保湿しながらツヤ肌に!オイル美容でアンチエイジングな美肌に

保湿しながらツヤ肌に!オイル美容でアンチエイジングな美肌に

ツヤと潤いのある肌を保ち、錆びない身体でいるためにできる方法はたくさんあります。老化を防ぐエイジングケアとして取り入れたいのが、オイル美容。食べると身体に良く美容にも良いといわれるオイルを使ったケアと、内側から取り入れる方法をご紹介します。

食べても塗ってもOK!オイル美容で内と外からきれいになれる

ダイエットのやり方のひとつに「オイル(油)抜きダイエット」という方法があります。これは「オイル(油)をたくさん摂ると良くない」「脂肪酸のとり過ぎは肥満につながりやすい」というオイルに対する誤解から生まれたダイエットの方法。確かに、肉類やバター、乳製品などに含まれる「飽和脂肪酸」という種類の油脂は、適正量を超えて摂取することで、コレステロールが増えて肥満につながることはあります。けれども、すべての油脂やオイルを極端に避けるダイエットは、健康の面からも肌のツヤと潤いを保つという点からもNG!

オイルの中には、オメガ3(多価飽和脂肪酸)やオメガ6(多価飽和脂肪酸)など、人間の体内では作れない必須脂肪酸もあります。これは、エイジングケアを気にしている方ならよくご存知だと思います。

太りたくないという気持ちから、オイルの摂取を不自然に控えることは、肌や髪のツヤと潤いがなくなるというショックな状況を引き起こすだけではありません。細胞膜に栄養分が行き渡らなくなり正常な細胞膜の形成の妨げになったり、脳や神経の機能に必要なホルモンを生成できなくなり血管にも影響を及ぼすなど、多くの影響があるといわれています。ビタミンA・D・E・Kなど、脂分と一緒に吸収される性質のビタミンの吸収が悪くなってしまうのも気になるポイント。適切な量のオイルを食生活で摂り入れることは、美肌や美髪のためにもなり、その基礎となる健康な身体にも欠かせないことなのです!

年齢を重ねていくに従って肌は、体内に水分を溜めることができにくくなり、乾燥しがちになります。乾燥がシワやたるみなどの肌老化のトラブルの元になることはエイジングケアの観点からもよく知られています。スキンケアに高価な美容液やクリームを使っていても、肌自体に水分を溜めておくことができなければ効果は半減ですよね。

肌のケアにオイルを利用する「オイル美容」は、低下してしまった肌の保湿機能を高めてくれるほか、髪のパサつき、冬の時期の全身の乾燥予防にも使え、悩みが増えがちな年齢肌の味方になってくれる存在です。
エイジングケアに効果的といわれているオイルにはさまざまな種類があります。肌への浸透性が高い「ホホバオイル」、抗酸化作用・殺菌作用が高く昔から使われていた「馬油」、保湿効果が高いとされている「アルガンオイル」。美容と健康に万能といわれている「ココナッツオイル」や抗酸化物質であるポリフェノールを多く含む「オリーブオイル」などは、食べてもOKなオイル。「椿油」「ローズヒップオイル」「グレープシードオイル」などの種類も。最近では、オイル美容の考え方が浸透し、オーガニック原料の良質なオイルが、ドラッグストアやコスメショップなどで手に入りやすくなっています。「良質なオイルはツヤと潤いのもとになる」というアンチエイジングの観点からも、積極的に摂り入れたいですよね。

乾燥肌にも効果!美肌のためのオイルはこう使う

オイルをスキンケアやエイジングケアに使用する「オイル美容」。具体的にオイルを美容のために利用するには、どんな方法があるのでしょう?身体の部位ごとのいろいろな使い方をご紹介します。


【メイクのクレンジング】
たっぷりめのオイルを手に取り、肌になじませメイクを浮かせるように意識しながらなじませていきます。おでこ→鼻→頬→あご→唇→目の順番でメイクを浮き上がらせます。ティッシュやコットンで、浮いたメイク汚れを押さえるようにして取ります。肌を刺激しないようにやさしく拭き取り、たっぷり泡立てた洗顔料で洗顔します。
※防水マスカラなどを利用している時や、濃い目のアイメイクなどは、専用リムーバーで取ったあとにこの方法でクレンジングを行ってください。

【顔のスキンケア】
顔は乾燥すると、メイクのノリや持ちに影響があるので、特に乾燥させたくない部分です。顔へのオイル美容の取り入れ方の基本は、洗顔後、オイルを1~3滴手のひらにとりなじませたあと顔にのばします。この時、目の下やほうれい線など気になる部分をやさしくマッサージしても!そのあと、化粧水から始まる普段のスキンケアを行います。オイルのべたつきが苦手!という方は「化粧水にオイルを1~2滴混ぜて使用する」というやり方でもOKです。入浴後の水分をたっぷり含んだ状態の時に行うと特に効果的です。

【顔のオイルマッサージ】
湯船に浸かりながらオイルを多めに手に取り、顔全体をやさしくマッサージします。お風呂に浸かりながらマッサージすることで、毛穴の奥の汚れや皮脂が落ちやすくなり、血行が良くなり肌がハリを取り戻します。このオイルマッサージは、刺激を与えすぎないよう週に3回までにするのが理想的。マッサージ後、ベタつきが気になる場合は、お湯に浸して絞ったタオルでやさしく押さえるように拭き取りましょう。

【髪のトリートメント】
「髪にツヤがない」「パサつきが気になる!」紫外線などの影響やケア不足で髪が乾燥している状態では、美髪とはいえません。髪の乾燥が気になる時は、シャンプーしたあとや、タオルドライで髪の水分を拭きとったあと、オイルを少量(1~2滴)手に取り、毛先からなじませるようにつけていきます。オイルの量は、髪の長さにより調節してください。この時つけすぎないように注意して、普段通りにドライヤーで髪を乾かします。オイルをつけることで、さらっとしたコシのある髪になりますよ。

【身体全体の保湿】
空気が乾燥する冬の時期。肌がカサカサとして痒くなるという悩みを持つ方が多いのでは?ひどくなると、乾燥した皮膚がポロポロと粉のように吹き出すことも!そんな方にもオイル美容はおすすめ。お風呂あがりにタオルで身体の水分を拭きとったあと(まだ身体に水分が残っている状態ぐらいの時)に、適量を手にとって身体全体に伸ばします。足や腕などリンパに沿ってマッサージするのもいいですね。この完全に身体が乾いていない状態の時にオイルを塗ることで、肌の乾燥と痒みを防ぐのに効果があるといわれています。必ず清潔な状態の時に行うのがポイントです。

※「ココナッツオイル」や「馬油」は、季節や気温により硬めの状態になる場合があります。その場合は、手のひらに取ってあたためてから使用してください。

内側から取り入れて!良質なオイルは肌のツヤを作ってくれる

お肌のツヤをつくるのに欠かせないオイル。良質なオイルは、細胞膜の健康や皮膚の潤いにも効果的。美肌や美髪のためのケアとして使う以外に、食生活にも摂り入れて、内側からのエイジングケアができたらいいですよね?スーパーなどで手に入れやすく、美容オイルとして人気があるオリーブオイルとココナッツオイルを例に、毎日の料理や食生活にオイルを取り入れる方法をご紹介します。

【オリーブオイル】
「オメガ9系脂肪酸」に属し、不飽和脂肪酸の中一番酸化されにくいといわれ、便秘の改善や消化吸収を助けてくれるている「オレイン酸」が豊富。人間の身体の中で作り出すことができない必須脂肪酸である「リノール酸」、活性酵素を押さえる抗酸化作用がありエイジングケアに効果的な「ポリフェノール」、「ビタミンE」などを多く含んだ栄養豊富なオイルです。動脈硬化や冷え性の改善、シミ・そばかす、心疾患の予防などに効果的といわれています。

美容と健康のためにオリーブオイルを飲む方法もありますが、毎日飽きずに続けるには、料理に取り入れるのが簡単でおすすめ!オリーブオイル=イタリアンのイメージがありますが、ピュアオリーブオイルと表示されているものなら、普段使っているサラダ油やごま油の代わりに気軽に使ってもOK。加熱しても変質しづらい性質を生かして、アヒージョやバーニャカウダに使っても!

エクストラヴァージオイルなら、冷奴にしょうゆと一緒にかけたり味噌汁にプラスしたり、肉じゃがなど和のおかずにも意外と合います。ほかには、サラダのドレッシング・パンにバターの代わりにつけて塩をふるなどの食べ方もおすすめ!抗酸化力が高いオリーブオイルは、美肌をキープするためにも意識して摂りたいオイルです。

【ココナッツオイル】
美容と健康にいいことから紹介され人気が高まったココナッツオイル。ココナッツオイル の脂肪は、飽和脂肪酸と呼ばれる種類に含まれる中鎖脂肪酸として分類されている油です。甘い香りがするオイルなので、イメージとしては太りそうなのですが、じつはこの中鎖脂肪酸は、脂肪になりにくく体内に余分なエネルギーを溜め込まないという性質を持っています。同時に動物性脂肪の燃焼効果があり、体脂肪を減少させる効能も持つことから、ダイエットに効果的とされています。ほかには、腸内環境を整える力があるので便秘の改善や解消、老化防止・免疫力を高める効果・美肌・美白効果もあるとされ、エイジングケアにはおすすめなのです。

ココナッツオイルの摂り方は、1日にスプーン2杯ほどを飲むと便秘の改善につながります。ほかには、香りと風味を生かしてトーストにバター代わりに塗ったり、スコーンやマフィン、パウンドケーキなどの焼き菓子、パンケーキなどに使うのがおすすめ。無臭のココナッツオイルがある場合は、和洋問わずさまざまな料理に使えますが、炒め物やカレーとの相性が良いのでおすすめです。

美容オイルを実践するときのルールと注意ポイントを伝えます

エイジングケアに効果的なオイル美容。良質なオイルがひとつあれば、肌や髪、全身のケアにも使えるのがいいですよね!ここでは、肌につけるオイル美容を実践する時に気をつけたいことや、注意したいポイントをご紹介します。オイルは油分だから長期保存が可能で、熱にも強いイメージがありませんか?実際は、保存方法によっては酸化しやすくなったり劣化するものがあります。直接肌につけたりもするので、間違った取り入れ方をしてケアするはずがダメージになったなどということをなくすためには注意が必要です。肌に直接つけるもの=スキンケア製品と考えて取り扱いましょう。

【保存方法と使用期限に気をつける】
オイルの保存方法で一番気をつけたいのが「酸化」。美容オイルとして販売されているオイルが濃い色の遮光性の高い瓶に入っているのは、この酸化を防ぐため。酸化したオイルは品質が落ち劣化するため、肌に直接つけるオイル美容に使うのはNGです!
多くの種類がある美容オイルの中で酸化しやすい性質があるのは「グレープシードオイル」「ローズヒップオイル」「馬油」など。酸化しやすいオイルは、直接日が当たる気温が高い場所に置かないようにする、また、普段は冷蔵庫に保存するのがおすすめ!酸化しにくいのは「ホホバオイル」「アルガンオイル」「椿油」などがあります。
購入したオイルに使用期限が記されている場合は、その期限を守ることが大事です。特に記載されていない場合でも、開封してから2~3ヶ月程度で使い切るのが理想的。

【美容オイルと食用オイルは分ける】
オリーブオイルやココナッツオイルなどは、肌にも食用にも使用できるオイルですが、同じオイルを両方に兼用するのはあまりおすすめできません。特にオリーブオイルは、食品としての美味しさを出すために香りが強かったりします。肌に直接つけるためのものは、スキンケア用に作られたオイルの方が肌なじみもよく、安全を考慮して生成されているので安心でもあります。

【肌に合わない場合は使用を中止する】
市販されている美容オイルは、天然100%のナチュラルがものが多いのが特徴です。天然だから肌にとっては良いというイメージがありますが、使ってみて肌に合わないなという時は使用を中止しましょう。敏感肌の方は、腕などに少量塗ってみてパッチテストをするのがおすすめです。

【酸化しやすいオイルは夜のみ使用する】
「グレープシードオイル」「ローズヒップオイル」「馬油」などの酸化しやすいオイルは、夜のケアのみの使用が無難です。これは天然100%のオイルでも酸化しやすい傾向があるものは、紫外線に当たると酸化してしまうことが考えられるため。かならずしも紫外線で酸化するということではありませんが、念のため避けるようにしましょう。
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