【動画】パウダーを極めるものは、ベースメイクを制す

【動画】パウダーを極めるものは、ベースメイクを制す

フェイスパウダーはベースメイクの仕上げ的存在ですが、顔全体にサッとはたいて済ませてしまっている人も多いはず。
「その使い方だと何だか白浮きしてしまったり、乾燥を感じている人はいらっしゃいませんか? フェイスパウダーの役割はファンデーションの上に重ねて使い、ベースメイクをフィックスさせることなのですが、それを顔全体にのせてしまうと白浮きや乾燥を感じてしまうんです。そこで、私はいわゆる“パウダー”と呼ばれるものを2種類に分けて、部分使いを提唱しています」(長井さん)。長井さんが得意とする“適材適所の使い分け”はパウダー使いにも! ぜひコツをつかんでください!

ルーセントパウダーでサラっと、
ミネラルパウダーでツヤっと

長井さんは、一般的に使われ、フェイスパウダーやおしろいと呼ばれるルーセントパウダーのタイプを“塩パウダー”、そして、もうひとつ、しっとりとした感触でツヤも与えてくれるミネラルパウダーを“砂糖パウダー”と呼び、使い分けをしているそう。「作用の違う2つのパウダーを使い分けることで、乾燥も化粧くずれもしないという仕上がりになります。この使い分けの方法をしっかり覚えてくださいね」(長井さん)
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「塩パウダーと砂糖パウダーは作用が違うので、のせ方ものせる位置も異なります。それぞれのパウダーの特徴と使い方をしっかりつかんでいただければ、長時間化粧くずれも乾燥もない、美しいベースメイクの仕上がりが継続できます!」(長井さん)。

ルーセントパウダー(塩)のつけ方
パウダーのフタに粉を出し、それをパフにまんべんなく含ませます。さらにパフをしっかり揉み、均一に含ませることが大切です。
塩パウダーをつけるのは皮脂などが出て、崩れやすいパーツのみ。小鼻やTゾーンなど、崩れやすいと感じる部分のみに少し圧をかけながらつけることで、さらに化粧くずれ防止になります。


ミネラルパウダー(砂糖)のつけ方
表面がストレートにカットされているブラシを使って、砂糖パウダーをつけていきます。塩パウダーと同様、粉をフタに出したら、ブラシをクルクルと回してしっかりと粉を含ませていきます。
ブラシに均一にパウダーを含ませるために、ブラシのサイドをフタのフチでコンコンと叩いて余分な粉を落とします。
ブラシを逆さまにして、柄のところをフタでカンカンと軽く叩きつけます。こうすることで、ブラシの奥にまでしっかり均一にパウダーを含ませることができます。
砂糖パウダーは、塩パウダーをのせたTゾーンなど以外の場所にのせます。頬など乾燥しやすいところを中心に、最初はまぶすようにおいてください。そのあと、少しブラシを肌に対して“キック”させるように動かして、毛穴に入り込んだ余分なパウダーを掻き出します。首まで忘れずにきちんとのばしてください。
<完成!>
2種類のパウダーを使い分けることで、Tゾーンはサラッと、それ以外のエリアはしっとりと乾燥知らずの肌に仕上がりました。「ご自身でも心地良さとナチュラルな肌あたりを実感していただけると思います!」(長井さん)

長井さんおすすめのルーセントパウダー

オーガニックシルクパウダーを配合、独自の粉体技術できめ細かな粒子に。さらに保湿効果の高いアミノ酸をコーティング。するりと肌に溶け込むようになじみながら、毛穴をしっかりカバー。血色感のあるパーリ―ピンク。AQ MW フェイスパウダー 80 20g <パフ付き>¥5000/コスメデコルテ
空気のように軽やかで繊細な肌あたりの超微粒子パウダーなので、粉っぽさや厚ぼったさは皆無。なめらかでふんわりとしたセミマット肌に仕上がる。No.3はほのかな赤みを感じさせる色み。健康的な肌印象に。シスレー フィト パウダー リーブル No.3 30g ¥9500/シスレー ジャパン

長井さんおすすめのミネラルパウダー

5種類以下のミネラル成分のみを配合したルースタイプのファンデーション。パウダーなのにクリーミィで、肌あたりはソフト。自然なツヤ感が誕生する。オリジナル ファンデーション SPF15・PA++ 全12色 ¥3800/ベアミネラル
油分を一切含まず、タルクや化学精製の色素、合成された防腐剤なども一切不使用。素肌感覚の無重力さなのに、少量で肌をカバーしてくれるのも嬉しい。ジェーン・アイルデール アメイジングベース SPF20 PA++ 全7色 ¥6800/エム・アール・アイ

長井さんおすすめのフェイスブラシ

石けんで洗える高級タクロン性のメイクアップブラシ。毛先が短く垂直にカットされているので、毛穴落ちせずしっかりパウダーを密着させることが可能。ベルベットのような手触りも嬉しい。dB フラットトップブラシ ¥2000/エトヴォス
山羊ののど元にある柔らかい毛を使用。先端が平らに揃えられているので、肌の上でパウダーが毛穴の凹凸にきちんと入り込み、肌表面をなめらかに整えてくれる。KOBAKO フェイスブラシO ¥5500/貝印
「今日、お話したのは一番ベーシックな使い分けの方法です。ご自身の肌状態や季節に合わせて、それぞれのパウダーの量や範囲を調整していただくと、さらに心地良さが実感できると思います。失敗を恐れずに色々と試してみてくださいね」(長井さん)
ヘアメイクアップアーティスト
長井かおりさん


化粧品メーカーの人気ビューティアドバイザーとして都内百貨店に勤務後、ヘアメイクアップアーティストに転身。雑誌、広告など幅広いジャンルで女優やモデルのヘアメイクを手がける。すぐに取り入れられるテクニックとわかりやすい解説がミモレでも大好評!自身初の著書『〜周囲がざわつく自分になる〜 必要なのはコスメではなくテクニック』は8万部を超える大ヒットを記録している。8/24には第二弾の書籍「こんなことでよかったの!?96のメイクテクニック 美しくなる判断がどんな時もできる」が発売!最新コスメや、テクニックなども発信しているブログ「おしゃべりメイクボックス」やインスタグラムもチェックを。Instagram:@kaorimake
撮影/森山将人 ヘア&メイク/長井かおり 取材・文/前田美保 構成/川端里恵(編集部)