シミ、ダメ!ゼッタイ!まっさらな肌を保つために大切なこと

シミ、ダメ!ゼッタイ!まっさらな肌を保つために大切なこと

お肌の大きな悩みの1つである「シミ」。できれば作りたくないし、できたシミは早めに消したいですよね?ここでは、シミや肝斑の原因について解説し、ケア方法や基礎化粧品選びなど、さまざまな角度から対策法をご紹介していきたいと思います。

シミができる原因を知って正しく対策を

シミができる原因は「メラニンの過剰生成」だといわれています。
メラニンが過剰に作られる代表的な要因とされるのが、紫外線です。
紫外線を浴びると、表皮層の「メラノサイト」が紫外線を吸収し、肌を守ろうとします。吸収された紫外線は分解されてメラニンになり、シミとなって肌の表面に表れます。
更に、エアコンや外気などで乾燥した肌が、メラニン色素を作り出しやすい環境を助長します。乾燥肌は、刺激に敏感。少量の紫外線でも、多くのメラニン色素を生成してしまいます。

また、ニキビや湿疹などによる肌の炎症、ストレスや喫煙、飲酒による活性酸素の増加も、シミの一因だといわれます。
さまざまなダメージが蓄積されて、肌のターンオーバーが乱れてしまったり、メラノサイトがメラニンを過剰に生成してしまうことで、シミができてしまう可能性があるんですね。

●シミに効果的な対策法は?

シミの対策には、次の3つのポイントを押さえておきましょう。

(1)予防
日頃の生活を見直して、シミの原因になりそうなものをできるだけ遠ざけることが大切。
例えば、1年中降り注いでいる紫外線。外出するときには、日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘などを活用して、太陽光を直接肌に浴びてしまわないように注意しましょう。
また、睡眠不足などの生活習慣からくる肌ストレスも見逃せません。規則正しく十分な睡眠をとる、バランスがとれた食事をしっかり摂るなど、生活のリズムを整えていきたいですね。

(2)保湿
ターンオーバーが乱れる原因とされるものに、肌の乾燥があります。
毎日の保湿が大切ですが、特に長時間外出したり、海や山といった野外でのレジャーなど、いつもよりも肌への刺激が大きかったときには、念入りに保湿をしてあげましょう。
洗顔をしたあとはすぐに化粧水で保水をして、乳液を使って潤いをしっかり閉じ込めてることが大切です。
空気が乾燥する季節には、外出するときに保湿用のミスト化粧水を携帯するのもいいですね。

(3)ビタミンC
メラニン色素を薄くする働きがあるといわれるビタミンC。肌の老化の一因である活性酸素を抑制する効果も期待できるため、積極的に摂るようにしたい栄養素です。
1日に必要とされるビタミンCは約80mg。過剰に摂取した分は排出されてしまいます。毎日必要な分だけ小まめに摂ってくださいね。

また、スキンケアに、血行促進や抗酸化作用がある馬油や、肌のピーリング効果がありターンオーバーを助けてくれるはちみつなどを取り入れてみるのもおすすめです。

体の部位別シミ対策法

シミができる場所は、頬やおでこだけではありません。唇や手の甲など、人目について気になる場所にできたシミのケア方法をご紹介しましょう。

●唇のシミ
唇には皮脂腺などがないため、肌の中でも特に無防備。当然、紫外線の影響も受けやすく、シミができてしまうことがあります。また、口紅などの汚れが残ってしまい、色素沈着によるシミができる場合もあります。
ただし、唇は皮膚が薄いため、ターンオーバーのサイクルが顔などの皮膚と比べると短め。ケアをきちんとすれば、早い段階での改善も期待できます。

唇のシミ対策におすすめなのが「ホホバオイル」です。
匂いが少なくさらりとした使い心地で、唇のケアに適しています。オーガニックの製品なら、口の中に入っても安全。安心して使えます。
次の項目でご紹介するような、シミを薄くする効果が期待できる化粧水や美容液をコットンに含ませ、唇に1、2分ほど馴染ませたあと、ホホバオイルを塗ってコーティングします。
毎日続けることで、徐々にシミに効果が表れてくるのがわかると思いますよ。

●手の甲のシミ
手の甲のシミは、ほとんどが「老人性色素斑」というもの。長年蓄積された紫外線などによるダメージが、シミとなって浮き出てくるものです。
手の甲のシミを改善するための方法には以下のようなものがあります。

(1)ハイドロキノン
ハイドロキノンは、メラニン色素を抑制・分解に優れた効果を発揮する成分。手だけでなく、顔や腕、背中の老人性色素斑にも有効だとされています。じっくりと時間をかけたケアが必要ですが、全身に使えるのがうれしいですね。

(2)L-システイン
肌のターンオーバーを促してメラニンを滞りなく排出する効果が期待できるのが、アミノ酸の1種であるL-システインです。体の中からシミができやすい体質を改善することができるとされ、他のケアと並行して服用することで、ケアの効果を高めてくれるともいわれています。

(3)レーザー治療
早く確実にシミを消したい場合には、美容クリニックなどで受けることができるレーザー治療がいいでしょう。特に輪郭がくっきりとしたシミの場合には、抜群の効果を発揮するといわれます。

●肝斑
左右対称に、同じような形と大きさのシミができたら、それは「肝斑」かもしれません。
肝斑の原因は他のシミとは少し異なり、女性ホルモンの乱れによる場合が多いといわれます。そのため、女性ホルモンが活発になる30~40歳代に多くできるといわれています。
肝斑の治療には、肝斑の原因となるプラスミンを抑制するトラネキサム酸を配合した薬の服用が有効です。ドラッグストアで購入でき、2ヶ月程度の服用で8割以上の人に効果があらわれるようです。

シミ対策のためのコスメ選び

ドラッグストアにいくと、さまざまなスキンケアのための基礎化粧品が並んでいますが、シミを重点的にケアするためにどのような化粧品を選ぶべきか迷いますよね。
そこで、美容成分の中でも、シミに効果があるといわれる栄養素をまとめてみました。
基礎化粧品選びで悩んだら、以下のような成分を含んだものを選ぶといいですよ。

●ビタミンC誘導体
高い抗酸化作用を持ち、美白作用や抗炎症作用があるとされるビタミンC。もちろん、シミ対策にも効果があるといわれています。
しかし、ビタミンCは脆くて壊れやすい成分で、肌に直接塗っても効率よく吸収されません。
このビタミンCを肌に吸収されやすい形に作り替えたものが、ビタミンC誘導体です。
ビタミンCは体内にもともと存在する成分なので、安全性が高く、安心して使える美白成分だといわれています。

●ナイアシン
ナイアシンとは、ビタミンEのことです。肌の代謝を促進して、セラミドやコラーゲンの合成を助けます。
ビタミンCとの相乗効果が期待でき、同時に使うことで互いの作用を高め合うといわれています。

●アスタキサンチン
サケなどの魚類、エビ、カニなどの甲殻類な含む赤い色素を持った栄養素。日差しから細胞組織を守ります。
抗酸化力が非常に高く“スーパー抗酸化成分”といわれるほか、コラーゲンの生成を補助する作用も持つといわれています。

●カテキン
お茶などに含まれる成分で、フラボノイドの一種です。高い抗酸化作用があるほか、日焼け予防や保湿にも効果が期待できるそうです。

●レスベラトロール
ポリフェノールの一種。美容にいいとされるポリフェノールの中でも特に注目されているのがこのレスベラトロールなのだとか。
体内の活性酸素を取り除き、シミ対策以外にシワの改善の効果も期待できるとされています。

《皮膚の漂白剤ハイドロキノン》
上記のような美容成分のほかに、注目されている成分に、先程、少し触れた「ハイドロキノン」があります。
ハイドロキノンには、シミの原因となるメラニンを生成する酵素の働きを抑えたり、メラニンを作る細胞を減らす作用があります。更に、すでにできてしまったシミを薄くする効果も期待できます。
ハイドロキノンは、ハイドロキノン配合の美白化粧品や薬用クリームなど、さまざまな形で市販されています。

肌の漂白剤と呼ばれるほど高い美肌効果が期待できるハイドロキノンですが、使用するときにはいくつかのことに注意しなければいけません。

(1)日焼け止めを必ず塗る
ハイドロキノンを塗布した部分の肌は、メラニンの生成が抑えられています。
そのため、肌が紫外線に直接攻撃されてしまうような状態なのです。肌を紫外線から守ってあげるために、ハイドロキノンを使った場所は必ず日焼け止めで保護しましょう。

(2)白斑に注意して
ハイドロキノンの配合濃度が高い製品を使うと、白斑ができてしまうことがあります。一般に1~4%程度の濃度であれば、白斑ができる心配はほとんどないとされています。

(3)スポット使用にとどめ、長期間使わない
ハイドロキノンは広範囲に使用するよりは、気になる部分のみに使用するのに適しています。
また、肌への刺激を考慮して、連続での使用は長くても3ヶ月までにしましょう。引き続き使いたいときは、少なくとも1ヶ月の休止期間をはさむようにしましょう。

(4)早めに使い切る
ハイドロキノンは安定性が低い成分です。冷蔵保管をして、3ヶ月程度で使い切りましょう。

食事でもシミ対策を 有効な食品は?

紫外線などによる刺激がシミができる原因だとはじめにご紹介しました。実はこれ以外に、食べ物によってもシミができる可能性があるといわれています。
シミの原因となる可能性がある食べ物としてあげられるのが、白い砂糖。
日常的に食べている加工食品やパン、お菓子などには、味や見た目からは意外に感じるほどの白砂糖が使われています。
そのために知らず知らずのうちに白砂糖を摂りすぎることが、シミの原因となることが指摘されているのです。

シミを予防するために摂りたいのは、ニンジンやトマトといった抗酸化成分が豊富な食品です。
抗酸化成分が多く含まれる食品をたっぷりと摂ることで、血液の抗酸化力が約10~25%上がるともいわれているんですよ。

●シミを増やす食べ物・減らす食べ物

シミ対策のためにも、しっかりと食生活を見直していきたいところですが、どのような食品がシミを増やし、何を食べればシミ対策の効果があるのでしょうか。
この下に食材をまとめてみましたので、食事の参考にしてみてください。

・シミを増やす食べ物
白い砂糖
さつまいも以外のいも類
加工肉(ソーセージ、ベーコンなど)
トランス脂肪酸(マーガリンなど)
清涼飲料水
バター
乳製品(アイスクリームなど)
市販されている甘いお菓子(クッキー、ケーキなど)
ダイエットなどで油を抜いた食事

・シミを減らす食べ物
緑黄色野菜(ほうれん草、アスパラガス、にんじんなど)
玉ねぎ
にんにく
フルーツ
オメガ3が豊富な魚(青魚など)
オメガ9(オリーブオイル、アボカドなど)

豆類(納豆、豆腐、大豆など)
緑茶
ミネラルウォーター
茶色い穀物(玄米やライ麦など)
ナッツ類

●朝フルーツ習慣でシミ対策しよう
朝にフルーツを摂ると美容にいいといわれます。その理由は、フルーツが豊富に含んでいるビタミンです。
たくさんの種類があるビタミンですが、その中でもシミ対策をはじめ美肌に効果を発揮する注目株が、ここまでにも何度も登場したビタミンCです。
ビタミンCは、抗酸化作用が高く、メラニン色素を薄くする効果もあります。
このビタミンCは、できるだけ朝摂っておくのがおすすめ。朝のうちに食べておくことで、まるで日焼け止めのように紫外線による肌ダメージを防いで、シミを予防する効果が期待できます。

朝にぜひ食べておきたいフルーツを下にご紹介します。どれもスーパーなどで手に入る一般的なフルーツですから、ぜひ、朝の食卓に取り入れてみてくださいね。

・キウィ
ビタミンCのほか、ビタミンEや食物繊維など、肌にうれしい栄養素を豊富に含むフルーツ。半分に切ってすぐに食べることができるので、忙しい朝にもぴったりです。

・ブルーベリー
ブルーベリーの濃い紫はアントシアニンという色素。フルーツの中でもトップクラスの抗酸化力を誇ります。体に蓄えることができない成分なので、小まめに摂るのがポイントです。

このほか、リンゴやプルーン、さくらんぼといったフルーツもシミ対策にはおすすめ。手頃な価格で毎日摂りやすいバナナも抗酸化力が高く、脳の栄養となる糖質も高いため、朝食にはぴったりのフルーツです。

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