肌荒れの原因は寝る前のアレだった?1つでも取り入れたい13の治し方

肌荒れの原因は寝る前のアレだった?1つでも取り入れたい13の治し方

顔や体のニキビ・シミ・かゆみ・カサつき…肌荒れ症状に悩まない女性はいないのでは?これらはスキンケアやストレス、ホルモンバランスや食生活、内臓環境など普段の何気ない習慣から。原因のNG食べ物&習慣、すぐできる改善対策を知って美容効果を出し美肌へ

私たちは日々老化している

昨日より今日、今日より明日…私たちは日々歳をとって老化しています。もちろんそれはお肌も同じ。肌細胞が若返ることはありません。そして、さまざまな肌荒れ症状が現れてきます。

肌荒れの原因の前に・・・そもそも肌荒れってナニからナニまで?

肌荒れ、とひとことで言っても、いろいろな症状や悩みがあるでしょう。

・カサつき
・毛穴の開き
・大人ニキビ
・吹き出物
・ベタつきやテカリ
・湿疹
・赤み
・ヒリつき
      …

つまり、すべての肌に関するトラブルを「肌荒れ」と呼んでいると言えます。これらは年齢に関係なく現れますが、年とともにいろいろな機能が乱れ始めることで起こりやすくなります。

当たり前を侮るなかれ!肌荒れの共通の原因

肌荒れの症状は色々。そしてその原因もまたさまざまです。こういったことに心当たりはないでしょうか?

1、ホルモンバランスの乱れ

女性のカラダはホルモンに左右されることが多いもの。生理周期によってコンディションが変化し、特に生理前には肌荒れしてしまう人も多いのでは?これは男性ホルモンに似た働きをする「黄体ホルモン」の分泌が増えることで、皮脂の分泌が増え肌のバリア機能が低下してしまうため。生理後から肌の調子は良くなりますが、次の生理前にはまた不調…

生理だけでなく、ダイエットや睡眠不足そして更年期の影響などでもホルモンバランスは崩れて、肌荒れを起こします。

〈出やすい症状〉
頰のニキビや吹き出物など

2、内臓の疲れや異常

胃腸や肝臓が疲れたり異常が起きると、驚くほど顕著に肌に現れます。胃腸の場合は消化や吸収機能が低下するので栄養がうまく取り込めず、肌も栄養不足に。腸内環境が悪くなると便秘になり、悪玉菌が増えていくので肌が荒れがちになります。

「沈黙の臓器」と言われる肝臓は、不調であっても症状が現れにくい臓器ですが、代謝・解毒・胆汁の生成と分泌の3つの役割を担うため、様々な肌トラブルを起こします。解毒されなかった有害物質が血液とともに全身に運ばれてしまったり、代謝が悪いため肌にまで栄養が行き渡らなくなります。


〈出やすい症状〉
胃腸の不調…頰やおでこ、口周りのニキビなど
肝臓の不調…かゆみや赤みなど

3、紫外線

日常の紫外線を浴びただけで肌トラブルが起きる場合、紫外線アレルギーの可能性も。日光性皮膚炎ともいい、全身の皮膚や目にも赤みやかゆみなどが現れます。紫外線そのものに対してアレルギーが起きる場合と、日焼け止めの成分に紫外線が当たることで光毒性が現れたため起こるアレルギーの2種類が考えられるでしょう。

〈出やすい症状〉
赤みや腫れ、ヒリつく痛みなど

4、生活習慣の乱れ

睡眠不足、食事の回数や時間が日によってバラバラ、食事内容も栄養バランスが悪い…そういったいわゆる生活習慣の乱れは、すぐに肌荒れを起こしてしまいます。

寝不足が続くと自律神経のバランスが崩れ、緊張している時に働く「交感神経」が優位に。すると男性ホルモンを活性化させるため皮脂の分泌量が増えるほか、就寝中に分泌されるはずの成長ホルモンが不足してターンオーバーを乱します。

好きな時間に塩分や糖分そして油分いっぱいの食事をとっていると、皮脂分泌が増えるほかビタミンやミネラル不足になって肌の健康が保てません。またタバコも肌の酸化を進めます。

〈出やすい症状〉
乾燥やニキビ、毛穴の詰まり、ハリの低下やシミなど

5、外部からの刺激

顔を触る癖がある、頬杖をつく、冷たい風の吹く中を長時間歩く…こういった行為はお肌に負担を与えます。風邪をひいて何度も鼻をかんでいると赤くなって皮がむけたりしますね。これらの摩擦や寒暖差のような刺激も、皮膚にダメージを与えます。

〈出やすい症状〉
炎症やしわなど

6、間違ったスキンケア

「メイク汚れを落とすために、ゴシゴシ洗顔!」「よーく落ちるように、洗浄成分力がしっかりあるクレンジング剤をじっくり使う!」「お風呂上がりに化粧水をつけたら、しっかりパッティング!」

これらは全部NGです。何度も洗顔したり強すぎる洗浄成分のアイテムを使ったりすると、肌にはとっても負担をかけていることに。肌に刺激となってしまい、キレイにしようとしていたはずなのに反対に肌トラブルを招いてしまうのです。

ピーリングのしすぎや叩いたりこすったりという刺激も、乾燥や湿疹が現れやすいNGケア。口コミに流されて自分の肌質に合わないアイテムを使うのも、お肌をいじめてしまいます。


〈出やすい症状〉
乾燥や赤み、湿疹、ひりつきなど

7、ストレス

仕事や家庭のストレス。精神的にも肉体的にもストレスにさらされることが多い私たち。ストレスが溜まっているときは「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。するとコラーゲンの生成が妨げられてしまい、お肌の調子が悪くなってしまいます。そして自律神経にも乱れが生じるので血行が悪くなって、肌細胞に栄養が行き届かなかったり。

一見ストレスのなさそうな昇進や新居への引越しなど、心は嬉しさいっぱいでもどこかで緊張していたり、環境の変化に体がついていかなかったりと負担になることもあります。


〈出やすい症状〉
ニキビや乾燥、湿疹など

8、乾燥

冷暖房や冬の冷たい乾いた空気。肌からはどんどん水分が奪われて乾いていきます。するとバリア機能が低下して、細菌やアレルゲンなどが侵入しやすくなるので、トラブルが起きがち。また角質が厚くなり毛穴が詰まりやすくなることからニキビができますし、ヒリついたりごわついたりすることもあります。


〈出やすい症状〉
毛穴の詰まりやヒリつき、ごわつきなど

こんな食べ物が肌荒れを起こす

乱れた食生活はすぐにお肌に現れますが、具体的に肌荒れを起こしてしまう食べ物はどんなものがあるのでしょうか?

1、糖分

まず注意したいのは糖。体内に取り込んだ余分な糖と皮膚のタンパク質が結びついてAGEsという物質が作られる「糖化」が起きるのですが、これが「シワ」や「シミ」、「くすみ」の原因に。またターンオーバーの低下にもつながります。

また糖分は、体内で分解吸収されるときにビタミンB群やミネラルをたくさん消費しています。すると肌の調子を整えるなど体に必要なビタミンB群とミネラルが不足して、肌トラブルを起こしてしまうことに。

砂糖に注意、というと「スイーツを食べるのやめたらいいのかな?」と思われがちですが、ジュースや食事にも砂糖は含まれています。糖分は体に必要な栄養素ですが、取りすぎには注意しましょう。また炭水化物も糖質のため糖化を起こします。

2、油分

油分の取りすぎがニキビの原因になる、というのはイメージできますね。過剰な油分が皮脂の分泌を増やすためです。ですがそれだけではなく「トランス脂肪酸」や「飽和脂肪酸」と言った分解されにくい油は、消化するのに多くのエネルギーを使うため消化器官に負担となり、肌荒れを起こします。

ファストフードや惣菜の揚げ物、インスタントラーメンやマーガリンなどには注意が必要です。

3、塩分

塩分も過剰摂取は禁物。取りすぎると体内のナトリウム量が増えてしまうため細胞から水分をとってバランスを保とうとします。肌細胞から水分が奪われれば…待っているのはお肌の「乾燥」です。

また、塩分を摂りすぎたことによって濃くなった血液を薄めようと「喉がかわいた、水を飲め」という信号を送ります。すると必要以上に水を飲むことになり、ろ過する腎臓には大きな負担。また消化時にも腎臓に負担をかけるのでニキビができやすくなります。

ついつい味付けが濃くなってしまう人や、外食が多い人は要注意!

4、アルコールやカフェイン

食後のコーヒーや1日の終わりのアルコールを楽しみにしている人も多いでしょう。しかし残念ながらこれらも肌荒れの原因。

コーヒーは胃を荒らしてしまうほか、タンニンを含んでいるので鉄の吸収を妨げます。そしてカフェインはコラーゲンの材料になるビタミンCを尿として排出してしまい、さらに血管を収縮させてしまうのです。

アルコールは肝臓に負担をかけます。肝臓はもともと毒素の分解を担っているのですが、アルコールが入ることでこの分解がうまくいかなくなるため分解されなかった毒素が全身を巡ることに。また体内に入ったアルコールを薄めようと水分が多く消費されてお肌は乾燥します。お酒を飲んだ翌朝のお肌のカサつき・ごわつきに覚えはないでしょうか?

ひとつだけでもやってみて!肌荒れの改善方法

さまざまな肌荒れ。8つの原因と4種の食べ物に心当たりがあったのではないでしょうか。その原因となることにフォーカスした具体的な改善方法を見ていきましょう。

1、睡眠時間をたっぷりととる

睡眠は、美肌にとってなくてはならない存在。新しい肌へ生まれ変わるターンオーバや、疲れた体を癒して肌細胞の修復や再生が成長ホルモンによって行われるのも就寝中です。お肌のことを考えると、睡眠時間は6〜7時間が理想的と言われています。忙しい暮らしの中でたっぷり眠るのは難しいかもしれませんが、なるべく早めにベッドに入る習慣をつけましょう。

2、夜寝る前の工夫

そして睡眠は時間の長さだけでなく、ぐっすり熟睡できる「質の良い睡眠」を取ることが大切。成長ホルモンは入眠して3〜4時間後に多く分泌されます。この時間帯に深い眠りである「ノンレム睡眠」に入っていることが大切です。

質の良い睡眠をとるためには、副交感神経が優位になるよう就寝前からリラックスしておくこと。就寝2〜3時間前にゆっくり入浴して体を温め、体温が少し下がり始めた頃にベッドに入ると寝つきが良くなります。

食事も寝る3時間ほど前に済ませておくと、消化活動が熟睡を邪魔しません。またスマホやパソコンなどはブルーライトの影響で入眠が妨げられるので、就寝1〜2時間前には使用を終えておくといいでしょう。

3、寝るときの工夫

さらに、眠っている間の環境もチェック。音や光などの刺激があると脳が「まだ昼間」と勘違いしてしまいリラックスできないので、ぐっすり眠ることができません。カーテンを引いたりできるだけ部屋を暗くして眠りましょう。

また、よほど暑くて寝苦しい時を除いてエアコンをかけっぱなしで眠るのはNG。部屋の湿度が下がって乾燥してしまいます。タイマーを使って、夏であればぐっすり眠りに入る3時間程度、冬なら少し寒くなったくらいでは目は覚めにくいので30分から1時間程度に設定するといいですね。

4、寝溜めNG!規則正しいほうがいい

平日しっかり取れない睡眠時間を週末にカバーしようとする、寝溜め。ですが寝過ぎは血行不良など体の器官の機能を抑制してしまいます。また生活リズムが崩れると、自律神経の働きやホルモンバランスにも悪影響。

毎日規則正しい睡眠の方がベターです。

5、シャワーより湯船につかろう

疲れて面倒な時や暑い時はシャワーでさっと済ませがちですが、湯船にゆっくり浸かることはスキンケアに有効。全身の血行が促されて、老廃物が排出され毛穴つまりしにくくなるほか、リラックスすることもできます。

6、スキンケアに重きを置く!特にクレンジングを正しく

もう一度自分のクレンジング〜スキンケアを見直してみましょう。アイテムを選ぶときは、なるべく洗浄力の強すぎる界面活性剤などを配合していないものを。

そしてゴシゴシ力を入れてこすったり毛穴のつまりを指で押し出したりといったお肌に負担になる洗い方は今すぐやめましょう!

選び方と使い方、どちらも慎重に。

7、とにかく保湿!

肌荒れはとにかく肌の乾燥が大敵。スキンケアは保湿を重点的に行いましょう。様々なメーカーから各種保湿成分を含んだものが販売されていますが、肌荒れしている時には色々配合されたリッチなものより、肌に低刺激のものをチョイスするのが正解。

8、栄養バランスに気をつける

「栄養バランスの良い食事」と言いますが、具体的に美肌を意識して特に取り入れたい分とそれを含む食べ物はこのようなものがあります。

・ビタミンA…ほうれん草・人参・ピーマン・トマトなど(抗酸化作用)
・ビタミンB群…レバー・豚肉・カツオなど(新陳代謝を促進)
・ビタミンC…キウイ・いちご・柑橘類など(コラーゲンの生成を促進)
・ビタミンE…アーモンド・アボカド・かぼちゃなど(肌代謝を活発にする)
・たんぱく質…魚・肉・卵・乳製品・大豆製品など(肌を作る材料となる)
・食物繊維…こんにゃく・りんご・玄米・オクラなど(腸内環境を整える)
・マグネシウム…ひじき・納豆・ほうれん草・アーモンドなど(血流促進)

9、シーツ洗ってる?寝具や部屋を清潔に

肌荒れの原因となりうる外部刺激。それは意外なところ、寝具にもあります。シーツや枕カバーなどには就寝中に分泌される汗や皮脂がたっぷり。そしてそれらをエサに雑菌やダニが繁殖してしまい、その寝具に触れる肌は荒れてしまう…というわけ。

枕カバーはできれば週に1〜2回、シーツは1回程度は清潔なものと取り替えましょう。それだけでも肌荒れが改善できるかも。

10、いつパフ洗った?メイク道具の見直し

そして見落としがちなのが、メイク道具。ファンデーションのパフやブラシなど、最後に洗ったのはいつか…覚えがない人は要注意。直接肌に触れるこれらの道具には雑菌がたくさん付着しています。少なくとも週に一度は専用クリーナーや中性洗剤で洗う習慣にしましょう。メイクのりも違ってきますよ。

11、室内でも気をつけたい紫外線ケア

1年を通して紫外線ケアが必要なのはもはや常識ですよね。ですが室内での紫外線ケアはできているでしょうか?お肌に悪影響を与えるUV-Aは、窓でもさえぎることができません。そのため室内にまで入ってきてお肌を傷めてしまいます。

窓に貼るUVカットフィルムやUVカットカーテンなどを利用して、室内でも紫外線対策を徹底しましょう。

12、ハードはNG!適度な運動を

美肌にはターンオーバー周期を整えてやることが重要。有効な方法が、適度な運動です。交感神経を優位にするほか血流が促進されることでターンオーバーが促進されます。
ですが激しい運動は活性酸素を増やしてしまいます、活性酸素とは体内に取り込んだ酸素から作られ、ウイルスなどから体を守っています。ですが増えすぎると細胞を酸化させ、新陳代謝を遅らせたり肌トラブルを起こしたりと老化が進んでしまいます。

ウォーキングや、ゆっくりめのジョギングがオススメです。

13、内臓もココロもリラックス!

自分の生活や毎日を見返して、内臓などの体や心にストレスを溜めていないのかチェックしてみましょう。ストレスのない毎日を送ることは不可能とも言える現代ですが、できるだけストレスを減らしたりうまく付き合っていくための発散方法を見つけることは、美容と健康にとても大切。

イライラが溜まって暴飲暴食で内臓にも負担…というパターンからはもう抜け出したいものですね。

肌荒れ対策できることからひとつずつ!

いくつも肌荒れの原因をあげましたが、これらを一度に無くそうとするのは不可能。かえってストレスを溜めてしまうかもしれません。例えば、全くコーヒーを飲んではいけないわけではありません。何事も「過度」に行ったり口にしたりすることが問題。これらの原因や対策を頭の隅に置いておくだけで、少しずつ気をつけられるもの。

無理をせず、取り組みやすい対策から始めてみましょう。心身ともに健康であることこそが美肌へのカギなのですから!

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