頭痛や貧血だけじゃない! 鉄分不足が引き起こす美容や不妊への影響

頭痛や貧血だけじゃない! 鉄分不足が引き起こす美容や不妊への影響

私たちの体にとってなくてはならない鉄分。頭痛や貧血にお悩みの人はこの鉄分が不足していることが原因の場合がありますが、ほかにも身体の不調を引き起こしたり、お肌や髪への影響もあったりと、さまざまなことにつながると考えられているのです。

鉄分不足が引き起こす健康への影響とは?

みなさんは鉄分を十分に摂取できていますか?なかなか自信を持って「摂れている」とはこたえ難い質問ですよね。

人間の体には常に3〜4g程度の鉄分があると言われています。鉄分は主に酸素を全身に運ぶヘモグロビンの主成分で、なくてはならない栄養素のひとつです。そのため、鉄分が不足した時に備えて骨髄や肝臓などにも蓄えられているそうです。

それだけ私たちの体にとって大切な栄養素だということがわかりますね。この蓄えられていた鉄分も使い切ってしまうと全身に酸素が行き渡らなくなり、貧血症状が現れるのだそうです。さらに心臓が酸素不足を補おうと活発に動いて動悸や息切れなどを起こす場合もあるのだとか。

鉄分は、特に女性にとっては重要です。妊娠期間中は胎児へ優先的に鉄分が運ばれるため、より多くの鉄分が必要となります。また不妊へも影響されると考えられています。これは高温期に分泌される黄体ホルモンに鉄分が必要とされているため。

貧血などの症状がない人でも、女性の鉄分不足はこういったさまざまなことに影響してしまうのです。

鉄分不足が引き起こす美容への影響とは?

美容に必要な栄養素と聞くと、ビタミンやタンパク質、食物繊維などをイメージしますが、実は鉄分も美容に欠かせない栄養素のひとつと考えられています。

皮膚や粘膜、そして骨は酸素や栄養を材料として新たな細胞を作り出します。そのため、鉄分が不足するとお肌のターンオーバーが乱れるなど、これらの代謝が機能しなくなることがあるのだそうです。

また、シミの原因となる活性酸素を取り除くカタラーゼの生成にも、鉄分が必要と言われています。

酸素が不足すると脂肪の燃焼ができにくかったり、筋肉を作りにくかったりして、痩せにくく、太りやすい体につながることもあるのだとか。さらに冷えやむくみも酸素不足が関係しているので、鉄分が不足すると健康のみならず、美容面にも大きな影響を与えてしまうのです。

鉄分の一日当たりの目標摂取量はおよそ10〜12mg、妊娠期間は15〜20mgと言われています。できるだけ鉄分不足を防いで美しく、健康な身体をキープしましょう!

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