【星野リゾート】秋の「星のや京都」へ! 着物と能に磨かれるキレイの旅

【星野リゾート】秋の「星のや京都」へ! 着物と能に磨かれるキレイの旅

千年の伝統が息づく都・京都。にぎやかな現代を抜け出して、かつて京の豪商が私邸を構えた奥嵐山に佇むゴージャスな宿「星のや京都」へ。1日目の「禅」に続き、2日目はモダンな着物を着て「能」のプライベート・レッスンを体験。本物に触れながら美しくなる「キレイのいろは」の旅をお届けします。
“禅と能に磨かれる旅「星のや京都」"

星野リゾート「星のや京都」能と禅に磨かれる特別プラン

もとは京の豪商・角倉了以の別邸があったという歴史の詰まった場所にある「星のや京都」に、能と禅で美しくなる秋の特別プラン「キレイのいろは」がお目見えしました。
禅寺での講話と精進料理を楽しんだ1日目を経て、2日目は能のプライベート・レッスンへと向かいます(1日目のレポートはこちら)。

星野リゾート「星のや京都」滞在2日目

2日目は「星のや京都」の朝ごはんからスタート。パジャマのまま、すっぴんでのびのびといただくことができます。

窓の外を流れる朝靄、雨の音が聴こえる奥嵐山の光景を楽しみながらの朝食タイムです。
8:00 朝靄けむる小倉山を眺めながらの朝鍋タイム
メインは、ほっこり温まる「朝鍋」。四季の京野菜とともに秋らしいキノコを特製ダシに入れてコトコト。とろろで味に変化をつけながら、おひつの米も鍋に入れて、お雑炊まで満喫できます。

星野リゾート「星のや京都」着物とメイクの楽しみ

本日最大の目玉である「能」のレッスンには、あらかじめカタログから選んだ着物をまとって向かいます。着付けはプロの着付師の手で20分程度で完成しました。早い! そして背筋が伸びる…!

調べてみると、東京でも着付つきのレンタルサービスも増え、数千円からでも着られる様子。もっと着てみたくなります。
「洋服と比べて着物は色の面積が大きいため、選ぶのが難しいと思われがちですが、顔周りにあって嫌じゃない色の中から選べば失敗知らず。普段使っている口紅の色味から考えるのもテですね」(着付師さん)

ちなみに、別でヘアメイクを頼むことも可能です。せっかくなのでお願いして、ついでに美人になるコツを聞いてみると…。
9:00 着付け&メイクのプロに身を委ねる着物体験
「ズバリ、定期的に他人にメイクをしてもらうこと。メイクは自己流になりがちなので、こまめに他人の力を借りて色やツールの使い方など新たな発見を重ねていくのが美人の近道ですよ」(ヘアメイクさん)

実際、この日は普段引かない長さのアイライン、使わないチークの色など驚きの連続。ちょっとの差で印象が変わるメイクの奥深さに改めて開眼。仕事帰りはこまめにカウンターに通ってみるのもアリかもしれませんね。

星野リゾート「星のや京都」いよいよ能レッスンへ

京都御所から近い河村能舞台へ。いよいよ能のレッスン開始です。そもそも能とは、14世紀・室町時代に誕生したもので「詩、劇、舞、音楽、美術などさまざまな要素が一体となった総合芸術。観客の感動を呼び起こすドラマチックな動く美術館です」と能楽師・河村浩太郎先生。
11:00 能楽師による本格レッスンスタート
普段は決して上がれない四角い能舞台の上は、緊迫感に満ちていました。この日教えてもらったのは「すり足」、扇を開く「差し込み開き」など、シンプルな所作の数々。簡単に見えるのに筋肉がブルブル! つ、つらい!

「能は静かに見えて、実はとても体力と精神力を使うんです。腰や頭を一定に保ちながら動き回るので、体幹が鍛えられますね。そして、向こう側から自分を見ているもう一人の自分を常に想像します。これを世阿弥の言葉で“離見の見”と言うんですよ」(浩太郎先生)
天才・世阿弥が余分なものを究極まで削ぎ落として完成させた能。その幽玄の世界を30年かけて学んできた浩太郎先生、「美しさ」とは何ですか?

「美しさとは“きびしさ”だと思います。ラクをしては手に入らないもの。猫背に美は宿りません。私たちは所作を常に意識し、体に叩き込みます。最初は大変ですが、体に馴染めばそちらの方が楽になっていくのです」(浩太郎先生)

迫力のある言葉にドキドキして、身が引き締まる気持ち。調べると、東京では話題の「GINZA SIX」にも能楽堂がありました。浩太郎先生によれば、初心者にオススメの演目はドラマチックな『船弁慶』だそうですよ。見たい!

「星野リゾート 星のや京都」宿の楽しみ方

さて、2泊3日の特別な「キレイのいろは」プランは自由度も高く、いろんな過ごし方ができます。滞在中に楽しめる宿の魅力を簡単にご紹介しましょう。
季節の絶景を独り占め!ライブラリー・ラウンジ
ゆったりくつろげるライブラリーには、京都の人気書店「恵文社」がセレクトした書籍がずらり。

その外側に位置する「空中茶室」は、文字どおり空中に浮かぶ絶景スポットです。

座っていると、静寂を破って「キューィッ」と高い獣の声。この時期、恋のシーズンを迎えた鹿が鳴くのだそうです。
ジャズが流れるダイニング「五味自在」
「星のや京都」のダイニングの名物は、懐石料理「五味自在」。海外でも高い評価を得てきた総料理長が、これまでの京料理には用いられなかった素材からも旨味を引き出し、新しい日本料理の境地を見せてくれます。 
京都の大人の夜を過ごす「Salon&Bar蔵」
Salon&Bar蔵の金屏風が最も映えるのが夜。「白州」「山崎」「イチローズ・モルト」など、美味しいジャパニーズウィスキーが迎えてくれます。氷のようなデザイナーズグラスやミニサイズの可愛いバカラなど、名品を味わう旅はここでも続きます。
光がきらめく奥の庭で早朝の「水辺の深呼吸」
朝は「奥の庭」で開催されるストレッチ「水辺の深呼吸」への参加もオススメ。

晴れれば、樹齢300年以上のモミジの大木から、朝日がキラキラと降り注ぐ中で体を目覚めさせることができます。

実際に参加してみると、最も効果を感じたのは4秒吸って8秒吐く呼吸法。最初は大きく吸えないけれど、続けるうちに背中にまで空気が入っていくのがわかります。吐く方を意識すると、体のこわばりがとれやすくなるそうです。呼吸が浅くなりがちな方、ぜひお試しを!
時間とともに成長し続ける「奥の庭」
ストレッチが終わっても、ずっと風に吹かれていたくなるのがこの「奥の庭」。燻し瓦と白石を使って、川の流れのような文様を表現した枯山水のお庭です。普通は眺めるだけですが、ここでは入ってくつろぐことができるのです。

かつて白砂だった瓦の隙間には緑の苔が生え、庭を彩る紅葉のアーチも年々立派になってきて、ここは成長する庭なのだそう。できることなら数年ごとに訪ねてみたい、そんな気になる美しいお庭です。

星野リゾート「星のや京都」伝統文化から学んだキレイの秘密

伝統文化を体験し、頭のてっぺんからつま先までを意識しながら過ごすことを知った京都の旅。なかでも、ふとしたときに離れたところから自分を見て想像する“離見の見”は、いつでもどこでもできる美人の習慣です。

「キレイのいろは」は禅寺や能舞台のように、自力ではなかなか行けないスポットも気軽に訪れることができるプランでした。ほかにも、京文化を体験するためのさまざまなアイデアがいっぱいの「星のや京都」。新しい京都を知りたいならオススメの宿です。

祝日が多いこの11月、どうぞ皆さんも素敵な秋のトラベルを!
【「キレイのいろは」スケジュール例】
【2日目】
08:00 朝食(別途料金)
09:00 着物着付け
11:00 能舞台で能のプライベートレッスン
18:00 夕食 星のや京都にて(別途料金)

【3日目】
08:30 水辺の深呼吸
09:30 朝食(別途料金)
12:00 チェックアウト
「星のや京都」情報
■星のや京都
星野リゾートが運営する日本発のラグジュアリーホテル「星のや」ブランドの一つ。2009年嵐山にオープンし、2016年春にはラウンジや庭園、ダイニングスペースをリニューアル。圧倒的な非日常、その土地ならではの文化をとりいれた世界観、極上のおもてなしが国内外から高い評価を受ける。

■星のや京都 公式サイト
http://hoshinoyakyoto.jp/
星のや総合予約 (9~20時)
TEL:0570-073-066

■「キレイのいろは」プラン情報(2017年11月14日まで)
禅寺での講話、精進料理、能舞台でのプライベートレッスン、着物レンタル、着付け、水辺の深呼吸

【星野リゾート特集】「星のや京都」の記事

関連記事