最旬美人のつくり方――この秋は“ダイバーシティメイク”で、新しい綺麗を発見

最旬美人のつくり方――この秋は“ダイバーシティメイク”で、新しい綺麗を発見

決まり切ったメイクで毎日過ごす、なんてつまらない! メイクのトレンドが多様化している今、ファッション、気分、なりたい女性像によって、色々な顔をエンジョイしよう。メイクアップアーティスト、耕(たがやし)万里子さんが提案する、この秋の“ダイバーシティメイク”を公開。今までのルーティンにとらわれない多様性を楽しむメイクで、今日も、明日も、咲き誇る花々のように、違う綺麗を手に入れよう。

決まり切ったメイクで毎日過ごす、なんてつまらない! メイクのトレンドが多様化している今、ファッション、気分、なりたい女性像によって、色々な顔をエンジョイしよう。メイクアップアーティスト、耕(たがやし)万理子さんが提案する、この秋の“ダイバーシティメイク”を公開。今までのルーティンにとらわれない多様性を楽しむメイクで、今日も、明日も、咲き誇る花々のように、違う綺麗を手に入れよう。

トレンドのプラムリップで、ミステリアスな女に。


〈SKIN〉ナチュラルマット質感のリキッドファンデーション(ベアミネラル ベアプロ リキッド ファンデーション)を少量取り、素肌感を残すよう、ブラシで薄くのばす。フェイスパウダーを薄く重ねる。 〈EYE〉ゴールドのクリームシャドウを小指に取って、目頭にポンとのせる。下のインサイドにマットホワイトのラインを引き、まつ毛に黒のマスカラをつける。 〈CHEEK〉ベージュを頰骨に沿ってほんのりとのせる。 〈LIP〉こっくりしたプラム色の口紅(シュウ ウエムラ ルージュ アンリミテッド WN28)を唇の中央にのせて、上下の唇を合わせてなじませる。シアーなプラム色(ポール & ジョー ボーテ リップスティックN 213)をブラシで唇全体に重ねて、立体感を出す。

 フェミニンだけれど、赤とは異なる奥行きを感じさせ、神秘的なイメージになるのがプラムカラーのリップの魅力。ジューシィな唇と対照的に、肌は素肌感を残した軽やかマットに仕上げる。ツヤとマット、相反するテクスチャーがメイクの面白さを増してくれる。

漆黒まつ毛で装う日は、みずみずしい肌感を強調。


〈SKIN〉パウダーファンデーション(B.A パウダリィバームファンデーションM)をパフに取って、軽いタッチで肌にすべらせる。ゴールドのハイライトパウダー(レ・メルヴェイユーズ ラデュレ シマリング プレスト パウダー 104)を、頰骨の高いところにブラシでつける。目頭と鼻のつけ根、唇の山の上、あごのくぼみにゴールドのハイライト(カネボウ ヴァリアンブラッセ 01)を入れる。〈EYE〉ピンクベージュのアイシャドウを上まぶた全体と目の下になじませ、上まぶたのキワにブラウンのラインを引き、ぼかす。下のインサイドにマットな肌色のラインを入れる。〈CHEEK〉淡いブラウン(カネボウ ヴァリアンブラッセ01)をやや角度をつけてのせ、上下左右になじませる。〈LIP〉ベージュの口紅(ルナソル フルグラマー リップス 45)を唇全体に塗る。

 頰に長いまつ毛の影がのびる…… なにげないけれど、ドキリとするシーンだ。そのまつ毛をつくるのは、ブラックの色みが濃く、ボリュームの出るマスカラ。毛の根元にたっぷりつけて、スッと上に抜く技で、エレガントなまつ毛を完成させる。また下まつ毛には小回りのきくマスカラを使い、濃さ、長さをしっかりと。こうしてマスカラを強調した日は、光沢ファンデ̶ションによるみずみずしい肌感で、コントラストをつくる。ハイライトや練りチークも駆使して、肌の鮮度を上げて。アイシャドウなし、唇もあっさり、水を感じる肌にまつ毛だけが際立つ……引き算のメイクがフレッシュな表情を連れてくる。

マットな肌と大胆なアイラインで、クールな女。


〈SKIN〉マット質感のリキッドファンデーション(イヴ・サンローラン・ボーテ アンクル ド ポー オール アワーズ ファンデーション)を少量取り、顔に5点置きして、ブラシかリキッド用スポンジで部分ごとに塗る。 〈EYE〉ダークブルーのジェルライナー(資生堂 インクストローク アイライナー BL603)をブラシに取り、目頭からラインを引き始め、黒目の外側付近から少しずつ太さを出す。目尻の部分を一番太くし、目の切れ目から5〜10㎜のばして跳ね上げる。アイシャドウはなし。黒のマスカラを塗る。 〈CHEEK〉ピンクのチークを頰の高めの位置にまが玉型に入れる。 〈LIP〉ベージュの口紅(クレ・ド・ポー ボーテ ルージュアレーブルn 2)を全体的に塗り、中央にシアーベージュのグロスを重ねる。

 目に「口ほどにものを言わせる」にはアイシャドウがマストと思っている人は多いはず。でも、シャドウに頼るばかりではつまらない。ときには「線=アイライン」の力を借りて、まなざしを主張してみてはいかが。このメイクで活用したのはメタリックブルーのジェルライナー。目尻部分を太くし、跳ね上げ、目もとにインパクトとキレを出す。潔くノーシャドウにしたら、ピンクのチークを高めの位置に入れ、ラインを引き立たて、新鮮なバランスを追求しよう。アイラインがメタリックだから、ここでも対比の法則を取り入れて肌はマットに。反対の質感を持ってくることで、アイテムを多く使わず、メイクの印象が高まるという削ぎ落としのテクニックを駆使したい。マットな肌にすっと浮かび上がるカラーライン。フェミニンさとクールさが薫る、今の空気感をはらんだメイクだ。

パールのオーラを肌にまとい、純なムードに。


〈SKIN〉ツヤの出るリキッドファンデーション(ランコム タン ミラク リキッド)を顔全体に薄く塗り、カバーしたい頰にさらに重ねて、メリハリも出す。目の下はコンシーラー(シャネル パレット エサンシエル 150)でカバー。 〈EYE〉まつ毛をビューラーでしっかり上げ、ボリュームタイプのマスカラ(ヘレナ ルビンスタイン ラッシュ フェリンブラック WP 01)を根元からきっちりつける。細いブラシのマスカラ(モテマスカラ TECHNICAL 3)を下まつげにたっぷりと。アイシャドウはなし。 〈CHEEK〉赤のチーク・リップ(シャネル パレット エサンシエル 150)を頰骨のやや下、中央から外に向けて塗り、頰骨の上にハイライト(同)を重ね、フレッシュ感を出す。 〈LIP〉唇の色をコンシーラー(シャネル パレット エサンシエル 150)で抑えてから、赤のチーク・リップ(同)を指でポンポンとつける。

 たまには「ピュア」な雰囲気を振りまいてみたい──そんなときフォーカスすべきは肌。パールを活用し、光のメリハリを感じる肌に仕上げてみよう。パーリーな肌づくりの方法はいろいろあるが、このメイクでは、土台はツヤ控えめなパウダーファンデ̶ ションを使用。顔全体に塗ったら、ゴールドのパールパウダーを頰骨に沿ってつけ、さらにベージュゴールドのパールを目頭やあごにものせ、光の反射で立体感を。ベージュトーンで顔全体をまとめながら、さまざまな質感が混ざることで、華やかさもオンできる。

Photos: Junko Kawabata (A.K.A) Makeup: Mariko Tagayashi (SIGNO)
Hair: Ryoji Imaizumi (SIGNO) Model: KOuKA
Text: Nobuko Irie Editor: Mizuho Yonekawa

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