二の腕のブツブツの正体ってナニ?2大原因と対処法からNG対策まで

二の腕のブツブツの正体ってナニ?2大原因と対処法からNG対策まで

気になる二の腕のブツブツはニキビではなく毛穴に溜まった角質による毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)という皮膚疾患かも。原因や症状は?改善に効果的な成分&商品は?皮膚科や美容皮膚科での治療法は?すべすべ二の腕を作るための正しいケア方法を知ろう!

二の腕のブツブツが年中ある…この正体とは?

腕を露出する季節に特に気になる二の腕のブツブツ。実は年中あることに悩んでいる人はおよそ6割とも言われています。このブツブツとは一体なんなのでしょうか。治すことはできるのでしょうか。

主なブツブツは毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)

ザラザラとした肌触りの二の腕のブツブツは、医学的に「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」または「毛孔角化症(もうこうかくかしょう)」と呼ばれる皮膚疾患です。一般に「さめ肌」とも言われます。

一時的なら日光過敏症やダニや可能性も

年中ある毛孔性苔癬に対して、一時的なものは日光過敏症の可能性もあります。ブツブツというよりは赤みとかゆみが出るもので、野外にいる時に特に現れます。

また1週間くらい赤くなっている場合はダニに刺されている可能性も。そのほかあせもやニキビ、マラセチア毛包炎などもブツブツの原因として挙げられます。

ケアを誤ると色素沈着などの原因にもなりますので、適切な処置が大切です。

二の腕のブツブツの症状やなりやすい人の特徴

毛孔性苔癬によるブツブツには基本的にかゆみや痛みはありません。ではどのような症状が見られるのでしょうか。なりやすい人の特徴はあるのでしょうか。

二の腕のブツブツの具体的な症状はどんなもの?

ブツブツは丘疹(きゅうしん)と呼ばれ、普通の皮膚の色か薄い赤、褐色系の色をしています。

よく見られるのは二の腕ですが、他にも肩や太もも、背中などに現れることも。かゆみや痛みのような自覚症状はほとんどありませんが、稀に軽度のかゆみを感じることもあります。

二の腕のぶつぶつ(毛孔性苔癬)はどんな人がなりやすいの?

毛孔性苔癬はごく一般的な皮膚疾患のひとつ。子供の頃から発症することもあり、小学校高学年でいうと約20%が罹患しているとも言われます。最も多く見られるのは思春期で、20代以降は次第に減少傾向にあり、30代になると自然に消えていく場合が多いでしょう。ですが消えないままの人もたくさんいます。

ブツブツが気になって皮膚科を訪れる人は女性が多いので、女性に多い疾患と思われがちですが、男性にも多く見られます。のちに述べる毛孔性苔癬の原因からも、皮脂の過剰分泌の見られる肥満体型の人には現れやすいと言えるでしょう。

若い人にとって健康面より精神的な影響も

毛孔性苔癬は、放っておいても健康に重大な問題をもたらしたり他人に感染するというリスクはありません。ですが外見が気になりがちな若い世代に発症しやすいことから、メンタル的に影響が大きいと言えます。

ブツブツの正体:毛孔性苔癬の原因は?

健康に重大な影響はないという毛孔性苔癬ですが、一体どうして起こるのでしょうか。原因と仕組みをご紹介しましょう。

原因1、毛穴の角質がたまること

主な原因は、毛穴に角質が過剰にたまることです。これはターンオーバーの異常によるもので、毛穴の周りの角質が肥厚し毛穴をふさいでしまうため、皮膚の表面が盛り上がり丘疹ができます。

角質のほか毛が毛穴内部に詰まっている場合もあるでしょう。

原因2、遺伝という説もある

毛孔性苔癬を発症している人の子供は、同じく発症する確率が高くなるというデータがあります。まだはっきりと解明されていないのですが、根本的な原因は遺伝という説もあり今後の研究に期待されるところです。

実際に治す方法ってある?その対処法

原因が遺伝にしろターンオーバーの異常にしろ、適切なケアをすることで治したり症状を軽くすることができます。症状の改善に重要なのは、「たまった角質の除去」「ターンオーバーを促す血行促進」「赤みのある炎症を抑えること」の3ポイント。

これらに留意した対処法を具体的に見ていきましょう。

自宅での治し方は市販薬を使う

市販薬を使って、自宅でのケアもできます。肥厚した角質を柔らかくして取り除き保湿する効果のある、尿素入りのクリームが有効とされていて、処方箋なしで購入できるものがいくつも市販されています。

毛孔性苔癬のほか、ひじやかかとなどの厚くなった角質にも使えるものも。

【二の腕のブツブツ】人気クリームの口コミランキングTOP5

肌が乾燥しているとブツブツができやすくなり毛孔性苔癬の症状が悪化しやすくなります。肌のターンオーバーを整えるためにも保湿は大切。

1、ファーストフレンズ「アットベリー」
二の腕以外にもワキの黒ずみやニオイに悩む女性からの評価の高いクリーム。肌表面・内部からのケア+たっぷり保湿のバリアが特徴です。

《口コミ》
『続けていくうちに肌が柔らかくなっているのを実感。2週間ほどでブツブツが減ってきました。』
『黒ずみとブツブツどちらにも、効いてる感じがします。』
『使用感はいいですが、肝心の効果はイマイチでコスパが良くないと感じました。』
2、小林製薬「ニノキュア」
尿素の力で角質を柔らかくし、血行促進や赤み改善にも役立つ塗り薬。保湿成分をたっぷり配合しています。

《口コミ》
『1週間くらいで色が薄くなって目立たなくなってきました。オシャレさはないけど効く。』
『毛孔性苔癬で悩んでたけど3回リピでブツブツが減ってきた!』
『ポロポロがでてきて、洗い流すとツルツルになりますがヒリヒリ感が・・・』
3、ロート製薬「ザラプロA」
こちらも尿素のほか抗炎症成分や代謝促進成分などが配合された、クリームタイプの治療薬です。シミ予防にも役立つビタミンCも配合。

《口コミ》
『1日2回塗っていますが、べたつかないので塗りやすい。少しずつブツブツが落ち着いてきたようです。』
『無臭で白いクリームですぐに翌日には落ち着いたような気がします』
4、リベルタ「スリンキータッチ 二の腕ピーリングジェル」
ピーリングと保湿が同時にできるジェルタイプ。5種類の美容保湿成分プラス角質柔軟成分配合で、頑固な角質を柔らかくしてポロポロ絡めとります。

《口コミ》
『濡れた肌にも使えるのでお風呂で使用。ひりつきなどの刺激もなくて、使った後はスルスルの肌になっています。』
『ポロポロがでてくるので、ピーリング商品なのかな・・・』
5、レオナビューティー「ピュアルピエ」
プラセンタやヒアルロン酸などの保湿成分がたっぷり。美白もサポートしてツルツルのお肌へサポートしてくれるクリームです。

《口コミ》
『伸びが良くてべたつきません。すぐサラサラになるのにお肌は柔らかくなっているのでしっかり浸透しているんだと・・・手触りは2週間くらいで変化がありましたが、1ヶ月くらい経つと目で見ただけで分かるほど綺麗になりました』
『60gで8,000円以上なので、継続するのが難しいです』

オロナインとニベアクリームは二の腕のブツブツに効くの?

そのほかオロナインが効くとの口コミも見かけます。オロナインは殺菌消毒として優れているのでニキビケアには有効ですが、毛孔性苔癬の場合は乾燥と毛穴の詰まりが原因なのであまり効果は期待できません。

同様に、ニベアクリームをブツブツケアに使用している人もいるようです。ですがニベアだけではあまり改善はできません。保湿力に優れているので、肌をしっとり柔らかくはなるようですが、かゆみなどが出たという声もありますので使用は慎重に。

病院での治療法はどんなものがあるの?

毛孔性苔癬は良性ではありますが病気の一つですから、病院で治療することもできます。保険の適用される治療法とそうでないものがあり、治療方法も様々です。

保険適用の治療は安価なことが魅力ですが、人によってはあまり改善が見られない場合も。美容外科などで行われる保険適用外の治療は、費用はかかりますが比較的短期間で症状が改善できるケースが多いので、医師に相談してみる価値はあるでしょう。

自分に合った治療法を選ぶことが大切です。

保険適用外の美容外科などでの治療

■ケミカルピーリング

薬剤を使って角栓を取り除く治療法です。角栓を溶かす薬剤には色々な種類があり、症状や肌質などによって適切なものを塗布していきます。

毛孔性苔癬に一定の効果がありますが、肌表面のみの状態を改善するものなので完治させることはできず、定期的に受けなければ再びブツブツが現れてしまうと言われます。


■ダーマローラー

髪の毛よりもさらに細い針が無数についたローラーを肌の上で転がし、目には見えない程度の極小の穴を開けていきます。肌を刺激することにより、肌を再生しようとコラーゲンなどが劇的に増加します。その力でブツブツを無くしていくという治療法で、自分の力で皮膚を再生させていくことで、毛孔性苔癬以外にもシミやシワ・たるみ・にきび跡の治療にも用いられます。

毛孔性苔癬治療の場合は1ヶ月以上間隔をあけて3〜5回程度、麻酔に加えて20分ほどの治療を繰り返すことで改善が期待できるでしょう。長い針を使うためかゆみなどが出ることもあります。


■レーザー治療

フラクショナルレーザーやCO2レーザーを照射することで肌に刺激を与え、ダーマローラー同様に皮膚の持つ再生力を促す治療法です。皮膚の深部「真皮」まで作用し、
肌の修復作用で組織の代謝が促進されていくので、毛穴も小さく目立たなくなるというもの。

肌への負担が少なからずあるので、数日赤みや痛みが出たり10日間ほどかさぶたができたりという一時的なリスクもあります。また施術後はしっかりと保湿し、紫外線や摩擦などの外的刺激から肌を守ることが大切です。

保険適用内の皮膚科での治療

■保湿剤などの塗り薬

肌が乾燥していると、毛孔性苔癬を悪化させます。そのためヘパリン類似物質やオキサロール軟膏などの保湿剤を処方されることがあるでしょう。

オキサロールには表皮が厚くなるのを改善する働きが、ヘパリン類似物質には肌の保水力とバリア機能をアップする働きがあるとされています。


■角質除去の塗り薬

余分な角質を溶かす作用のある、サリチル酸や尿素配合の軟膏やクリームを用います。ザラザラを柔らかくして毛穴に詰まった角質の排出をサポートするので、継続的に使うことで効果が期待できるでしょう。


■飲み薬

場合によってはビタミンA剤や下記の漢方薬の内服薬が処方されることもあります。


■漢方薬

病院や医師によっては漢方薬を用いることも。一般的なものはハトムギ。ハトムギの種子から取れる成分ヨクイニンは、新陳代謝を高め表皮の状態を整える作用があります。イボやニキビなど角化症に効果があるとされている漢方です。

そのほかにもドクダミ、清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)、桂枝茯苓丸加(けいしぶくりょうがんか)などが用いられるでしょう。

二の腕のブツブツの予防法はあるの?

毛孔性苔癬の発症は遺伝的な原因も考えられますから、完全に予防する方法はありません。ですが先述のように乾燥は角化を悪化させるので、しっかり保湿することが大切です。

また日頃から市販の尿素入り薬用クリームなどを使って肌や角質を柔らかくすることで、角質が溜まりにくい肌になっていくでしょう。

そのほかビタミン・ミネラルなどを積極的に摂り、バランスの良い食生活で肌を健康に保つことも忘れずに。

絶対にやってはいけない二の腕ブツブツNG対策!

ついついやってしまいがちなNGケアには要注意。改善どころか悪化させてしまう恐れもあります。

ぶつぶつを潰して中身を出す

ブツブツ(丘疹)を潰して中身を出してしまうのは絶対にダメ。クレーター状の跡が残ってしまったり色素沈着することもあります。

患部をゴシゴシこする

ゴシゴシこすって洗えば角質が取れるような気がしてしまいますが、反対に詰まりの原因を作ってしまいます。特にナイロンタオルなどでの刺激は思っているよりも強く、皮膚のバリア層が破壊されることで炎症が悪化してしまう場合も。優しく丁寧に洗ってください。

保湿をせず乾燥させてしまう

乾燥はターンオーバーを乱します。すると症状は悪化していく一方。一年を通してお風呂上がりに保湿剤を使い、肌を優しくケアしてあげましょう。

日頃の保湿ケア&病院での治療ですべすべ二の腕を手に入れよう

いかがでしたか?女性は特に気になりがちな二の腕のブツブツ。毎日のケアで症状を軽くすることもできるはずですし、どうしても完治させたいのであれば様々な治療法があります。自分に合った方法で、自信の持てるスベスベキレイな二の腕を手に入れましょう。今度の夏はもう腕を隠しません!

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