爪のでこぼこって治るの?5つのタイプ別原因は?対処法や予防法など

爪のでこぼこって治るの?5つのタイプ別原因は?対処法や予防法など

爪に縦線や横線が!でこぼこ症状の主な原因は加齢や乾燥、栄養不足など。親指だけに現れる理由や放っておけない病気の可能性のある爪トラブルもご紹介。爪に必要な栄養素や基本のネイルケア方法を覚えて、凸凹になりにくいキレイで健康な爪を手に入れよう!

爪のでこぼこ(凸凹)が気になる・・・どうしたらキレイに治るの?

ふと手元を見ると、爪がでこぼこしている…。今までこんなことはなかったのに…もしかして病気?

爪がでこぼこしているのには、その状態によってさまざまな理由があります。「爪は健康のバロメーター」とも言われ、中には病気のサインの一つであるでこぼこも。どんな対処法が効果的なのでしょうか?原因と改善方法、そしてキレイな爪にする正しい基本ネイルケアまでを見ていきましょう。

1、縦線がはいる原因と改善方法

爪に現れる白い縦線には、ほとんど病気の可能性はありません。ただし線が黒い場合には、爪の根元にほくろができた場合や悪性の皮膚ガンの一種である場合などがあります。

「乾燥」と「加齢」が主な原因

爪に白く縦方向の線や溝などが入っている状態を爪甲縦条(そうこうじゅうじょう)といいます。主な原因は老化と乾燥。

20代頃まではあまり見られませんが、皮膚にシワができるように、加齢とともに誰にでもできる可能性があり、40代ではほとんどの人にこの症状がみられます。歳を重ねると胃腸の働きが衰え始めるため、爪に十分な栄養素が行き届かなくなるのです。特に亜鉛不足が縦線として現れやすいでしょう。

また爪に栄養や水分・油分が足りていないと乾燥しやすいため、特に冬に現れやすく、乾燥肌の人は季節を問わず縦線が気になっているのではないでしょうか。

そのほか若い人でも血液循環が悪い・精神的ストレス・不規則な生活習慣などが原因となって現れることもあります。

改善方法は保湿とターンオーバーを促すこと

① ネイルオイルやハンドクリームによる「保湿」
乾燥を防ぐために、ネイルオイルやハンドクリームを使ってしっかり爪の保湿を行います。爪だけでなく、爪周りの皮膚に揉み込むように使うといいでしょう。
② 家事の際や手を洗った後の「保護」
家事、特に炊事やお風呂掃除など水回りの家事をした後は、必ずハンドクリームを。熱いお湯で食器を洗うと手肌も爪も乾燥しやすいので、ぬるめのお湯を使ったりゴム手袋を使うなどの工夫をするのがおすすめです。
③ マッサージ
指をマッサージすることで血行が良くなり、新陳代謝をアップさせ爪のターンオーバーを促します。爪の両はしを反対の手の親指と人差し指で挟んでキュッキュと揉むだけ。ネイルオイルやハンドクリームと併用するといいでしょう。

他にも、バランスのいい食生活、質の良い睡眠などの規則正しく健康的な生活は、ターンオーバーの正常化に大切です。

2、横線がはいる原因と改善方法

一度できた爪にあとから横線が入るのではなく、最初から横線の入った爪が生えてきます。爪を作る爪母が健康上のトラブルなどの理由でうまく働かなくなった時に、横線の入った爪ができると言われているのです。

そのため横筋は、健康状態が顕著に現れます。成人の爪は1日に0.1ミリ伸びると言われますので、根元から何ミリのところに横筋があるかを見ればいつトラブルがあったのかがわかりますね。

改善方法は正しい甘皮処理や栄養補給

①甘皮処理をやりすぎない

自宅で爪のお手入れをしている場合、甘皮処理をしすぎて爪を傷つけてしまうことがあります。甘皮を処理することで爪の形が美しく見えるメリットはありますが、甘皮は本来爪を保護するためのもの。あくまで余分な部分のみを優しく取るようにするといいでしょう。力の入れすぎは禁物です。ネイルサロンでケアしてもらえば安心。

②指先まで栄養を届ける

爪にまでしっかり栄養を届けて成長を促しましょう。バランスの良い食事はもちろん、特に意識して取りたいのはタンパク質とビタミン、鉄。

■タンパク質
爪の主成分はケラチンというタンパク質。肉類や魚類、大豆製品、卵、乳製品などを十分に取ることで健康な爪を作ります。鶏肉・卵・脂身の少ない赤身の肉などの良質な動物性タンパク質と植物性たんぱく質を、バランスよく取りましょう。

■ビタミンA
ケラチンを作るのに欠かせないビタミンA。鶏レバーや豚レバーに豊富に含まれています。また緑黄色野菜に多く含まれるカロテノイドは、体内でビタミンAに変換できるプロビタミンAの一つですから、積極的に取るといいでしょう。

■ビタミンB2
爪を丈夫にし爪の細胞を再生するために必要なビタミンB2は、レバーやうなぎ、卵、大豆製品や乳製品を食べることで摂取できます。

■ビタミンE
ツヤとうるおいのある爪を作り、弾力を与えることで衝撃に強くします。ビタミンEを多く含む食材としてはたらこやアーモンド、かぼちゃ、植物油などが挙げられますが、高熱で加熱すると壊れてしまうため調理法に注意しましょう。

■鉄
指先までしっかりと酸素を行き渡らせるために大切な鉄。レバーやひじき、あさり、大豆製品などを積極的に食べて。タンパク質と合わせて取ると吸収率が良くなります。

③睡眠をしっかりとる

眠っている間に爪は作られています。長く眠るというよりも、規則正しいリズムで良質な睡眠をとるよう心がけましょう。睡眠はすべての健康の基本です。

3、薄く湾曲する原因と改善方法

爪を横から見た時に、先端が薄くなって曲がっていることがあります。爪が薄くなると弱くなるため、割れたり二枚爪になったりというトラブルが起きることも。

原因はとにかく不健康!

爪が薄く湾曲する原因は、栄養状態の悪さとそれによる体調不良。同じものばかり食べていたり、絶食などの過度なダイエットをしている場合が挙げられます。

またジェルネイルを続けていると、リムーバーや削りすぎにより爪が薄くなってしまうことも。

改善方法は毎日規則的な生活を心がけて

先ほど紹介したように、爪に必要な栄養をバランスの良い食事から摂ることはもちろん、規則正しい生活を心がけましょう。良質な睡眠を毎日同じ時間帯にとる、適度な運動を習慣づけるなどの工夫で、健康な爪につながります。

4、親指だけ?特定の爪だけデコボコする原因と改善方法

また、特定の指にだけでこぼこが現れることがあります。それぞれの指に現れるでこぼこの原因については「横線が現れる原因」の項で紹介しましたが、それとは別に生活習慣による場合があり、特に親指に現れることが多いようです。

日常の些細なことが原因に

・爪をつい噛んでしまう

無意識のうちに爪を噛んでいたり甘皮をいじってしまっている人は意外に多いもの。すると他の指よりもでこぼこになりやすく目立ってしまいます。

・マニュキュアなどによる負担やケアの間違い

マニキュアは爪に少なからず負担をかけてしまいます。マニキュア自体もそうですが、リムーバーによる刺激や乾燥、甘皮処理のしすぎなどが原因になっていることも。

改善方法は悪い生活習慣を解消する

改善するには、まず見栄えもいいとは言えない爪噛みをやめ、他に挙げた爪症状同様に食生活や生活習慣に気をつけることが大切です。

簡単に出来るケアや予防法ってあるの?

間違ったネイルケアは、でこぼこになったり薄く弱くなってしまったりとトラブルの元。初心者でも簡単にできる正しいケア方法をおさらいしておきましょう。

爪が見違えるほどキレイになる基本的なケア方法

■用意するもの

・ヤスリ(ネイルファイル)…爪の形を整えます。
・キューティクルリムーバー…甘皮処理の際に塗ります。
・キューティクルプッシャー…甘皮を押し上げます。
・ガーゼ…甘皮を取る時に使います。
・バッファー…爪表面をなめらかに削ります。表記されている数字が小さいほど目が粗いものです。
・シャイナー…爪を磨いて光沢を出します。
・ネイルオイル…乾燥を防ぐために仕上げに使います。


■ネイルケア手順

①形を整える

まずお湯に3分ほど手をつけて爪を柔らかくします。そして横から見た時に45度になるようにヤスリを当て、先端を好みの長さになるまで削ります。それから角を削り形を整えましょう。 

爪切りよりもヤスリを使う方が、二枚爪になるリスクを減らせます。
②甘皮(キューティクル)を処理
甘皮を取り除くことで爪のラインが美しくなります。ですが取りすぎはトラブルの元ですから、甘皮が伸びて爪に引っかかっている状態のものだけを処理しましょう。

キューティクルリムーバーを爪に塗り、お湯に手を3分ほどつけます。水気を拭き取ったら再びキューティクルリムーバーを塗り、プッシャーを45度になるように当て根元に向かってそっと押します。そして湿らせたガーゼを人差し指に巻きつけ、浮き出た甘皮を優しくこすり取りましょう。
③表面を磨く

表面を磨いて美しく仕上げましょう。マニキュアをしていなくても光沢のある爪にすることができます。

バッファーで軽くこすります。こすりすぎると爪が薄くなるので削りすぎに注意。シャイナーで磨くだけでツヤツヤの爪になります。最後にネイルオイルを塗って出来上がりです。

こんな症状に注意!爪の病気の可能性も

爪のさまざまな症状の中には、爪の病気によるものもあります。下記のような症状があるのであれば自己判断せず、皮膚科などで適切な診断と治療を受けましょう。

指先が膨らんでいるような形の「ばち指」

爪が丸く大きく太鼓のバチのような形になり、指先も膨らみます。心臓や肺の病気が原因の場合があるので、内科などを受診することをおすすめします。

小さな穴があるとき「点状陥凹(てんじょうかんおう)」

爪をよく見ると穴が空いたような小さな凹みがたくさんありでこぼこしている、これは点状陥凹と呼ばれます。

特定の爪だけに見られるのであれば外傷などが原因で、時間とともに解消されます。その他円形脱毛症や乾癬(かんせん)などの影響で起きている場合も。

爪の真ん中が凹むスプーンネイル

匙状爪(さじじょうづめ)とも言われ、爪の真ん中が凹んで周りが反り返っている状態。

爪に過度な力がかかることが原因ですが、鉄欠乏性貧血で爪が弱くなっている場合などになりやすいでしょう。

分厚くなる爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)

爪が分厚くなり異常に伸びて鉤(かぎ)型になる症状で、足の親指によく現れます。爪甲の脱落により起こりハイヒールなどによる圧迫が原因になりやすく、爪を削ったり一度取り除くなどの治療が必要です。

「糖尿病」や「亜鉛欠乏症」の症状がでている可能性も

深い溝ができている場合は、貧血や糖尿病、亜鉛欠乏症などの症状とも考えられます。また一見爪水虫と似ていますが、爪の先端から混濁し分厚くなっていくものに爪のカンジダ症があります。異常を見つけたら自分で判断せず、専門医の診断を受けましょう。

正しい生活習慣とケアでつるつるの美しい爪に

重篤な病気の可能性もある爪のでこぼこですが、多くは生活習慣とケアを正すことで解消できます。カラーを塗らなくても美しい爪をキープするために、日々の暮らしをもう一度見直してみませんか?

憧れのツヤつる爪を手に入れて、指先まで自信のもてるカラダになりましょう!
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
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