【今晩から始める“正しい睡眠時間”】寝起きが悪いと太るし、記憶力も低下しやすい!?

【今晩から始める“正しい睡眠時間”】寝起きが悪いと太るし、記憶力も低下しやすい!?

スッキリとした寝起きをつくるためには睡眠の質を高めることが先決ですが、そもそも「正しい睡眠時間」を確保できていない方が多数!今回は、適切な睡眠時間と、短時間睡眠の弊害について、1200名以上の女性の睡眠を解決してきた、ナイトケアアドバイザーの小林麻利子がご紹介します。

皆さんは、毎日睡眠不足を感じていたり、朝の寝起きの辛さを感じてませんか?プチ不調をかかえる生徒さん100名を調査した結果、「寝起きが悪い」が睡眠の課題第1位でした。寝起きが悪ければ、爽やかな1日はスタートできませんよね。今回は、朝すっきりと目覚めるために大切な「正しい睡眠時間」についてご紹介していきます。

「正しい睡眠時間」とは?

6時間未満の睡眠はもってのほか

とある雑誌の企画で、200人超の女性にアンケートをとった際、平日の睡眠時間が平均5.8時間という衝撃の結果が出ました。(2016年1月調査)また、私が主催しているサロンFluraの独自調査でも、東京近郊に住む女性の睡眠時間は、6時間半を下回っている方が大変多いです。(2012年~2017年調査)

6時間半~8時間未満は確保して

様々な研究で、睡眠時間6時間半~8時間未満が望ましいことが分かっています。睡眠が不足している状態では、当然寝起きも悪くなります。仕事や飲み会などと理由をつけず、毎日適切な睡眠時間は確保しましょう。

巷で流行る、短時間睡眠法は×

一度は耳にしたことがあるかもしれない「短時間睡眠法」。睡眠時間が短くて済むなら、やってみたい!と思われるか方もいらっしゃるかもしれませんが、実はNG。

エビデンスもありませんし、将来的に健康被害が生じる可能性もあります。また、明け方に増える、浅いノンレム睡眠やレム睡眠は、糖代謝やストレス応答機能の維持において重要であることが最近の研究でわかっています。ダイエットをしたい方や、最近イライラしたり、憂鬱感がある方は特に、きちんと眠るようにしましょう。

Estimating individual optimal sleep duration and potential sleep debt
http://www.nature.com/articles/srep35812
http://rdcu.be/lOP2

睡眠時間が短かったときのデメリットは……

6年後の死亡危険率が高くなる

2002年米国での、6年後の死亡危険率を調べた研究では、睡眠時間6時間半~7時間40分が男女ともに最も死亡率が低く、それよりも長くても短くても死亡率が高くなることがわかっています。

食欲が止まらない

30~60歳の男女1024名を対象としたスタンフォード大学の疫学調査で、5時間睡眠者は8時間睡眠の人に比べて食欲を亢進する「グレリン」というホルモンを14.9%増加させ、食欲を抑制するホルモンが15.5%減少する、とわかっています。

肥満度がアップ

32~59歳の男女8000名以上を対象としたコロンビア大学による疫学調査によると、4時間以下の睡眠時間者は7~9時間の人に比べて肥満率が73%高く、5時間の人では肥満率が50%高いことがわかりました。

記憶力・学力

米国の高校生の平日の睡眠習慣と学業成績との関係を調べた研究で、A評価やB評価など成績の高い評価の生徒では、睡眠時間は7時間半前後であり、就寝時刻は22時半頃であることが、また成績評価が低くなるにつれて、睡眠時間は短く、就寝時刻は遅くなる傾向にあることがわかっています。

うつ病リスク

日本大学の2000年6月の睡眠時間とうつ病調査(20歳以上の24,686人)で、 睡眠時間が6時間未満の人と8時間以上の人は、睡眠時間が6〜8時間の人よりもうつ病になる傾向があることがわかっています。


仕事や家事などで忙しいから……と理由を付けず、いつまでも美しく健康でいるためにも、睡眠時間はしっかり確保しましょう!

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