シャンプーの種類あり過ぎ!自分に合ったシャンプーの見つけ方とは?

シャンプーの種類あり過ぎ!自分に合ったシャンプーの見つけ方とは?

私の髪質&頭皮と相性のいいシャンプーって?高級アルコール・アミノ酸・石鹸の3種類の洗浄成分を覚えて、薄毛やオイリーヘアなどの悩み&ヘアケア診断でおすすめのシャンプーを知ろう。お気に入りを見つけたい女性必見の、自分に合うシャンプーの選び方紹介

シャンプーはいったい何種類あるの?

新しいシャンプーや口コミで評判のシャンプー、魅力的なCMのシャンプー。女性なら誰でも気になりますよね!でもなんだか種類も多いし、いざネットやドラッグストアで見てもどれが自分にあってるのかわからない…。

そもそもシャンプーはいくつあるのでしょう?ちなみにamazonで「シャンプー」と検索すると、女性シャンプーカテゴリーだけでも1200件以上ヒットします。詰替なども含めるとは言え、これは…選ぶのも大変です。

シャンプーの種類と選び方を知って、自分の髪にぴったりの1本を見つけましょう!

化粧品と医薬部外品に分けられる

まずシャンプーは大きく「化粧品」と「医薬部外品」に分けることができます。

医薬部外品は化粧品と医薬品の中間に当たる存在で、薬機法(旧薬事法)によって認定を受けています。ある特定の効能・効果があると認められており、シャンプーでいえば「フケ・抜け毛防止、育毛」などが挙げられるでしょう。薬用シャンプーとはこの医薬部外品を指します。

医薬部外品は全ての成分を記載する義務はないのですが、市販されているシャンプーの多くは「化粧品」にあたり、含まれている成分を残すところなく表記しています。この成分から、シャンプーの種類を読み取っていきましょう。

シャンプーの種類は大きく3つ+α

シャンプーの種類は、使われている「界面活性剤」、つまり洗浄成分で大きく分類すると次の3つがあります。

① 高級アルコール系シャンプー
② アミノ酸系シャンプー
③ 石鹸系シャンプー

それぞれにメリットデメリットがあって一概に「これがベスト!」とは言えません。あなたの髪質やヘアスタイル、悩みによって相性があります。

そもそも界面活性剤とは油分と水分を混ぜて乳化させたり、空気と水を混ぜて発砲させる作用があるもので、洗浄成分として使われます。

それぞれの成分や特徴を見てみましょう。

1、高級アルコール系シャンプー

《特徴》

「高級」とついていて一見質が良さそうな高級アルコール系シャンプー。これは「アルコールの分子に含まれる炭素数が多い(=泡立ちが良い)」ことを指しています。ドラッグストアに並んでいる多くがこちらに分類されるでしょう。石油由来の高級アルコールが原料の界面活性剤を使っていて、非常に高い洗浄力が特徴です。


《主な成分名》
ラウリル硫酸Na
ラウリル硫酸塩
ラウレス硫酸Na
ラウレス硫酸アンモニウム 
             など

《メリット》
・洗浄力が強いのでスタイリング剤や皮脂よごれもしっかり落とせる
・泡立ちが良い
・低価格

《デメリット》
・肌への刺激が強い
・必要な皮脂を落としすぎる
・薄毛や抜け毛の原因になることも


最近は何かと悪者扱いされてしまいますが、髪や頭皮に特別問題がなくリーズナブルなシャンプーを探している方や頭皮が脂っぽい方には向いています。

2、アミノ酸系シャンプー

《特徴》
私たちの体を構成しているタンパク質の主成分「アミノ酸」由来の界面活性剤を使っています。そのため髪や頭皮にも優しくなじみやすいのが特徴。弱酸性。

《主な成分名》
・グリシン
・メチルアラニン
・グルタミン酸
・サルコシン
・メチルタウリン
           など

《メリット》
・低刺激で肌に優しい
・皮脂を取り過ぎない
・保湿力が高い

《デメリット》
・洗浄力が低いのでよごれが落としにくい
・髪が重くなりやすくボリュームが出にくい
・価格が高い

マイルドなシャンプーですが、その分洗浄力は高くありません。ですからシャンプー前にしっかりブラッシングをしたりお湯で予洗いを徹底したり…といった注意が必要です。

※予洗い(よあらい):シャンプーの前にぬるま湯で髪と逃避を洗うこと

3、石鹸系シャンプー

《特徴》
動物性の脂肪酸をアルカリで反応させてつくられた界面活性剤、石鹸。使われるアルカリの種類によって、固形石鹸・粉石鹸になるか液体石鹸になるかが決まります。

弱酸性の肌と反対のアルカリ性。水道の水ですすぐと、水に含まれるカルシウムイオンと石鹸が結合して「石鹸カス」が生まれ、髪に残ってゴワつきがあったりフケのように見えたりしがち。しっかりすすいでから、クエン酸などで中和する必要があります。

《主な成分名》
カウリン酸K
オレイン酸K
脂肪酸ナトリウム
脂肪酸カリウム
        など

《メリット》
・洗浄力が高い
・天然の材料を使っていて安心
・環境に優しい

《デメリット》
・洗浄力が強すぎ皮脂を奪いがち
・手触りが悪くきしみやすい
・石鹸カスが残りやすい
・アルカリ性で肌に刺激がある


天然のもので優しいイメージがありますが、普通のシャンプーと違って弱酸性のリンスが必要であったり、慣れるまでに3ヶ月ほどかかるとされていたり、扱いが少し難しいシャンプーです。

+α1:弱酸性と弱アルカリ性

洗浄料の成分分類に加えて、pH(ペーハー/ピーエイチ)による弱酸性か弱アルカリ性かの分類も。
懐かしい理科の授業のようですが、ちょっとだけ知っていると美髪に役に立ちますよ。

pH値は0から14で表され、7を中性として数値が低い方を酸性、高い方をアルカリ性と言います。


これまで紹介したように

・アミノ酸系シャンプー=弱酸性
・石鹸系シャンプー=弱アルカリ性

と言えるのですが、高級アルコール系シャンプーは弱酸性のものもアルカリ性のものも両方あるため、それぞれの特徴を押さえておきましょう。


《特徴》

■弱酸性
◎メリット
・人の体と同じ性質なので肌刺激が少ない
・洗浄力がマイルド
・キューティクルを閉じる

×デメリット
・免疫力が低下している場合は向かないことも

■弱アルカリ性
◎メリット
・酸性の肌にアルカリ性が触れることで皮膚が鍛えられて、バリア機能が向上する
・洗浄力が強い

×デメリット
・肌と異なる質なので刺激を与える可能性がある
・皮脂を取り過ぎることがある
・キューティクルを剥がしてしまうことがある


一般的に弱酸性が良しとされていますが、それぞれにメリットデメリットがあります。

+α2:シリコン入りとノンリシリコン

ここ数年シリコン入りは何かとダメ出しされがちです。ですがシリコン入りとノンシリコン、どちらも一長一短でシリコン入りが向いている人もいます。

《特徴》

■シリコン入り
◎メリット
・髪を摩擦や熱から守ることができる
・指通りが滑らか
・しなやかにまとまりやすい
・ツヤが出る

×デメリット
・すすぎが足りないと頭皮に残りやすく、トラブルを起こしやすい
・髪をコーティングするため、パーマやカラーの液、栄養分などが浸透しづらい

■ノンシリコン
◎メリット
・頭皮に残りにくく、フケなどのトラブルが起こりにくい
・カラーやパーマ液が浸透しやすい
・仕上がりが軽い
・環境に優しい

×デメリット
・ダメージヘアには不向き
・きしみやすい
・髪がコーティングされないのでカラーが抜けやすい
・アイロンやドライヤーの熱に弱い


シリコンは決して危険なものと決めつけることはできません。髪質やなりたい髪タイプなどによって、シリコンの有無どちらがいいかは変わってきます。

目的で選ぶ!自分に合ったシャンプーの見つけ方

どのシャンプーも、メリットだけ、デメリットだけというものはありません。長所は時に短所にもなり得ますから、自分の髪にあったものをきちんと選ぶことが大切。「結局私には何があってるの?」とお悩みの人は、次のチェックリストを見てみてください。

簡単ヘアケア診断!あなたの髪と頭皮の状態チェック

□地肌の色は茶色っぽい?
 Yes⇒【2、薄毛や頭皮が気になる方は…】へ

□ワックスなどスタイリング剤は毎日使う
 Yes⇒【1、皮脂や汚れをしっかり落とすには…】へ

□実は薄毛が気になる…
 Yes⇒【2、薄毛や頭皮が気になる方は…】
    【4、軽やか仕上げなら…】へ

□最近ハリやコシがなくなった?
 Yes⇒【4、軽やか仕上げなら…】へ

□肌が弱くてかぶれやすい?
 Yes⇒【3、敏感肌でアレルギー体質の方は…】へ

□なりたい髪質のはしっとりツヤツヤ?軽やか?
 ・ツヤツヤ⇒ 【5、コスパのよいツヤツヤ髪なら…】へ
 ・軽やか⇒ 【4、軽やか仕上げなら…】へ

1、皮脂や汚れをしっかり落とすには…

毎日ワックスやスプレーなどのスタイリング剤を使っていたり、頭皮がベタつきがちな人。汚れが残ったままでは頭皮トラブルになりますし、髪を美しく健康に保つことはできません。

汚れや余分な皮脂をしっかり落としてさっぱり洗い上げるために、洗浄力の強い高級アルコール系シャンプーがオススメです。シリコンかノンシリコンかは洗い心地や仕上がりの好みで選んでOK。

2、薄毛や頭皮が気になる方は…

薄毛は頭皮環境の悪さに起因することが多く、皮脂を取りすぎることで乾燥や栄養不足を招きがちです。また頭皮が赤っぽい・茶色っぽい=血行不良な状態。酸素や栄養素が行き渡っていないので、頭皮をいたわるケアが必要です。

洗浄力がマイルドなアミノ酸系や弱酸性のシャンプーで、優しく洗うようにしましょう。

3、敏感肌でアレルギー体質の方は…

いろんなシャンプーを試してもかゆみやかぶれがあったり…と敏感肌でお悩みなら、一度石鹸系シャンプーを試してみましょう。天然由来の界面活性剤を使用しており、肌トラブルが比較的起こりにくいのでおすすめ。

香料や着色料・防腐剤などの添加物が含まれていないものを選ぶと、より安心です。

4、軽やか仕上げなら…

しっとり重たくなりがちな髪を、ゆるふわ軽やかに仕上げたい…。ノンシリコンシャンプーなら、髪の表面にシリコン膜が作られない分さらっと軽い髪になります。

またボリュームも出るので、ペタッとしてハリコシがなくなった髪をボリュームアップして見せることもできますよ。

5、コスパのよいツヤツヤ髪なら…

特別に髪や頭皮に問題もなく、「コスパよくツヤツヤの髪が手に入ればOK!」なら、シリコンシャンプーを使って、コーティングで髪にツヤを与えましょう。ダメージを修復するわけではありませんが、現在の髪が健康であれば問題ありません。

ただし頭皮の状態は時々チェックして、皮脂が奪われすぎないようにしましょう。

シャンプーの種類を選ぶ時に気をつけたいポイント 

自分に合うシャンプーが絞られてきましたか?では早速シャンプーを選びに行来ましょう!…その前に注意したい点をもう2つだけ。

アミノ酸入りでも高級アルコール系は強い洗浄力

アミノ酸シャンプーと一言で言っても、「アミノ酸シャンプー」と「アミノ酸『配合』シャンプー」では成分が異なります。

高級アルコール系や石鹸系の界面活性剤が主成分のものに、少量アミノ酸系界面活性剤を加えたものが「アミノ酸『配合』シャンプー」。マイルドな洗浄力を求めてアミノ酸シャンプーを使いたいならこちらは避けましょう。

商品の成分表示欄を確認して、「〜タウリン〜」「〜アラニン〜」「〜サルコシン〜」「〜グルタミン〜」などが、たくさんの成分の中で「水」の次に表示されていればそれは「アミノ酸シャンプー」。

それより前に「〜ラウリル〜」「〜ラウレス〜」と書かれていればそれは「アミノ酸『配合』シャンプー」と考えて間違いありません。

石鹸シャンプー後は弱酸性リンスを使う

石鹸系シャンプーを試してみるなら、一緒に弱酸性リンスを用意しましょう。アルカリ性に傾いた髪を中和してキューティクルを保護し、痛みを防ぐ必要があるからです。水の硬度によっても洗い上がりが異なり、硬質な水で洗うとよりゴワつきが気になります。

弱酸性の石けんシャンプー用のリンスはクエン酸など「酸」でできていて、頭皮や髪の毛を弱酸性に戻す役割を担ってくれます。通常のリンスのように髪をコートしてツヤを出す、というためのリンスではありません。

ですが、健康な頭皮と髪の毛であれば、シャンプーでアルカリ性になっても、自然に弱酸性に戻る力があります。そのため弱酸性リンスを使わない方法もありますが、これは髪と頭皮の健康状態によります。傷みが気になるなら使ったほうがベター。

そもそもシャンプーは何でできているの?実は水!

アミノ酸シャンプーの成分についての項目で、「『水』の次にある成分をチェックする」とお話ししました。シャンプーの成分表示は、割合が高い順に記載されています。

どんな洗浄成分でも一番に書かれていることはありません。実は最も多く含まれているのは、水。全体の50〜70%が精製水でできています。界面活性剤、保湿剤、防腐剤などを混ぜ合わせ溶かし込む役割があるのです。

シャンプーの由来や歴史

シャンプーは、現在インドにあたる地域で1762年には使われていたとされ、香油マッサージが主でした。

「洗う」ことを指し始めたのは1860年ごろで、日本で今のような形のシャンプーが一般に浸透したのは大正から昭和初期。それまでは月に1度米ぬかなどで洗う程度でした。いまでは考えられませんね!

最初は石鹸シャンプーが主流でしたが、1950年ごろには高級アルコール系シャンプーが現れ、日々改良を重ねて今の優秀なシャンプーたちにつながっています。

まとめ

シャンプーの種類は、洗浄成分で分けられ、さらにシリコンの有無やpHでも分けられることがわかりました。最近の風潮としては弱酸性のノンシリコンが良いとされますが、髪質や状態によって合うシャンプーは異なりますから、「これが一番優れたシャンプーだ」とは言い切れません。

自分の髪タイプや悩みから合うシャンプーの傾向を知って、その中でもさまざまな商品がありますから色々試してみましょう。あなたにぴったりの一本が見つかりますように!

■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。

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