【体幹トレーニングのやり方】体幹と骨盤を鍛えよう

【体幹トレーニングのやり方】体幹と骨盤を鍛えよう

近年、あらゆるワークアウトの現場や記事では、体幹と骨盤の重要性を説き、実際に強化メニューを実施・紹介しているが、私たちは体幹や骨盤について正しく理解し、適切なトレーニングを行っているだろうか。今、基本に立ち戻って検証する。

まずは用語を知っておこう・【骨格筋】とは?

筋肉には、骨格筋、平滑筋、心筋の3つがあり、通常「筋肉」というときは、骨格筋を指す。横紋が見られるため「横紋筋」ともいい、自分の意志で自由に動かせる随意筋。腕や脚の筋肉、腹筋、背筋などはみな骨格筋。400種類以上あり、体重の約半分を占めており、筋肉ごとにさまざまな役割や働きがある。
ちなみに平滑筋とは、「内臓筋」とも呼ばれる消化器や泌尿器の壁となっている筋肉などで、胃や腸を動かしたり尿などを運ぶ働きをする。血管の壁もこの平滑筋からできている。自分の意志では自由に動かしたり留めたりすることができない不随意筋。心筋とは、心臓だけにある筋肉で、心臓の各部屋の壁を作っている。人間の命のある間は規則正しく継続的に縮膨を行い、状況に合わせて血液を送り出す不随意筋。

【インナーマッスル】とは?

身体の内側(骨に近い深層部)にある筋肉。身体の外側(表層部)の筋肉(アウターマッスル)が大きな力やスピードをつかさどるのに対し、インナーマッスルは姿勢の安定(別名・姿勢保持筋)や持久力、動作の質などをつかさどり、関節同士をしっかりと繫ぎ止めて滑らかな動作を可能にする。さらにアウターマッスルの補助を行い、アウターマッスルの出す力の方向をコントロールする。

【体幹(コア)トレーニング】で得られるメリットとは?

体幹(コア)トレーニングの目的は、肩関節(ピラティスの場合はコアとして扱わないことも)、股関節を含めたコア部のスタビリティ(安定性)、モビリティ(可動性)、そしてファンクション(連動性)を高めることにある。この3つの機能が向上すると、アウターマッスルを使う力仕事やスポーツなどのパフォーマンスもアップし、同時に身体への負担も減らすのでケガを予防することができる。
体幹トレーニングの最大のメリットは姿勢が安定すること。体のどこにも過度な負担がかからない正しい姿勢が取れることにより、呼吸や内臓の動きなど全身の機能が正常化されて、健康で活動的な日常生活を送ることができる。

体幹と骨盤の基本については、こちらをチェック!

http://www.pilates-lab.com/
スポーツ・栄養クリニックhttp://www.clinicsn.com/

撮影/西村武、モデル/山田恵理、取材・文/若尾淳子 
2010年11月号「HBR」より

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