冷え性の対策9選!根本的な5大原因を知ってポカポカな冬を迎えよう

冷え性の対策9選!根本的な5大原因を知ってポカポカな冬を迎えよう

体温は低くないのに手足が氷の様に冷たい、いつも冷えを感じている…様々な症状があり健康にも影響する冷え性の原因は、血行不良や自律神経、内臓の冷え、食べ物など。食生活の改善や、シルクタイプソックスや5本指靴下を履くなどの対策も知って冷えの解消に。

1、冷え性とは


     ■■■目次■■■

     1、冷え性とは
     2、冷え性対策-しっかり編-
     3、冷え性対策-日常生活編
     4、そもそも冷え性ってどんな症状が多いの?
     5、冷え性や末端冷え性の原因
     6、冷え性はただ冷たいだけでなく、危険をはらんでいることも!
     7、寒がりさんマストアイテムおすすめグッズ紹介
     8、まとめ
     ■■■■■■■■
「私、冷え性なんだよね…」
女性はよく使うフレーズですね。ですがそもそも冷え性とはなんでしょうか。

「冷え性」とは西洋医学における病名ではありません。基本的には血のめぐりが悪くなることなどによって手や足などが暖まりにくく、冷えていると感じる状態を表します。気温の低さには必ずしも左右されず、夏でも感じることも。

冷たく感じる部分だけを温めても解消しにくいので、原因をよく知って対策を取っていきましょう。

2、冷え性対策-しっかり編-

冷え性を改善するために一番考えたいのは、血行をよくすること。血のめぐりがよくなると、手足の先まで血液がしっかり行き渡ってポカポカしてきます。そのために取り入れたいのは、運動やマッサージ、そして漢方などです。

1、体操・ストレッチ・運動

■血管のばし体操

血液がうまく体をめぐらないと血管が硬くなり、老化も進みやすくなるといわれます。これはテレビでも紹介され、1日たった10分でも3週間試してみると次第に体がポカポカしてくるという体操。

《やり方》
1日2回朝と夜に、無理のない程度に行ってください。各ポーズは左右それぞれ30秒ずつ、呼吸を止めないようにするのがポイントです。

①〈太ももの血管〉太ももの付け根をストレッチ。正座して両手を前について右足を後ろの伸ばし、腰を曲げないように顔は正面に向ける。左足も同様。

②〈太もも裏側の血管〉仰向けになって右ひざを抱えて太ももをお腹に寄せる。左足も同様。

③〈太ももとスネの血管〉正座して両手を後ろにつき、右足を前に伸ばして左足かかとはお尻につける。左足も同様。

④〈膝の血管〉膝の裏側をストレッチ。立って右ひざを両手で押さえて左足を曲げながら腰を引く。反対も同様。

⑤〈ふくらはぎの血管〉正座して右足を立て、両手を右膝に載せる。左足を軽く開いて胸を太ももに近づけるように体を前に倒す。
■ブラブラ体操
脱力して手足をぶらぶらさせることで血行をよくします。

《やり方》
・全身の力を抜いて手首や足首をぶらぶらさせるだけ。


■ストレッチ
「第二の心臓」とも言われ、血流に大きく関わるふくらはぎをストレッチすることで、血の流れを良くします。

《やり方》
①座って足首を反対側の膝の上で抑え、足首を10回まわしながら足の指を強めに押す。
②次に足首を離して、ふくらはぎを揉みながら足首を10回まわす。
③ふくらはぎと足裏を揉みながら、また足首を10回まわす。 


■スクワット
下半身の大きな筋肉を鍛えることで、血液を循環させるポンプ機能をアップさせて血流を良くしていきます。

《やり方》
①足を肩幅に開いて立ち、両手は前に出すか頭の上で組む。
②膝を曲げて腰をゆっくり落としていく。膝がつま先より前に出ないようにお尻を後ろに出す感じで。
③5〜10秒間キープしてゆっくり元の位置に戻る。
④無理でなければ10回繰り返す。
  

■かかと上げ
ふくらはぎを動かすことで体のすみずみまで血液がしっかり流れるようにします。

《やり方》
①壁や椅子に手を置き、つま先立ちになってかかとの上げ下ろしを10回行う。
②2〜3セット繰り返す。

2、マッサージやツボ

そしてマッサージやツボ押しもおすすめ。マッサージは滑りをよくするためにオイルやクリームなどを使うと、肌への摩擦の負担が減らせますよ。

《マッサージのやり方》
●内ももマッサージ
あぐらをかいて座り、内ももの真ん中にある骨のそばを膝から付け根にかけて引き上げるようにしてマッサージする。

●リンパマッサージ
①ふくらはぎを包み込むように両手のひらを当て、足首〜膝裏までゆっくりとマッサージ。老廃物を流すイメージで。
②親指を膝すぐ下のくぼみに、残り4本の指を膝裏に当て、先ほど流した老廃物を排出するように強めに3〜5回押す。
③膝の内側〜太もも内側、そして付け根にむかって両手で5回さすり上げる。


《ツボ》
冷え性の方におすすすめのツボはこの3つ。入浴中や入浴後など、体が温まっているときに押すとより効果的です。

・三陰交(さんいんこう)
くるぶしの一番上から9cmほど上の足の内側にあるツボ。左右の親指で少し痛いと感じる程度に10秒ほど押す。押すときに息を吐き、10秒間指を離した状態で息を吸う。数回繰り返して。

・湧泉(ゆうせん)
足裏の土踏まずより少し上の真ん中にある。両手の親指を重ねて、息を吐きながら3秒強く押し、吸いながら3秒離す、を繰り返す。

・八風(はっぷう)
足の親指〜小指の付け根の間にあるツボ。足を親指と人差し指で上下に挟んで揉むように押して指先に向けて引っ張る。8箇所を10回ずつ。

3、漢方

西洋医学では病気として扱われない冷え性ですが、東洋医学の漢方薬を使うのもひとつの方法。血のめぐりの悪さをよくする漢方薬のほか、体の熱量自体が不足している場合の冷え性のために熱を作り出す力をアップさせる漢方、体にたまった水で体が冷えないようにするものも。

■血の巡りを整える
桂枝茯苓丸加(けいしぶくりょうがんか)ヨクイニン
加味逍遙散(かみしょうようさん)
                   など
■体を温める
当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
                  など
■元気な体作りに
八味地黄丸(はちみじおうがん)
                 など
■余分な水分を排出
桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう)
                  など

2、冷え性対策-日常生活編-

普段の暮らしを見直してみましょう。こういったことに少し気をつけるだけで、長く悩まされてきた冷えが楽になるはずです。

4、お風呂や足湯

シャワーで手軽に済ませるのではなく、ゆっくりお風呂に浸かりましょう。体が冷え切っていると熱いお湯に入りたくなりますが、38〜40℃のちょっとぬるめのお湯に20分以上を目安に入浴するのが正解。

それ以上熱いお湯では体の芯まで温まらず、体の先端の血管が収縮しやすくなるので、かえって血のめぐりが悪くなってしまいます。そしてぬるめのお湯にゆっくり浸かると上がった体温が下がりにくいのに対し、熱いお湯では急激に体温が上がりますが10分ほどですぐに下がってしまいます。

お風呂タイムではないけど体が冷えて冷えて…そんな時は足湯もオススメ。40℃くらいのお湯に足をつけるだけでもいいですし、あまり温まらないと感じるなら水を張った洗面器も用意して、5回ほどお湯と水と交互に足を入れましょう。

5、たばこ・お酒を控える

たばこも体の冷えを招きます。冷えの原因は具体的にあとで述べますが、ニコチンは自律神経の一つ「交感神経」に作用するため血管の収縮が起きて、血のめぐりが悪くなるのです。

またお酒は一時的に体を温めますが、冷たいビールなどで内臓が冷えてしまうと血行に影響しやすいので注意が必要。熱燗や赤ワインの方が、冷え対策にはオススメです。

6、食べ物・飲み物

口にするものにも気を配りましょう。冷たい食べ物や飲み物はビールのように内臓を冷やしてしまいますが、それだけではなく体を温める食べ物と反対に冷やす食べ物があります。

《温める食べ物、飲み物》
・ごぼう
・にんじん
・ニラ
・ショウガ
・ニンニク
・かぼちゃ
・玉ねぎ
・桃
・もち米
・アジ
・さば
・鶏肉
・ココア
    など

《冷やす食べ物、飲み物》
・小麦
・トマト
・バナナ
・そば
・豆腐
・たこ
・柿
・スイカ
・白砂糖
・コーヒー
    など


体を冷やす食べ物を全くとってはいけないというわけではなく、ビタミンやミネラルなどもバランスよくいろいろな食べ物を食べるようにしましょう。また、たくさん食べ過ぎると胃腸に血液が集まるので、他の部分へ行き渡りにくくなりますので、ドカ食いにはご注意。

7、腹巻きや靴下を活用

冷え性の方は、上半身は温度調節がしやすいように重ね着で、下半身は暖かくというのが基本。特に足が冷えやすいので、靴下を履くようにするといいでしょう。足元を温めると全身の血行が良くなります。

内臓・お腹が冷えると、体は大切な臓器に血液を集めて体温をキープしようとします。すると手足にまで血が行き届きにくくなり冷えを感じます。ですから腹巻きを活用してお腹を温めることで、手足の冷えの解消につながります。

8、寒くても外にでてみる

寒い時に外に出るのは億劫ですよね。ついつい外になるべく出ないように家にこもってしまいがち。ですが暖房の効いた暖かい室内にばかりいたり、防寒対策バッチリで外出してばかりいると、いつまでも体が寒さに慣れず、いろいろな対策を取ってもなかなかよくなりません。

少しずつ寒さに体を順応させることも必要なのですね。

3、そもそも冷え性ってどんな症状が多いの?

冷え性と一言で言っても、感じる症状はさまざまです。多くの人はこんな辛さを訴えています。

頭が痛い

血のめぐりがうまくいかず冷え性になると、体全体の血行が悪くなります。すると脳の血管の血もスムーズに流れず、痛みが生じます。冷えによって頭が痛む場合の多くは偏頭痛ですが、次のように冷えからくる肩のこりによる場合は、緊張型頭痛のことも。

肩のこり

慢性的な肩のコリ、それも冷え性から来ている可能性があります。冷えを感じている時は血行が悪くなっていることが多いため、筋肉の中に老廃物が溜まりやすくなり、さらに酸素や栄養素が行き届きません。するとこりが発生します。

生理痛

生理は、はがれた子宮内膜を子宮を収縮させて排出しています。この収縮が強いと痛みもひどくなります。収縮は血行が悪くなると生理痛が悪化することもあり得ます。

末端冷え性

体温はさほど低くないのに、手足の先だけが氷のように冷えている、末端冷え性。時には痛みを感じることすらあります。

肌が荒れる

血液が運ぶもの、それは酸素と栄養です。美しい肌を保つためにはこれらが不可欠なのですが、血の流れが悪く十分に行き届かないと細胞の働きが弱くなってしまいます。

その上新陳代謝やターンオーバーの乱れにもつながり、皮膚の再生スピードもダウン。美肌をキープするのが難しくなります。


眠れない

冷え性、特に手足がひどく冷える末端冷え性になってしまうと、なかなかスムーズに眠りにつくことができません。

人の体は、眠る前に手足の血管を広げて血流を増やすことで体に溜まった熱を放散するのですが、手足が冷えているとうまく熱を逃がせられず、熟睡しにくいのです。夜中に自分の手足の冷たさで、目を覚ましてしまうこともあるほど。

不妊を引き起こすとも

冷えと不妊の関係については諸説あり、子宮や卵巣といった妊娠に関わる臓器は簡単には冷えないとされています。ですが「冷え性」で血のめぐりが悪いと栄養や酸素が十分に行き渡りにくいので、機能の低下も考えられます。

体が冷えていることのメリットはないので、妊娠を希望するかしないかに関わらず気をつけたいですね。

内臓型の冷え性も

気づかないうちに内臓が冷えている可能性も。朝起きた時に脇の下より太ももなどの足やお腹を触ってみましょう。脇の下より冷たいようなら、内臓型冷え性かもしれません。

またしょっちゅうトイレに行ったり、お腹を壊しやすかったりする人も、腸や膀胱などの内臓の冷えが原因かも。手足が冷えるというよりは、下半身に冷えを感じやすいでしょう。

4、冷え性や末端冷え性の原因とは?

症状に心当たりはあったでしょうか。食事やマッサージなどの対策を始める前に、冷え性になってしまう原因を整理して知っておきましょう。

1、血行不良

ここまでにも何度も登場した「血のめぐり」。私たちの体は寒さ暑さなど環境の変化に合わせて体温を調節します。寒いと、心臓など生きていくために必要な臓器に血液を集めて体温をキープするため、手足などの血管が収縮します。すると血液が行き渡りにくくなり、冷えを感じるのですね。

2、筋力不足

体から熱を生み出すには、筋肉が必要。筋肉の量が足りないとどうしても熱が少ないので、冷え性になりがちです。

また血液は心臓だけの力で全身に送られるわけではなく、筋肉もポンプのような役割を持っています。筋肉量が足りないとその力が弱く、十分に体に血液が行き渡りません。男性よりも女性に冷え性が多いのは、筋肉量の少なさが関係しています。

3、自律神経の乱れ

「交感神経」と「副交感神経」からなる自律神経。リラックスしているときは副交感神経が優勢で血管も拡張し、緊張しているときは交感神経が優勢で血管は収縮します。

この二つの神経がバランスを崩して極端にどちらが優位になると、血管の収縮や拡張システムがうまくいかなくなり、血のめぐりが悪くなってしまいます。

4、無理なダイエット

「たかが冷え」と思っていると、免疫力がダウンしたり老廃物が溜まったり。胃腸の不調にもつながります。

また冷えと合わせて痛みやめまい・息切れなどの症状が出たときは、重大な病気がひそんでいる事も。放っておかず、医師の診断を受けるようにしましょう。

5、食生活の乱れ

偏った食事も冷えを招きます。出来合いのものや加工食品ばかりを食べていると、脂肪や糖分はとりすぎになり、ビタミンやミネラルは不足しがち。

もちろん前の章で紹介したように、体が冷える食べ物や冷たいものが多い食事も、内臓が冷えてしまうのでNGです。

6、更年期などホルモンバランスの乱れ

女性の体は、「エストロゲン」「プロゲステロン」という女性ホルモンの影響を大きく受けます。更年期やストレスなどでホルモンバランスが乱れると、自律神経の乱れにつながります。

5、冷え性はただ冷たいだけでなく、危険をはらんでいることも!

「たかが冷え」と思っていると、免疫力がダウンしたり老廃物が溜まったり。胃腸の不調にもつながります。

また冷えと合わせて痛みやめまい・息切れなどの症状が出たときは、重大な病気がひそんでいる事も。放っておかず、医師の診断を受けるようにしましょう。

6、寒がりさんマストアイテムおすすめグッズ紹介

■ムートンブーツ
モコモコで見るからに暖かそうなムートンブーツ。素材も値段もいろいろあります。化学繊維は蒸れやすくなり、かいた汗が冷えて逆に足が冷たくなることもあるので、できるだけ天然素材をチョイスしましょう。ムートンインソールもありますよ。


■レッグウォーマー
冷えやすい足首周辺をレッグウォーマーで温めましょう。締め付けがなくゆったりしているので、眠るときにもおすすめです。保温&吸湿バツグンのシルク素材ならより快適です。


■五本指ソックス
いつも靴やソックス、ストッキングの中で圧迫されている足の指を解放してあげられる5本指ソックス。自由に足指が動かせるので、血のめぐりも良くなります。ただしあまりきつすぎないものを選びましょう。かえって締め付けて血行が悪くなってしまいます。

7、まとめ:根本解決で冷え知らず! 

「毎年のことだから…」と秋冬の冷えを諦めていた人も、暑い夏の冷えに悩んでいた人も、なぜ体が冷えるのかお分りいただけたでしょうか?

日頃の何気ない習慣や食生活が冷えにつながっていますから、できることから少しずつ注意してみてくださいね。冷えから解放されてポカポカ元気に1年を過ごしましょう!

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