクス』の『オーガニック モイスト リペア アフター バス オイル』を使っています。

独自成分として人間のセラミドとほぼ同じ構造で作られた醸造発酵粕のセラミドを配合しているのですが、一般の化粧品に用いられるセラミドの15倍もの保水力があるそうなんです。

お風呂あがりの濡れた身体に塗ると効果倍増。冬に乾燥性敏感肌に悩む方や、ポンプ式で機能性も高いので小さいお子さんにもいいと思います」(新井さん)

スキンケア一式を同ブランドで揃える必要はない!

ーー先ほどから手元で色々な化粧品を試させていただいていますが、異なる香りを重ねてもバッティングしないような気がします。

「やはり自然の恵みを用いているという共通項があるので、香りも溶け込むように馴染みますよね。だからスキンケア一式を同じブランドで揃える必要はないし、その日の気分や肌状態で使い分けるのも楽しい。

精油の香りは癒し効果も高いので、毎日のスキンケアを義務から楽しみに変えてくれる力もあると思います。

いつも使っているものに気になったアイテムをひとつプラスするところからでもいいですし、ぜひ一度良質のオーガニックコスメに触れてほしいと思います」(新井さん)
【新井ミホさん プロフィール】
国内外の上質なオーガニックコスメやフードの魅力を広める活動を行なうナチュラルビューティーのプロフェショナル。現在では『ラキャルプ』というPR会社の代表を務め、オーガニックコスメやフードを中心とした、さまざまなブランドの最新の美容情報や女性に役立つ知恵を発信している。

写真/よねくらりょう

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