生理不順は将来の不妊につながる!? 生理不順のパターンごとに診断できます

生理不順は将来の不妊につながる!? 生理不順のパターンごとに診断できます

「生理が遅れがち…」「1カ月空いてしまうことがある…」。逆に「終わったと思ったらすぐにまた生理が来る…」などなど。生理不順についての悩みはいろい...

「生理が遅れがち…」「1カ月空いてしまうことがある…」。逆に「終わったと思ったらすぐにまた生理が来る…」などなど。生理不順についての悩みはいろいろです。さらに「生理不順は、将来の不妊につながるのでは?」との質問もよく寄せられます…。生理不順と不妊の関係について気になりますね。生理不順のパターンごとに、将来の不妊との影響をご紹介します。

治療してすぐに改善すれば大丈夫

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正常な生理周期は、「25日~38日の間に生理が来て、3~7日間出血が継続している状態」です。生理が25日~38日の間で来れば問題ありません。

2~3か月に渡って生理が来ないような場合は、卵巣機能に問題がある可能性も否定できません。婦人科を受診してください。

もしも生理不順でも、治療してすぐに改善する生理不順なら、それがすぐに不妊症につながるということはないでしょう。
ただ、卵巣機能不全(卵巣の働きの低下)やそのほかの病気があると、不妊につながる可能性もあります。

生理不順のパターンごとの対処法

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生理不順にも、いくつかのパターンがあります。それぞれのパターンで、妊娠、出産への影響について説明します。

●稀発月経(きはつげっけい)

生理の正常周期は25日~38日間のサイクル。個人差はありますが、39日以上、間があいてしまうような、周期が長い生理のことを「稀発月経」といいます。

稀発月経の原因は、卵巣の働きが低下していて、女性ホルモンが順調に分泌されていない可能性が考えられます。
稀発月経でも排卵があれば、妊娠、出産が可能ですが、無排卵の可能性も多いです。
1~2カ月様子をみて、生理周期が正常になればいいですが、周期が長く開いてしまう状態がさらに続くようなら、女性ホルモンのバランスがどうなっているか、排卵はしているかどうか、を婦人科で調べてもらいましょう。

●頻発月経(ひんぱつげっけい)

生理周期が24日以下の短いサイクルで生理が来ることを「頻発月経」といいます。
原因は、卵巣の機能が落ちているか、ストレスで女性ホルモンの分泌が乱れたことなどが考えられます。

頻発月経のなかには、女性ホルモンのひとつであるプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が不十分で、排卵日から生理開始までの期間が短くなってしまう「黄体機能不全」という病気の場合もあります。

プロゲステロンが不足すると、子宮内膜が十分に成熟しないため、妊娠しにくかったり、妊娠しても流産が起こりやすくなることも。
妊娠、出産を望んでいる人は、早めに婦人科を受診して、女性ホルモンの分泌がどのような状態なのかを調べましょう。

●過少月経(かしょうげっけい)、過短月経(かたんげっけい)

生理の出血量が少なく、ナプキンに出血がわずかにつく程度で終わってしまうような生理を「過少月経」と言います。
また、生理が2日以内で終わってしまう生理を「過短月経」といいます。

いずれの場合も、女性ホルモンの分泌量が少ないため、子宮内膜の厚みが薄い、あるいは子宮自体の発育が不十分な状態、甲状腺機能異常などが原因のこともあります。

生理はきても、排卵のない無排卵月経になっている場合も多いので、長い間、そのままにしておくと不妊症の原因になってしまいます。
婦人科を早めに受診しましょう。場合によっては、ホルモン剤などで治療が必要なこともあります。

●プレ更年期の月経不順

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卵巣の老化は、35歳ころから始まっています。
更年期の前段階のプレ更年期(30代後半~40代前半くらい)で、生理周期が乱れたり、出血量が減るなどの症状がある人は、閉経に向けての体の変化がすでに始まっているのかもしれません。

閉経は、平均的には50歳前後ですので、あまり早くから更年期のような状態が起こると、老化も早まります。それに、閉経後に起こりやすい病気のリスクも高まります。
そのため、不足する女性ホルモンを補う治療が必要になる場合もあります。

基礎体温は女性にとってのミカタになります!

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婦人科を受診するときには、できれば基礎体温表を持参しましょう。
基礎体温には、生理周期だけでなく、排卵があるかどうか、卵巣の機能が大丈夫か・・・など、たくさんの情報が詰まっています。

専門家が基礎体温の変化を見れば、どの時期にどのホルモンが不足しているのかなど、多くの情報を得ることができるのです。

でも、基礎体温をつけていなくても、3カ月以上、ここにあげたような生理不順が続いたら、まずは受診してみてください。

文/増田美加

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