【特集】真のラグジュアリー!オーガニックコットンのうれしい効果

【特集】真のラグジュアリー!オーガニックコットンのうれしい効果

オーガニックコットンブランド【SkinAware(スキンアウェア)】デザイナーの可児ひろ海さんに、オーガニックコットンの魅力、そしてオーガニックがもたらしたさまざまな気づきについて教えていただきます。
オーガニックライフスタイルvol17
【可児(かに)ひろ海さんとは】
オーガニックコットンブランド【SkinAware】デザイナー。上質なオーガニックコットンにこだわりながら、ファッション性と機能性を兼ね備えたランジェリー、ワンマイルウエアが感度の高い女性を中心に人気を集めている。

オーガニックこそ真のラグジュアリー

ーー可児さんは現在オーガニックコットンブランド【SkinAware】のデザイナーとして活躍されていますが、以前は東京コレクションでも注目されるようなエッジィなブランドを手がけてらっしゃいました。どのように想いで、オーガニックコットンのブランド立ち上げに至ったのでしょうか。

「元々ファッションが大好きなのですが、毎シーズン新作を出して半年で売り切り、余ったものは廃棄する、というファッション業界のサイクルに違和感を感じたのがきっかけです。ちょうどファストファッションの流入が続き、ファッションに対する疑問も生まれてきたタイミングで…。環境を破壊し、誰かが泣いているシステムの中でビジネスをしたくなかったんですよね。

そんなときに出合ったのがオーガニックコットン。地球環境にストレスをかけない、サステイナブルな生産背景を知るにつれ、ファッションを通じ、ポジティブなサイクルが生み出せる可能性を感じました」(可児さん)

ーー当時オーガニックコットンのウエアというと、白から生成りのトーンばかりで、触り心地はいいけれどファッション性には欠けるものばり。カラーバリエーションがあって、洗練されたシルエットの【SkinAware】の登場は衝撃的でした。

「ありがとうございます。肌着ってファッション性はもちろん機能性も大切なので、まわりの厳しい友人たちに実際に身につけてもらって、率直な意見をお願いして、改良に改良を重ねてブランドデビューに至りました。シルクやカシミアというと高級素材のイメージがあると思うのですが、コットンも良質のオーガニックのものだと希少性が高く、触り心地も最高。知れば知るほど、オーガニックこそ真のラグジュアリーだと感じますね」(可児さん)

天然の植物染料は女性にやさしい

ーー昨年発売された赤いランジェリーは、【資生堂】とのコラボもあって話題になりましたが、オーガニックコットンの品質同様、染料にもこだわりをもっていらっしゃるとか。
「肌に触れる部分はオーガニックのもの、自然のものを使いたいと思い、植物染め・草木染めを専門にする染色の工房にお願いしています。鮮やかな赤は【あかね】で染めています。【あかね】には保温・抗菌効果があるため、昔の女性は【あかね】で染めた肌襦袢や腰巻きを身につけることで、女性ホルモンのリズムを整える工夫をしていたそうです。すごい知恵ですよね。

新作では【ホーリーバジル】で染めた、優しいベージュの色合いのアイテムを出しましたが、【ホーリーバジル】に含まれるアダプトゲンには抵抗力をつけ、心身のバランスを整えてくれる作用があるんです。アーユルヴェーダなど、古くから親しまれてきた植物ですが、ストレスフルな時代を生きる現代女性にも最適ですよね。オーガニック、植物の世界は学びが多く、毎シーズン気づきをもたらしてくれます。【SkinAware】を通じ、それを纏う人にポジティブなメッセージを送りたいと常々思っています」(可児さん)

ーー可児さんご自身、普段からオーガニックコットンのものを身につけるようになったと思いますが、心や身体に変化はありましたか?

「やはり着ていて疲れない、リラックス度合いが全然違いますよね。先日、法事で喪服を着る機会があったのですが、化繊の触り心地に20分くらいでソワソワ…。昔は気づきませんでしたが、肌に触れるものからのメンタルへの影響って想像以上に大きいことを実感しました」(可児さん)

ーー可児さんは、ウエアからオーガニックの世界に入られましたが、スキンケアも今はオーガニックを愛用されているとか。

「周りにはオーガニックコスメのエキスパートがたくさんいて、魅力的なブランドやいいアイテムをいろいろ教えてもらっています。

オーガニックの世界って面白くって、魅力的な人に芋づる式に出合うことができるんですよね。私利私欲のためではなく、地球環境にやさしいサイクルを生み出したいという考えがベースにあるから、話も合うし、それぞれのユニークネスを認めることができるんです」(可児さん)

オーガニックコスメを選ぶ基準は使い心地のよさ

ーー今、実際に愛用されているスキンケアアイテムを教えてください。
「まずは洗顔アイテムですが、【アルジェラン】のエッセンシャルオイルの香りがいい【モイスト クレンジング ミルク】です。米ヌカから抽出されたオイルが配合されていて、洗い上がりの肌がしっとりもっちり。エコサート認証を取得したオーガニックの植物成分を贅沢に配合しながら手頃な価格帯も嬉しく、リピートしています」(可児さん)

ーーメイクはしっかりオフするけれど、肌のうるおいは残して栄養も与えてくれる。クレンジングは特にオーガニックコスメの良さを体感しやすいアイテムですね。

「そうですね。正直今まで美容に疎かったのですが、使い心地がいいから続けたいという気持ちが沸くというのは、洋服もコスメも同じだと思います」(可児さん)
「そして、洗顔後の顔に欠かせないのが【オルタナ】の化粧水【タイムマネージメントエッセンス】と【クリーム】の2種類。修復力の高さを実感しています。使い続けるうちに肌がすこやかに強くなったみたいで、トラブルが減りましたね」(可児さん)

ーー【オルタナ】のような、オーガニックにこだわりながらも高機能を実現したブランドが登場したことで、「使ってみたい!」と思う女性は増えたのではないでしょうか。【SkinAware】にも近いものを感じます。

「ありがとうございます。実は【オルタナ】のクリエイティブディレクターとは友人なのですが、話をしていると取り組み方が近いと感じます。オーガニックコットンでもお洒落を楽しみたいし、ファッションが好きな女性にも満足してほしい。もっと多くの方に手にとってもらえるよう進化させていきたいですね」(可児さん)
【可児ひろ海さんプロフィール】
2001年にレディスブランド【COCOON(コクーン)】を立ち上げ、東京コレクションを中心に作品を発表。2004年にオーガニックに特化した【Skinware(スキンウェア)】もスタート。2008年に両ブランドを休止させ、さまざまなファッションのプロジェクトに参加。2014年春夏シーズンで【Skinware】をリローンチ、2017年にブランド名を【SkinAware(スキンアウェア)】に変更。

写真/よねくらりょう

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