【冬老けしないためのテク】アラサー肌のスキンケアの基本Q&A

【冬老けしないためのテク】アラサー肌のスキンケアの基本Q&A

「エイジングの大敵は夏の紫外線でしょ?」と思っているなら、それは半分正解で半分は間違い。夏もこわいけれど、冬は夏に輪をかけて恐ろしい季節なのだ! 夏のダメージを引きずったままの人は特に要注意。今すぐ隅から隅まで熟読して冬老け対策法を発見して!

Q.アラサーになると乾燥がひどくなるって本当?

A.本当です!
「20代後半以降は皮脂分泌量が減ります。イコール、乾燥がひどくなって、ターンオーバーも悪くなり、同時に水分保持能を維持する成分の生成量も落ちる。すでに注意が必要な年齢です!」(高瀬聡子先生)

Q.最近、“冬老け”って言葉をよく聞きますが、冬老けの定義とは?

A.夏のリカバリーをせずに迎えてしまう乾燥老けのコト
「夏のダメージを引きずったまま、本格的な外気の乾燥が襲ってくると完全に冬老け一直線。冬老けを感じてから手を打つのでは実はもう遅い。秋に夏のリカバリー&冬準備をしておくべき」(石井美保さん)

Q.乾燥=老けの原因?

A.バリア機能の低下は確実に老けの原因に
「バリア機能が落ちる=肌の中で微小炎症が起きやすくなるんです。それによって肌細胞の体力も低下。このスパイラルこそ“老け”を引き起こす原因。バリア機能で肌の内側も守って!」(高瀬聡子先生)

A.老けの原因のひとつであることは間違いない
「“老け”を引き起こす原因のひとつであることは間違いありません。乾燥すると透明感が低下するため、肌がくすんだり、各種の肌トラブルが出てくるので全体的に老けた印象になります」(藤原茂久さん)

Q.夏より冬の方が肌老化に影響があるって本当?

A.夏の湿度は肌には最適。冬の環境の方が実は怖い
「日本の夏は湿度が高いので、紫外線が強くても恵まれている方。冬は寒いうえ暖房が利いていて、室内もかなり乾燥。オフィスの湿度環境を整えるのが難しいので、冬の方が過酷です」(石井美保さん)

A.長期的に見ると紫外線は怖いけど、すぐに老けにつながるのは冬
「老化の影響の80%は紫外線なので、長期的なスパンで考えるなら圧倒的に夏。一方で乾燥による老化は“その瞬間、即出てくる老け感”なんです。見た目の老け感でいうと冬の方が危ない」(高瀬聡子先生)

Q.夏のダメージ、一番影響が出る冬が本番って本当?

A.ちゃんとリセットできているかで、冬の老化には差が出る
「夏が終わった初秋~10月頃までに、夏のダメージをリセットできていないと、そのダメージが倍々ゲームで進行することに。肌体力が落ちていれば、冬の過酷な環境はより影響します」(高瀬聡子先生)

Q.これを感じたら注意!冬老けのサインってありますか?

A.いつもと同じケアをしているのに、肌に硬さを感じたら注意!
「分かりやすいのは“肌のこわばり”。代謝が落ちるので不要な角質が溜まりがちですし、冷えで血液の巡りも悪い。肌が硬くなるとシワやたるみへまっしぐらなので、すかさずオフケアを」(前田美保さん)

Q.冷えと肌老化、関係ありますか?

A.“血管力”の低下も乾燥につながり老化を早める可能性が
「血管力とは毛細血管の反応性のこと。老化するとこの血管力は低下し血流量も落ちます。下図で冷える=血流量が下がることからも、冷え=肌の乾燥につながり老化を早める可能性が」(次田哲也さん)

冬場の冷却下での「皮膚温度と血流量の変化」

室内
25℃に設定された室内では皮膚温度は34℃。顔は十分に温かい。

室外
0℃の屋外に出ると皮膚温度は一気に23℃まで降下。赤い部分は皆無。

皮膚温度が34℃あった25℃の室内では多かった血流量も、0℃の屋外では一気に2/3程度にまで血流量が減少。外気の温度は皮膚温度だけでなく血流量にも影響を与えている。

◆教えてくれたのは…

花王株式会社 スキンケア研究所 上席主任研究員(博士)東京農工大学 客員准教授 次田哲也さん
二十数年の研究歴から、肌の状態やスキンケア法をアドバイスする。

ピアス株式会社 中央研究所 スキンケア研究部 部長 藤原茂久さん
アクセーヌの製品開発に携わり、敏感肌にも精通。研究開発一筋。

ウォブクリニック中目黒 総院長 高瀬聡子先生
肌の仕組みを分かりやすく解説。数多くの取材を受ける美人女医。

美容家 石井美保さん
エイジレスな美貌と底無しのコスメの知識を持ち、女性から大人気。

ビューティライター 前田美保さん
美容からタレントまで幅広く担当。美容医療やスキンケアにも精通。

撮影/向山裕信(vale./人物) ヘアメイク/paku★chan(Three PEACE) スタイリング/程野祐子 モデル/甲斐まりか 取材・文/前田美保 構成/大木光

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