【やせにくい原因は実は〇〇〇だった!!】

【やせにくい原因は実は〇〇〇だった!!】

食後眠くてうとうと、やる気はガタ落ち、ダイエットしてもやせづらい……。そんな原因不明の不調に悩んでいたら、血糖値に目を向けてみて。血糖値の急上昇&急降下を防ぐ生活習慣を身につければ、気になる不調も解決!

血糖値のジェットコースター状態がすべての不調の原因だった!?

食後血糖値が上がるのは当たり前。問題なのは血糖値がジェットコースターのように急激に上昇&下降すること。その落差のせいで眠気やだるさなどの不調が起こる。

①空腹感
血糖値が上がるほど満腹中枢が刺激され、その後、急降下すると摂食中枢が強く働いて抑えられない空腹感に。特に高カロリー、高脂肪食を食べたくなるというデータも。
②集中力低下
血糖値が乱高下すると、脳内ではアドレナリンが分泌。体が戦闘態勢になり、血管が収縮して血圧が上がり、集中力が低下。
③脂肪蓄積
血糖値が急上昇して、血液中にブドウ糖があふれると、インスリンの働きで脂肪に変換され中性脂肪が増加。太りやすくなる。
④インスリン分泌
糖質の多い食事をとると、急激に上がった血糖値を下げようと大量のインスリンが分泌される。人によっては、血糖値が急降下して低血糖状態になり、さまざまな不調が現れる。
⑤眠気
血糖値が高いと、眠気と覚醒を切り替える脳内神経伝達物質オレキシンが分泌されなくなり眠気が。血糖値が低ければ眠くならない。

原因不明の不調は血糖値の乱高下が原因だった!

食後眠くなる、だるい、突然我慢できないほどの空腹に襲われる……。これは全部、血糖値のせいかも!?
「炭水化物や砂糖類など糖質を多く含む食品をとると、食後30~60分後をピークに血糖値が急激に高くなります。その血糖値を下げるために大量のインスリンが分泌され、今度は血糖値が急降下。このように血糖値が上がったり下がったりする状態は『グルコーススパイク』と呼ばれます。
急激な血糖値の変動によって体は低血糖状態になり、空腹感、イライラ、眠気、太りやすいなど、まるでプチ更年期のような症状が現れるのです。血糖値の上がり下がりは自覚できないので、その不調が血糖値のせいだと気づかずに、心理的な問題やただの疲れだと誤解して、我慢している人も少なくありません」(しんクリニック・辛浩基先生)

ほかにもこんな不調が!

【頭痛】
血糖値が急激に下がることで、低血糖状態になり、食後に頭痛が起こる。

【夜眠れない】
夜食を食べて血糖値が乱高下すると、血糖値が下がりすぎて眠れなくなる。

【目のかすみ】
食後2 ~ 3 時間後の目の症状も、インスリンの分泌による低血糖症状。

【だるい】
血糖値の乱高下のくり返しで内臓が酷使され、慢性疲労を感じる

お話を伺ったのは

医療法人社団しんクリニック院長 辛 浩基先生
日本糖尿病学会専門医。’97年に眼科を併設する糖尿病内科のしんクリニックを開設。糖尿病治療の専門家として、わかりやすい解説でメディアに多数取り上げられている。

撮影/浜村達也 イラスト/ヤマサキミノリ 構成・取材・文/山本美和

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