「赤ら顔」の原因って?皮膚科医直伝のスキンケア対策で克服せよ!

「赤ら顔」の原因って?皮膚科医直伝のスキンケア対策で克服せよ!

寒い時期は顔が赤くなってしまう「赤ら顔」に、悩む人も少なくないのでは? 実は寒暖差のほかにも、顔が赤くなる要因はさまざまあるのだとか。今回はその原因と自分でできる簡単な対策を、美容皮膚科シロノクリニック恵比寿本院の中川桂副院長に教えてもらいました。

赤ら顔の原因は「毛細血管拡張症」!?

赤ら顔の原因のひとつに「毛細血管拡張症」が考えられます。これは皮膚の下にある「毛細血管」が拡張して顔が赤く見えたり、血管が透けて見えたりする症状のこと。では、なぜ毛細血管拡張症になってしまうのでしょうか。

毛細血管拡張症になる4つの原因と対策

赤ら顔を引き起こす「毛細血管拡張症」の原因と対策はこちら。

原因①皮膚の薄さ

毛細血管は真皮層にあるので、表面の皮膚が薄くなると透けて見えてしまいます。角質層が外部からの刺激を受けるなどして肌の水分が不足すると、キメが乱れます。そうすると肌に厚みがなくなり、角質層が十分な役割を果たせなくなるため、血管が透けて見えやすくなります。

【対策】
スキンケアでの保湿はもちろんのこと、体内への水分補給もしっかりと行うようにしましょう。

原因②寒暖差

屋内外の寒暖差によっても、毛細血管拡張症になることがあります。私たちの身体は、気温が低い屋外では、血管が収縮することによって皮膚温度の低下を防いでいます。しかし、顔といった末端のパーツの場合は長時間低気温にさらされると血管収縮ののち次第に拡張してしまい、持続的に赤みが出てしまうことがあります。そして暖かい室内に入ると、血管がさらに拡張し「赤ら顔」になってしまうのです。特に寒い地域の方は、慢性的な寒さから守るため顔の血管が常に拡張しようとして「赤ら顔」になりやすいことも。

【対策】
寒暖差で赤ら顔になってしまう人は、外出時にはマフラーを巻くなどして、なるべく顔を冷やさないようにしておくと良いでしょう。

原因③自律神経の乱れ

血管は自律神経の働きによって拡張と収縮を繰り返し、血液の流れる量や速度などを調節しています。しかし、ストレスなどで自律神経が乱れると、血管が拡張された状態のままになってしまうことがあるのです。すると血流が滞り、それが透けて肌が赤く見えることに繋がります。

【対策】
自律神経を整えるためには、日頃からストレスをためないことが大切。自分なりのストレス発散法を見つけると良いでしょう。規則正しい生活や、しっかりした睡眠で、自律神経が乱れないように心がけましょう。

原因④アルコールや香辛料

アルコールや香辛料を摂りすぎると、血管が拡張しやすくなります。さらに肝機能が低下している人は、血流などが静脈内などに停留することで皮膚の表面に毛細血管が目立つことがあります。

【対策】
お酒や辛いもの、血流の滞りを招く脂肪分が高い食事を慢性的に摂取したり、過剰に摂取したりするのは避けて。血流を良くする野菜中心の和食を心がけると良いでしょう。またたばこやアルコール、カフェインや塩分が高いものなど、顔に刺激を与えるような食品はなるべく控えましょう。

スキンケアの見直しで赤ら顔を克服せよ!

「毛細血管拡張症」はいつものスキンケアを見直すことで、改善が期待できます。正しいスキンケアの方法はこちら。

しっかりと保湿する

肌が乾燥すると、赤みや血管を覆い隠してくれる角質層が十分に育ちません。洗顔後や入浴後は早めに保湿して、肌のうるおいを保ちましょう。また、洗顔やピーリングのしすぎは肌の必要な皮脂まで奪ってしまうので、控えめに。肌の一番表面にある角質層がうるおっていると、外部の刺激から守るバリア機能により、肌が健康になり、赤みや血管が見えにくくなります。

肌をこすらない

肌を強くこすると、表皮の一番上にある角質層が剥がれて皮膚が薄くなってしまいます。皮膚が薄いとその分赤みや血管も目立ちやすくなるので、肌をこすらないスキンケアを心掛けましょう。洗顔やクレンジング時はもちろん、化粧品をつける時も肌をこすらず、優しくなじませることが大切です。

そのほか外出時は少なからず肌に炎症を及ぼすので、紫外線を抑えるため日焼け止めを塗りましょう。

なかなか治りにくいと悩んでいる人も多い赤ら顔ですが、ちょっとしたケアで改善が期待できます。本格的な冬が来る前に、スキンケアや生活習慣を見直して、赤ら顔を予防しましょう!

お話を伺ったのは...
シロノクリニック
最先端・最高峰・最善最適のレーザー治療・アンチエイジング専門のクリニック。内科・外科・麻酔科など、さまざまなバックブランドを持つ医師たちが、健康的に若さを維持していきたい、美しく年を重ねていきたい患者さまをサポートします。

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●当記事は、編集部取材に基づいた情報です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

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