『今からあなたを脅迫します』主演、ディーン・フジオカ「女性の好きなパーツは……くるぶし(笑)」

『今からあなたを脅迫します』主演、ディーン・フジオカ「女性の好きなパーツは……くるぶし(笑)」

日本テレビ系で、毎週日曜22:30~放映中の『今からあなたを脅迫します』の主演、ディーン・フジオカさん。民放連続ドラマ初主演というディーンさんに、ドラマの裏話や役づくりについてインタビューしました。

たとえるなら千川は、ルパン三世的キャラ。
シリアスとコメディのギャップを楽しみたい。

颯爽とインタビュールームに入ってきたディーン・フジオカさん。その瞬間に彼を待ち受けていたインタビュアーたちの熱量は一気にアップ。魅惑の低音ヴォイスで「よろしくお願いします!」と発しただけで、女性たちはメロメロ。そんな“爽やかイケメン”のディーンさんが『脅迫屋』を演じると聞けば、インタビューにも力が入る。民放連続ドラマ初主演となった今作のオファーをもらったときの感想を聞いてみた。

「脅迫屋というコンセプトだったので、犯罪者なの?と思いましたが、原作を読んでみて、どうして千川完二は脅迫屋という職業を選んだのかというところからキャラクターに興味を持ちました。ドラマが進んでいくうちに、そのあたりの事情やバックグラウンドにも触れる予定と聞いているので、ドラマを見ていただいてのお楽しみ、という感じですね」

インタビューが行われた時点はクランクイン直前。台本を読んだ第一印象は「すごくスッキリした感じ」と表現したディーン・フジオカさん。「話の焦点というか物語のキャッチボールがとても軽快で、脚本を読むだけでどんどん前に進んでいく感じがあるんです。実際キャストが演技をしていくと、犯罪モノでありながらも、きっと楽しい、重くないコメディ……、あれ、ジャンルはコメディでいいのかな?ジャンルはともあれ(笑)、日曜日の夜にテンションが上がって、明日からまた頑張ろうと思える作品になるんこじゃないかと思っています」

ディーン・フジオカさんが考える、千川のキャラの魅力とは?

ディーン・フジオカさんが演じる千川完二というキャラクターは依頼を受けて『人を脅迫する』ことを仕事にしている危険な男で、調査能力と行動力はピカイチ。依頼人には誠実&プライバシー順守、裏社会ではかなり評判のいい凄腕だが、脅迫をしていないときはお調子者でグータラ、ルックスはさわやかなイケメンながらファッションセンスは微妙、くだらないダジャレを言うのが大好き……と、普段のディーン・フジオカさんのイメージとはかなり真逆で、一致するのは“評判のいい凄腕”で“爽やかなイケメン”といったところか。ディーン・フジオカさん本人は千川のキャラについて、どこを魅力と感じているのだろうか。

「ギャップがはっきりしていていいですよね。仕事をするときは超プロフェッショナルで努力を惜しまないけど、仲間と一緒にいるときのくだけた感じは、たとえるなら『ルパン三世』や『シティーハンター』のキャラクターという印象。僕はコメディを見るのが好きだし、役者としてもコメディはウエルカム。コメディへの出演は久しぶりなので、今回は自分なりのアプローチを見つけて、千川というキャラクターに新たな発見ができたらいいなと思います」とディーン・フジオカさん。撮影現場では、自分からアイデアを出してダジャレを言ったりする「可能性もあると思います」と続けた。「どれだけ恥を捨てて(笑)、提案できるか、ですね。普通に生活していたら、お笑いを目指してない限り、“笑い”を追求するチャンスってあんまりないじゃないですか。この作品の中で間の取り方とか掛け合いみたいなものを追求していけるのはチャレンジでもあり、楽しみでもあります」

ディーン・フジオカさんは、
コメディ部分とミステリー部分、どうやって演じ分けているのか?

ミステリー要素もあるがゆえ、シリアスなシーンも多いはず。コメディ部分との演じ分けはどういった心構えなのかを聞いてみた。

「きっと声のトーンなどで印象は変わると思いますし、脅迫相手を追い詰めていくシーンは無駄なくロジックで詰めていく感じになるんじゃないかと思うんです。でも仲間とバーで飲んだりするときは、もっと砕けたテンションになるでしょうから、そこは向き合う役者さんとの関係性で生まれるものを上手く活かしたいな、と。現場ではコミュニケーションを大事にして、監督や共演者の方々とみんなで楽しくつくっていきたいですね。近藤正臣さんや三宅弘城さんとは何度か共演させていただいているので、今までのご縁も活かしつつ、初共演の方ともしっかりコミュニケーションをとりつつ向き合うことで、いい作品になるのではと思います」

一方、W主演となる武井咲さんが演じる金坂澪はお人よしのお嬢様。少しの悪でも見過ごせない“変人級の善人”で、赤の他人でも困っている人は放っておけない“白馬の騎士”的なキャラクター。いわば、ダークヒーローな千川とは真逆で両極端なのだけど、ディーン・フジオカさんが自分自身を分析するなら、どちらに近い?

「ドラマではどちらにも自分の正義や哲学、それを裏打ちする経験があるからキャラクターとしては面白いし、魅力的です。あとはルールを守るか守らないか、という差ですからね……。世の中のルールは人間がつくっているので完璧じゃないモノもあるわけで、ダークヒーローは不完全な人間を救うために仕方なくルールの範疇外で物事を解決するアプローチを取るということだと思うんです。だからそれはそれでカッコいいのも事実。良い子は真似してはダメですけど(笑)、でもきっと葛藤もあるはずだしなぁ。でも、うーん。自分がどちらに近いかというと、難しいですね(笑)。できれは自分では基本的にはルールを守る方向でいたいと思っています。そういう部分を持っていないと人間は自由になりすぎることもあるわけで。だから、金坂澪ほど振り切ってはいないかもしれないけど、“光”に向っていくほうがポジティブな感じがしますから」と、まっすぐにこちらを見つめながら紳士的に答えるディーン・フジオカさん。いつも爽やかで太陽のような彼が演じる新たな“ダークヒーロー”・千川がますます楽しみに♡ 

「普段できないことができる、というのが役者という仕事の面白さではありますよね。俳優って実はすごく受け身の作業だと思うんです。役を頂いて、そこに全力で向き合って、プロデューサーや監督がつくりたい物語や世界観をつくることに貢献していくというプロセス。単純に自分の日常では体験できないことや、自分じゃない人生を追体験できるのは、本当に面白いんですよ」

コメディながら犯罪モノと言うからにはディーン・フジオカさんの鍛え上げられたボディが拝めるアクションもありそう? 「僕はぜひやりたいんですけど、上手く機転を利かせて一瞬でコンセプト勝ちするのが千川なので、どうかな? フィジカルな部分に頼らない方が千川のキャラっぽいのかな、とは思いつつも、一応現場では“やりたい”と伝えてありますからOAでチェックしてください!(笑)」

『くるぶし』がお好き!?ディーン・フジオカさんにQ&A

Q: 美容を頑張るアラサー女子について、どう思います?

A:「みんな、メイクとか運動とか食事とか頑張っているんですよね?自分に磨きをかける努力をしている女性は素敵だと思いますし、そこに自分自身も刺激を受けることがあると思うので、もちろんアリです。」

Q: ディーンさんがグッとくる女性のボディパーツは?

A:「くるぶし(笑)。キュッと締まった足首とか、カッコいいです。キレイなくるぶしをつくるには、まずお尻や太ももの筋肉をつけてから、なんですよね。インナーマッスルも間違いなく必要。トータルで鍛えないと!」

Q:食へのこだわりも強いとか。いまハマっている食べ物は?

A:「ずっとテンペを食べています。インドネシアの食品なんですけど、植物性タンパク質で健康的だし、美味しい。僕はそれにサンバルソースという辛味調味料をつけるのが好き。日本でもコンビニで売ってくれないかな(笑)」

ディーン・フジオカ

1980年8月19日生まれ、福島県出身。04年香港を拠点に芸能活動を開始、06年には台北で、その後はインドネシアで音楽活動に従事。15年NHK連続テレビ小説『あさが来た』にて五代友厚役を演じ、日本中に“五代フィーバー”を巻き起こした。来年も『坂道のアポロン』、主演『海を駆ける』、『空飛ぶタイヤ』に出演するなど映画公開が目白押し。

『今からあなたを脅迫します』

「今から君を脅迫する」。金坂澪(武井咲)に届いた動画の中で「脅迫屋」と名乗る謎の男は、「恋人」を人質に取っていて身代金を払えという。澪に恋人はいないのだが――。人違いから始まった「脅迫屋」千川と澪、仲間たちが繰り広げる愉快で脅迫だらけの日々。毎日曜22:30~23:25 日本テレビ系で放映中。

ドラマ化原作小説も好評発売中!

『今からあなたを脅迫します』
原作:藤石波矢、講談社タイガ ①~③(以下続刊)

関連キーワード

関連記事