敏感肌を救う!肌力を引き出す【オーガニック&ナチュラルコスメ】

敏感肌を救う!肌力を引き出す【オーガニック&ナチュラルコスメ】

仕事道具&プライベートで使用するのは【オーガニック&ナチュラルコスメ】のみという、メイクアップアーティストの小松和子さん。あらゆるコスメを使ってきたからこそわかるアイテムの選び方、そしてきれいになるための術を教えていただきました。
オーガニックライフスタイルvol9_前編
【小松和子さんとは】
ナチュラルコスメのみを扱うメイクアップアーティスト。【オーガニック&ナチュラルコスメ】をはじめ、化粧品全般への知識が深く、化粧品の開発やプロデュース、セミナーなどでも活躍中。

良質のオーガニックは敏感肌を救う

——小松さんはナチュラルコスメのみを使うメイクアップアーティストとして活躍されていますが、おそらく日本で唯一の存在なのではないでしょうか。トレンドを発信する側であった小松さんが、【オーガニック&ナチュラルコスメ】に出会ったきっかけを教えてください。

「20代の頃は仕事柄、高機能、ラグジュアリーと呼ばれる最新のコスメに日々触れていたのですが、30歳を過ぎたあたりから化学物質過敏症になってしまい、今までの化粧品が一切使えなくなってしまったんです。何をしても肌がかぶれてしまって、もう仕事は続けられない、これからどうしようと随分悩みましたね」(小松さん)

ーー化学物質過敏症になった肌に、【オーガニック&ナチュラルコスメ】は合ったのでしょうか。植物には癒しの力もありますが、パワフルな一面もあります。
「【オーガニック】を謳っているからといって全部が合うわけではなく、オーガニック&ナチュラル風のブランドや無添加化粧品で肌が荒れることもありました。

オーガニック、ナチユラルアイテムでも合成のものを使っていることがあり、成分について随分と勉強していくうちに自然のもの、合成のものという判断ができるようになりました。

『これなら大丈夫』と思えるアイテムに出会える確率が上がっていった感じです。

ナチュラルコスメだけを使うメイクアップアーティストとしてやっていこうと決心したのも、ちょうどその頃。自分の経験を糧に、肌に悩みを抱える女性にも、安心して楽しめるスキンケアやメイクを伝えていきたいって思ったんですよね」(小松さん)

ーー現在は『KAGURE』をはじめ、製品の開発やプロデュースも手がけていらっしゃいます。小松さんのデリケートな肌にお墨付きをもらった製品というのは、ある意味オーガニック認証以上の安心感がありますね。

「私の肌をクリアするのは、とても厳しいと思います(笑)。悩みの種であった肌が、今はリトマス紙となって助けてくれています」(小松さん)

オーガニックな良品はトレンドや希少性とは無縁だと思う

ーーテスターやサンプルを試して、肌が過敏に反応してしまった時はどうされているのですか?
「赤み、かゆみが出るとすぐに洗い流して化粧水を塗布します。私はいつも、植物の力を凝縮させたオーガニックコスメを使っています。オーガニック系の化粧水は鎮静に優れているからです。

オススメは『KAGURE』の『モイスチャーローション』。化粧水の主成分は水ですが、この化粧水ではヘチマ水、ゲットウ葉水、ダマスクバラ花水という3つの植物水をブレンドしています。

特にヘチマ水は水の分子はとても細かいので、肌にしっかり入っていくのが感じられますよ。ヘチマ水は古来から薬効作用が注目されていて、配合成分として何の目新しさもないかもしれませんが、やっぱりいいものはいい。

本当によいものは、希少価値の高い成分やトレンドのものとは限らない、むしろ別に存在すると思っています」(小松さん)

「敏感肌向けアイテム=普通肌には効果が薄い」は間違い!

ーー敏感肌の方が安心して使えるスキンケアというと、そうでない方には穏やか過ぎて効果が感じられない、と思っていたのですが、そうではないんですね。

「今日オススメするアイテムは、マイナスの状態をゼロに戻すのではなく、使い続けることでプラスに持っていってくれるもの。

肌質や年齢を問わずにオススメで、私も確実にリピートし続けるお守りのような存在、エターナル・スタンダードとも言えるアイテムだけを持ってきました」(小松さん)

【界面活性剤=悪いもの】と決めつけないで

ーーさっそく小松さんが普段使われているスキンケアアイテムを教えてください。
「まずは、スキンケアの基本であるクレンジングですが『テラクオーレ』の『カモミール クレンジングミルク』が本当に大好きですね。

刺激をかけずにメイクを落とし、肌の潤いや必要な油分は残してくれる。変な油っぽさもなく、しっとりモチモチの肌に仕上げてくれます。油分と水分を組み合わせるために界面活性剤は必要なのですが、『カモミール クレンジング ミルク』に配合されているものは、私の肌でも全く感じないほど。

界面活性剤にもいろいろな種類があるのに、【界面活性剤=悪いもの】と決めつけて選択肢を狭めてしまうのはもったいないと思います」(小松さん)

保湿もエイジングケアも叶えるオーガニックなクレンジング

ーークレンジングの後に潤いを与えればOKなのではなく、クレンジングの段階で肌の油分や潤いを落とし過ぎないことが大切なんですね。
「そう、乾燥が気になる場合はクレンジングから見直してみましょう。洗浄力が強いものを使って、必要な潤いや油分、常在菌まで落としてしまわないように。私も、乾燥しやすい季節は『Dr.ハウシュカ』の『クレンズクリーム』を使うようにしています。

こちらはアーモンドの殻が配合されていてゴマージュ代わりにもなり、皮脂と差し替えで油分をのせてくれるようなイメージ。しっとり感が格段に違うので、エイジングケアの一環としてもオススメですよ」(小松さん)

水分力UPのオーガニックアイテムで効果実感の高い肌に

ーー洗顔前には油分や潤い、常在菌を取りすぎないクレンジングを心がけ、洗顔後は分子の細かい化粧水で肌の深部まで潤いを届け、鎮静させる。それぞれのアイテムの役割が明確で、肌の上でしっかり働いているのがイメージできます。
「クレンジングと化粧水で整えた肌の仕上げに欠かせないのは『キャロルプリースト』の『モイスチャーシールドクリーム』。アボカドオイルがたっぷり配合されていますが、感触はさらっとなめらか。高保湿はもちろんですが、使い続けるうちに肌の水分保持力が高まり、トラブルを寄せ付けなくなるんです。

乾燥しているよりも湿っている土壌の方が栄養分が広くいきわたるのはイメージできますよね?肌の水分保持力を高めてくれるということは、結果的に他のアイテムのスキンケア効果も高めてくれるんですよ」(小松さん)

良質のオーガニックコスメは、忙しい現代女性の強い味方!

ーー最後に、メイクアップアーティストとしてたくさんの肌を見てきた小松さんが考える【美しい肌】の作り方を教えてください。

「しっかりケアしていても、外的・内的ストレスのダメージを完全にゼロにするのは不可能。肌が受けたダメージを翌日に持ち越さないよう、毎日のスキンケアで肌を正常な状態に戻すことが大切だと思っています。【美しい肌】とは、【すこやかな肌】のことですから。

肌を根本から立て直し、使い続けることでマイナスからゼロへ、そしてプラスへとしっかり底上げしてくれる良質のオーガニックコスメは、敏感肌の方だけではなく、忙しい現代女性の頼れるサポーターになってくれると思います」(小松さん)
【小松和子さん プロフィール】
メイクアップアーティスト
CM、雑誌、映画、ドラマなどで多くの女優を担当。自身の体験から【オーガニック&ナチュラルコスメ】が肌本来の美しさを引き出すことを実感し、ナチュラルコスメのみを使うメイクアップアーティストに転身。製品の開発・プロデュース、イベント・店舗プロデュース、講演、講座など多岐に渡り活躍。多くのナチュラルコスメメーカーの協力で行っているメイク講座は、プロや遠方からの参加者もいるほどに人気。
「ナチュラルライフ&ビューティースクール」http://nl-bs.jp/

写真/よねくらりょう

関連記事